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おまえさん(下) 単行本 – 2011/9/22
宮部 みゆき
(著)
事件の真相が語られた後に四つの短篇で明かされる、さらに深く切ない男女の真実。
知らなきゃよかった?
謎解きは終わっても、恋心は終わらない。
どうしてこんなふうに「こころ」が書けるんだろう
二十年前から続く因縁は、思わぬかたちで今に繫がり、人を誤らせていく。男は男の嘘をつき、女は女の道をゆく。こんがらがった人間関係を、“ぼんくら”同心・井筒平四郎の甥っ子、弓之助は解き明かせるのか。真犯人が判明した後、さらに深く切ない謎が読者を待つ。男は男で、女は女で、それでも男女で生きていく。
宮部みゆきにしか書けない奇跡の大長編。
知らなきゃよかった?
謎解きは終わっても、恋心は終わらない。
どうしてこんなふうに「こころ」が書けるんだろう
二十年前から続く因縁は、思わぬかたちで今に繫がり、人を誤らせていく。男は男の嘘をつき、女は女の道をゆく。こんがらがった人間関係を、“ぼんくら”同心・井筒平四郎の甥っ子、弓之助は解き明かせるのか。真犯人が判明した後、さらに深く切ない謎が読者を待つ。男は男で、女は女で、それでも男女で生きていく。
宮部みゆきにしか書けない奇跡の大長編。
- 本の長さ514ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/9/22
- 寸法13.9 x 3 x 19.4 cm
- ISBN-104062172534
- ISBN-13978-4062172530
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/9/22)
- 発売日 : 2011/9/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 514ページ
- ISBN-10 : 4062172534
- ISBN-13 : 978-4062172530
- 寸法 : 13.9 x 3 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 650,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,880位歴史・時代小説 (本)
- - 3,863位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
イメージ付きのレビュー
4 星
時代劇の捕物の醍醐味
20年前の殺人事件の主犯格が、後年罪を他言したことから自らが殺されるという怨恨事件の真骨頂ともいえる内容だった。一般文学通算2379作品目の感想。2020/03/23 15:45
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近文庫版では字が小さくなってしまい単行本タイプを探していました。
注文の際に間違えて持っている文庫版を買ってしまいガッカリしていましたが今回ようやく念願の単行本版を手にできました。
この他に何冊か宮部みゆきの本を単行本版で買わせていただきました。
アマゾンは注文の際に単行本、文庫版と大きく書いているので安心ボタンを押すことが出来ました。
注文の際に間違えて持っている文庫版を買ってしまいガッカリしていましたが今回ようやく念願の単行本版を手にできました。
この他に何冊か宮部みゆきの本を単行本版で買わせていただきました。
アマゾンは注文の際に単行本、文庫版と大きく書いているので安心ボタンを押すことが出来ました。
2023年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代物の代ファンなので、おもしろく読みました。
2021年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮部みゆきさんの時代小説が好きです。
なかには苦手なものもあるのですが、ぼんくらシリーズは好きです。
とくに、このおまえさんは一番おもしろいと思います。
なにより、登場人物がいい人で心地いい。
設定とかいやーー複雑になっているようで筋が通っていて。
全員が機能していると言うか。
正直、宮部みゆきの本は色々読んでいますが、これが一番おもしろく読めました。
面白くと言うか、楽しく読めたんです。
また続編、出てほしいですねー。
なかには苦手なものもあるのですが、ぼんくらシリーズは好きです。
とくに、このおまえさんは一番おもしろいと思います。
なにより、登場人物がいい人で心地いい。
設定とかいやーー複雑になっているようで筋が通っていて。
全員が機能していると言うか。
正直、宮部みゆきの本は色々読んでいますが、これが一番おもしろく読めました。
面白くと言うか、楽しく読めたんです。
また続編、出てほしいですねー。
2013年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辻斬りに殺された久助の遺骸と、密室さながらの殺人で、遺骸となって発見された生薬屋瓶屋新兵衛。この2人は20年前、生薬屋大黒屋のざく(調剤師)であった。そして大黒屋の当主藤右衛門(直一)は、当時吉松というざくを3人で殺めた事を語る。
そして今度は、先の2人同じ斬り口で、夜鷹のお継の骸が上がる。一連の殺しとの関連性は、果たして下手人は…。
また、一方では、夫の兼三が獄死し、子どもと残され5人の子の中で、三太郎だけ見捨てたおきえが、商家の内儀として派手に暮らしていたが、夫の千蔵から三行半を突き付けられたと、政五郎を頼ってやって来た。
全く三太郎を顧みないおきえに、政五郎は憤りを感じる。
弓之助の兄貴・淳三郎を始め、新たに個性豊かな面々が加わり、話に深みが増して面白くなっているのだが、後半、その新規加入の方々の存在が薄れていったと同時に、エピソードが詰め込まれ過ぎで、語らい人が変わるため、視点がぼやけ易く、結末の謎解きも雑な感じがが否めず、シリーズとしては残念であった。
そして今度は、先の2人同じ斬り口で、夜鷹のお継の骸が上がる。一連の殺しとの関連性は、果たして下手人は…。
また、一方では、夫の兼三が獄死し、子どもと残され5人の子の中で、三太郎だけ見捨てたおきえが、商家の内儀として派手に暮らしていたが、夫の千蔵から三行半を突き付けられたと、政五郎を頼ってやって来た。
全く三太郎を顧みないおきえに、政五郎は憤りを感じる。
弓之助の兄貴・淳三郎を始め、新たに個性豊かな面々が加わり、話に深みが増して面白くなっているのだが、後半、その新規加入の方々の存在が薄れていったと同時に、エピソードが詰め込まれ過ぎで、語らい人が変わるため、視点がぼやけ易く、結末の謎解きも雑な感じがが否めず、シリーズとしては残念であった。
2021年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮部みゆきさんの書き方には特徴があって、当たり前の話だけど、読み始めて暫くの間はかなり我慢して読んでいます。この作品はその我慢時間が小々長いように思いました。下巻を買いましたがまだ読み始めていません。