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ジェントルマン 単行本 – 2011/11/26

3.9 5つ星のうち3.9 65個の評価

ぼくの愛したその男、罪人(つみびと)につき。
非の打ちどころのない優しさを持つ青年、漱太郎。紳士の顔に隠された、道徳の汚れを垣間見たそのときから、夢生は彼の“告解の奴隷”となった――。
哀切極まる衝撃の結末に、あなたは耐えられるか。
圧倒的熱量で紡がれる生と性の残酷さ、ままならない恋の究極。

眉目秀麗、文武両道、才覚溢れるジェントルマン。その正体――紛うことなき、犯罪者。
誰もが羨む美貌と優しさを兼ね備えた青年・漱太郎。その姿をどこか冷ややかに見つめていた同級生の夢生だったが、ある嵐の日、漱太郎の美しくも残酷な本性を目撃してしまう。それは、紳士の姿に隠された、恐ろしき犯罪者の貌だった――。その背徳にすっかり魅せられてしまった夢生は、以来、漱太郎が犯す秘められた罪を知るただひとりの存在として、彼を愛し守り抜くと誓うのだが……。
比類なき愛と哀しみに彩られた、驚愕のピカレスク長篇小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2011/11/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/11/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 226ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062173867
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062173865
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 65個の評価

著者について

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山田 詠美
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1959(昭和34)年、東京生れ。明治大学文学部中退。’85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを 飾る。’87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。さらに、’89(平成元)年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、’91年 『トラッシュ』で女流文学賞、’96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、’05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 熱血ポンちゃん膝栗毛 (ISBN-13: 978-4101036243)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
65グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月15日に日本でレビュー済み
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夢生。ゲイ、生け花、バーテン。高校時代に雷に打たれたように始まったあの瞬間から、ずっと夢の中を生きている。LGBTQ当事者ですが、理解できる部分と納得できない部分がないまぜの世界線の中、ここまで惹かれる相手がいたら、例え相手がノンケだろうと人生が変わるだろうなと思う。山田詠美によって紡がれるゲイ界隈って、ドライで熱い。読んで良かった。特に最後の40分は、一気に読破した。もしかしたら再読するかもしれない。
2019年9月29日に日本でレビュー済み
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山田詠美らしい作品で、面白かったです。
切ない部分もあり、もう少し詳しい描写が欲しいとろもあり、でした。
でもまた次の作品も読みたいなあ、と久しぶりに思いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年11月4日に日本でレビュー済み
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人間の生きる力というか、生きる中での禍々しさというか、どろどろとした普段表に出してはいけないと理性で止めている部分や素直に感じれば見つけられる感情を存分に出してくれる作家さんだと思いました。駄目だ駄目だとブレーキをかけている所をあえて無いものみたいに普通に書いてくる辺りが凄いですね。そういう思いがあっても出しては駄目だと悪いことだと思う私には読むのにかなり力や精神を削り取られ、読後はどっと疲れました。
こういうことを言葉に出来るのは凄いなと思います。
読みごたえは充分でした。
どっしりくる身の詰まった本でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年12月11日に日本でレビュー済み
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自分の女性としての愚かさを振り返ったり、
生きてきて本気で愛してきたひとたちの性質について考えさせられました。

最終ページを閉じた後、真っ赤な薔薇の涼しく甘い薫りがしました。わたしは良い終わり方だと思います。作中他界した人物全ての魂が浄化されるような。

なぜ逃げない、なぜ訴えない、なぜ自死を選ぶ。性と死は陶酔できる性質があるからなのか。

恋に求めるものが何かはわからない。
人によって違うけれどその選択肢が人生、運命を変えるのだと思います。

私は読んで良かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月24日に日本でレビュー済み
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私はユメの言うところのへテロの女ですが、初めから終わりまで続くユメの切ない恋心(恋の奈落と表現されている)にきゅんとしっぱなしでした。人生をかけた本気の恋に落ちたら、こんなに素敵な世界が生まれるのでしょうか。

山田詠美さんの小説にでてくる女性はだいたい美しくて自信があり、卑屈な気持ちを持たないがゆえに男性に対し主導権を握ることが多い気がします。それも一つの世の真理ですが、(ゲイの男ですが)ユメのようにひたすら切ない恋にのたうっていく話は、とても心に響き美しいと感じました。
一番好きな話かもしれません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月30日に日本でレビュー済み
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ブックオフの105円コーナーにあったとしても買うのを躊躇するくらい陳腐な話。

こんなの書くなんて才能の無駄遣い。
私には時間とお金の無駄遣い。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年3月7日に日本でレビュー済み
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読んでるうちにどんどん引き込まれてしまいました。
文章が美しく、流れるように読めます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年1月6日に日本でレビュー済み
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予定調和な展開とやや説明的な描写が立ちはだかり、物語の中へと
どっぷりと浸ることが出来なかった。
そのため、物語の支柱である主人公の夢生と漱太郎よりも、多くは
明らかになっていない圭子の胸の内の苦しさの方が印象に残った。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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