徳川家康影武者説の新しい解釈の小説。
上下巻があり、史実にそったやり方で新たな解釈をし、
家康影武者説を描いている。
描写も展開も見事だが、参考文献に
榛葉英治の「異説徳川家康」も、木宮高彦「徳川家康その隠された謎の真相」も
村岡素一郎の「史擬家康」も、隆慶一郎の「影武者家康」、
そして山岡宗八の「徳川家康」、八切止夫氏の家康替玉説に関する書籍が
入っていない事が不自然である。
内容的には、これらの書籍を参考にしたとしか思えない人物設定や状況設定もある。
不思議ではあるが、面白いのも事実である。
一度これらの書籍と読み比べるとなお面白さが増すはずである。
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家康、死す 下 単行本 – 2010/9/10
宮本 昌孝
(著)
家康暗殺の首謀者は誰か、謎に迫る次郎三郎真の嫡男・信康が徳川の家督を相続するまで秘密を守ろうとする世良田次郎三郎は、ついに暗殺首謀者を突き止めるが・・・。家康の出生の謎に迫る骨太な歴史小説。
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/9/10
- ISBN-104062165023
- ISBN-13978-4062165020
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/9/10)
- 発売日 : 2010/9/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 266ページ
- ISBN-10 : 4062165023
- ISBN-13 : 978-4062165020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,369,248位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月27日に日本でレビュー済み
徳川家康影武者説の一つだが、本書の趣向は影武者が家康の双子の片割れという設定だ。事情があって下巻から読み始めたが、この設定がわからなくても十分に楽しめた。エンディングの種明かしはしないが、主人公の果たせなかった希望を彼の愛する人々が達成する下りが面白い。
2011年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふたり道三のときのような、魅力ある脇役がいないのは、残念であり、最後の謎解きもひねりがほしいと思う。(-_-;)
2011年5月26日に日本でレビュー済み
家康の影武者を扱った名作に隆慶一郎の「影武者徳川家康」があるだけに、かなり期待して読み始めた。
一応、主人公世良田次郎三郎対家康という構図をとっているのだが、うーん、家康のキャラが弱い。
もっと両者を対比させてギラギラ腹黒い家康を見たかった。見せ場が少なすぎる。
最後にプチどんでん返しみたいなものがあるが、全然インパクトなしwww
ちょっと時間をかけて読んだせいか、「は? 結局家康って誰?」と思ってしまった。
登場人物の血縁関係がごちゃごちゃしていて、読み進めるうちによくわからなくなってきた。
おもしろい題材だけに惜しい。
一応、主人公世良田次郎三郎対家康という構図をとっているのだが、うーん、家康のキャラが弱い。
もっと両者を対比させてギラギラ腹黒い家康を見たかった。見せ場が少なすぎる。
最後にプチどんでん返しみたいなものがあるが、全然インパクトなしwww
ちょっと時間をかけて読んだせいか、「は? 結局家康って誰?」と思ってしまった。
登場人物の血縁関係がごちゃごちゃしていて、読み進めるうちによくわからなくなってきた。
おもしろい題材だけに惜しい。