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ルーズヴェルト・ゲーム ハードカバー – 2012/2/22
購入オプションとあわせ買い
待望の連続ドラマ化!TBS日曜劇場で2014年4月スタート(主演:唐沢寿明)
中堅メーカー・青島製作所の野球部はかつては名門と呼ばれたが、ここのところすっかり成績低迷中。会社の経営が傾き、リストラの敢行、監督の交代、廃部の危機・・・・・・。野球部の存続をめぐって、社長の細川や幹部たちが苦悩するなか、青島製作所の開発力と技術力に目をつけたライバル企業・ミツワ電器が「合併」を提案してくる。
青島製作所は、そして野球部は、この難局をどう乗り切るのか?
負けられない勝負に挑む男たちの感動の物語。
- 本の長さ450ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/2/22
- 寸法14 x 3 x 19.5 cm
- ISBN-10406217376X
- ISBN-13978-4062173766
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/2/22)
- 発売日 : 2012/2/22
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 450ページ
- ISBN-10 : 406217376X
- ISBN-13 : 978-4062173766
- 寸法 : 14 x 3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 162,512位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 45,835位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
池井戸 潤(いけいど・じゅん)
岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。
「果つる底なき」(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、「鉄の骨」(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」(小学館文庫)で直木賞を受賞。
他の作品に、『半沢直樹』シリーズ①「オレたちバブル入行組」、②「オレたち花のバブル組」、③「ロスジェネの逆襲」(すべて文春文庫)、④「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)、『花咲舞が黙ってない』原作本「不祥事」、「空飛ぶタイヤ」(それぞれ講談社文庫/実業之日本社文庫)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)、「民王」(文春文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)、「七つの会議」(集英社文庫)、「なるへそ」(Kindle Singles)などがある。
7月8日発売予定の「陸王」(集英社)が最新刊となる。
<ドラマ化情報>
●TBSテレビ 日曜劇場『下町ロケット』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「下町ロケット」(小学館文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)
出演: 阿部寛、土屋太鳳、立川談春、安田顕、真矢ミキ、恵俊彰、吉川晃司、杉良太郎ほか
●テレビ朝日 『民王』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「民王」(文春文庫)
出演: 遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、知英、高橋一生、金田明夫、草刈正雄、西田敏行ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』シーズン2 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)ほか
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●フジテレビ 『ようこそ、わが家へ』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫)
出演: 相葉雅紀、沢尻エリカ、有村架純、南果歩、寺尾聰ほか
●WOWOW 『株価暴落』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「株価暴落」(文春文庫)
出演: 織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、板尾創路、石黒賢、石橋凌ほか
●TBSテレビ 『ROOSEVELT GAVE~ルーズヴェルト・ゲーム』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)
出演: 唐沢寿明、檀れい、石丸幹二、立川談春、和田正人、江口洋介、山崎努 ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)、「銀行総務特命」(講談社文庫)
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●TBSテレビ 『半沢直樹』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 半沢直樹シリーズ
「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」(文春文庫)
出演: 堺雅人、上戸彩、及川光博、北大路欣也、香川照之 ほか
●NHK 『七つの会議』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「七つの会議」(日本経済新聞出版社)
出演: 東山紀之、石橋凌、吉田鋼太郎、長塚京三 ほか
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ちょっとストーリー忘れていたこともあって、痛快で面白い物語でした。
また、企業の経営難と野球を掛け合わせた作品はとても目新しくそこまで野球に興味のない自分でも激しく引き込まれた。
半澤シリーズは今4、5巻まであるが、ドラマなどで興味が湧いた人や池井戸作品を初めて読んでみたい人はこの本を是非オススメしたい。1冊読み切りで読みやすくこれぞ池井戸潤作品!と呼べる展開で面白かった。
本作もテイストは似ていて、実際の歴史的背景を利用しての創作です。本作もあちらこちらから困難が襲ってきます。これでもかとあの手この手で襲ってきます。対して、熱く一生懸命な人間達が苦悩しながら立ち向かう。その途中では元気がもらえるような温かく前向きな示唆も多いです。少しでも光明が見えるまで読み進みたくてなかなか読むのをやめられませんでした。
ちょっと先の展開が読めてしまう場面もありましたが、読者の期待を裏切らない展開だとも言えます。文体も含めて、万人受けする作品ではないでしょうか。ご自分が推進した派遣制度で稼いでいるタケナカセンセイにも是非読んでいただきたい作品です。
なお、巻末の解説は著者の構成の巧さを改めて気づかせてくれる点で有益ですが、あらすじの記述も多いので作品の前に読まない方がよいかもしれません。
ありていに言えば、野球版半沢直樹、と言ったら簡便に過ぎるかしら。
・・・
ビジネスで追い詰められた中小企業の青島製作所。当該企業が抱える弱小野球チーム。大手取引先から大幅値下げ交渉を迫られ、競合先からは吸収合併のための工作を仕掛けられ、さらに取引銀行からの融資には渋い顔をされる。そうした中で企業野球部の行く末はどうなるのか。ってそういう筋です。
・・・
うーん、これはですね、以前ドラマで見た下町ロケットと雰囲気が似ていますね。
社内外に敵や問題があり、銀行もとっても意地悪、みたいな。でも最終的には青島製作所の社長の頑張り?でハッピーエンドを迎えます。
・・・
振り返ると、急激な変化に対して経営者がとり得る手というのは、実はそんなに多くない(むしろほとんどない!?)と、本作を読んでいて感じました。
その観点ではまだ瀬戸際にいないときこそ環境分析やリスク管理等を強化するべきかもなあと思いました。もちろん、中小ですと社長自らが経営企画部兼営業部長だったりしますのでリソース的に難しいところではありましょうが。
本作の場合ですと大手顧客であるジャパニクス。当社への売上比率を平準化して他社への販路を拡大するとかを掲げておくべきだったのでは、とか。作中で成功した回路の小型化により別業種へのチップの販売などは、土壇場ではなく想像して準備できなかったかなあ、とか感じました(言うのは簡単ですね。そして結果論でもあります)。
・・・
そうそう。ビジネスとして起死回生の逆転弾を打った青島製作所でしたが、野球部は廃部となりましたね。このあたりは世の流れを感じます。
企業スポーツは衰退の一途をたどるのでしょうが、今度は地域が・で、スポーツを支えるような形になっていくのかもしれませんね。プロ野球やJリーグなどもそうですが、野球の独立リーグってのも、有名な四国のもの以外にも新潟や北海道などにもあるそうです。こうした小規模のスポーツクラブを地元の企業や個人が支えらるようになるといいですよね。
本作で、青島製作所の野球部員が自らの実力を揶揄して「アマチュア以上プロ未満」と表現する部分がありました。プロはほんの一握り、そしてそれに憧れるままで終わる人が大半。そうした中にあって企業スポーツは(とりわけ野球にあっては)プロと学生との間をつなぐ貴重な場として機能したと思います。
企業がこれを支える時代はもう終わりなのでしょうね。こうした状況は、独立リーグや多くの下位リーグのピラミッドによってより幅広く、豊かなスポーツ環境にとって代わられるのかなあと思います。
・・・
ということで池井戸氏の作品でした。池井戸作品(本)は実は二作目でした。
本作はビジネス系というより、企業スポーツの存在意義という観点から面白く読めました。
野球好きのかたはもとより、スポーツに関心のある方には楽しんでもらえると思います。
経済ものでもなく、スポーツものでもなく。
どっちにも引き込まれる迄に至らず。
個人的には半沢直樹より好きです。