タイトルを見ると、子供の芽を親が摘み取らずに育てる方法が詳しく載っているのかと思ってしまいます。
実際に本を読んでみると、著者がどのようにして生まれ育ち、光一さんを授かったのかということと、光一さんがどのような子供であったかがエッセイのように書かれてあるだけで、タイトルを詳しく掘り下げている箇所は見当たりません。
タイトルに関連することと言えば、しつけは5歳までにしっかりと行い、それからは必要以上に子供に口出しをせずに見守るべき、といったことくらいでしょうか。
それ以外は、気づいたら光一さんがよくできた子になっていた。と言うような旨が書かれています。
著者であるお母様もその時代には珍しく高等教育を受けられ、電電公社でお勤めされていたようですし、ご主人も優秀な方のようなので、この本を読むと「遺伝子がよかったから光一さんが優秀、というのもやっぱりあるよなあ」と思ってしまいます。
数時間もあれば読みきってしまいますし、悪い内容ではないと思うので
読んで損したとは思いませんが、
「タイトルに釣られた!」という感は否めないです。
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進路を自分で決められる子どもに育てよう -宇宙飛行士 若田光一・成長の記録 単行本(ソフトカバー) – 2011/5/20
若田 タカヨ
(著)
2013年、日本人初の宇宙ステーション「船長」(ISSコマンダー)に決定!
どの子も、生まれながらにして、「その子だけの芽」を持っています。お母さんは、どのように「光一君の芽」を見つけ、はぐくみ、伸ばしていったのでしょうか。
私が子育てをするうえで、いちばん気をつけてきたことは、「子どもは、興味がある、ということを言葉で言い表せるわけではない。でも、子どもの目がどこに向いているか、子どもの目は何を見ているかを知ることで、子どもが興味を持っていることがわかる」というものです。子ども一人ひとりが興味あること、やりたいこと、好きなことを見極めて、それをバックアップしてやるのが親のつとめではないでしょうか。――<「まえがき」より>
どの子も、生まれながらにして、「その子だけの芽」を持っています。お母さんは、どのように「光一君の芽」を見つけ、はぐくみ、伸ばしていったのでしょうか。
私が子育てをするうえで、いちばん気をつけてきたことは、「子どもは、興味がある、ということを言葉で言い表せるわけではない。でも、子どもの目がどこに向いているか、子どもの目は何を見ているかを知ることで、子どもが興味を持っていることがわかる」というものです。子ども一人ひとりが興味あること、やりたいこと、好きなことを見極めて、それをバックアップしてやるのが親のつとめではないでしょうか。――<「まえがき」より>
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/5/20
- ISBN-10406216969X
- ISBN-13978-4062169691
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/5/20)
- 発売日 : 2011/5/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 194ページ
- ISBN-10 : 406216969X
- ISBN-13 : 978-4062169691
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,335位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 28,676位ノンフィクション (本)
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