子供の頃から昆虫は好きで、スズメバチがよくテレビで悪者扱いにされる事に日々違和感を覚えています。
たしかに攻撃態勢に入ったスズメバチは非常に危険ですが、正しく理解していればスズメバチがわざわざ人間を狙って襲う事はありません。
本書はスズメバチの僅か1年の女王蜂の一生を通じて、スズメバチの生態を詳しく、そして分かりやすく紹介してくれている本です。読めば読むほどスズメバチたちが愛おしくさえ感じられる内容です。
蜂を見ると反射的に殺虫剤を出すような人にこそ読んで欲しい1冊です。

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世の中への扉 おどろきのスズメバチ 単行本 – 2013/6/28
中村 雅雄
(著)
昆虫の生態系のトップに君臨するスズメバチ。近年は都市部にも巣をつくり、人を襲うおそろしい「害虫」として悪名高い存在です。しかし、彼女たちの立場から人間や環境を見てみると、いちがいに害虫と決めつけられないことに気づかされます。たくみな巣作り。数百頭もの巨大なファミリー。働きバチのあざやかなハンティング。女王バチと働きバチ、幼虫たちの不思議な関係。そこには、人間社会にも通じる精妙な自然の営みがあります
昆虫の生態系のトップに君臨するスズメバチ。近年は都市部にも巣をつくり、人を襲うおそろしい「害虫」として悪名高い存在です。しかし、彼女たちの立場から人間や環境を見てみると、いちがいに害虫と決めつけられないことに気づかされます。
たくみな巣作り。数百頭もの巨大なファミリー。働きバチのあざやかなハンティング。女王バチと働きバチ、幼虫たちの不思議な関係。そこには、人間社会にも通じる精妙な自然の営みがあります。
40年以上、スズメバチを研究し続けてきた著者の目を通して、意外と知られていないスズメバチの生態、自然のすばらしさ、環境問題、人間とスズメバチの関わりを伝えます。この一冊で、スズメバチ博士になれるだけでなく、身近な自然に思いをはせる想像力を養います。
昆虫の生態系のトップに君臨するスズメバチ。近年は都市部にも巣をつくり、人を襲うおそろしい「害虫」として悪名高い存在です。しかし、彼女たちの立場から人間や環境を見てみると、いちがいに害虫と決めつけられないことに気づかされます。
たくみな巣作り。数百頭もの巨大なファミリー。働きバチのあざやかなハンティング。女王バチと働きバチ、幼虫たちの不思議な関係。そこには、人間社会にも通じる精妙な自然の営みがあります。
40年以上、スズメバチを研究し続けてきた著者の目を通して、意外と知られていないスズメバチの生態、自然のすばらしさ、環境問題、人間とスズメバチの関わりを伝えます。この一冊で、スズメバチ博士になれるだけでなく、身近な自然に思いをはせる想像力を養います。
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/6/28
- 寸法13.5 x 1.8 x 19.6 cm
- ISBN-104062182882
- ISBN-13978-4062182881
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商品の説明
著者について
中村 雅雄
スズメバチ研究者。日本昆虫学会会員。日本応用動物昆虫学会会員。「カーリットの森」を守る会代表。
1948年東京都足立区に生まれる。幼少時より昆虫に興味を持ち、中学時代にスズメバチに刺されたのがきっかけで、スズメバチに強くひかれるようになる。1970年、神奈川県川崎市の小学校教員となる。その頃から、スズメバチの本格的な研究をはじめ、いまに至る。スズメバチを主人公に描いた百田尚樹氏の小説『風の中のマリア』にも、スズメバチの生態やエピソードなどを提供している。著書は『スズメバチ――都会進出と生き残り戦略』(八坂書房)、『スズメバチの逆襲』(新日本出版社)、『スズメバチのしゅうげき』(大日本図書)、『虫〈自然〉は友だち』(新日本出版社)など。
スズメバチ研究者。日本昆虫学会会員。日本応用動物昆虫学会会員。「カーリットの森」を守る会代表。
1948年東京都足立区に生まれる。幼少時より昆虫に興味を持ち、中学時代にスズメバチに刺されたのがきっかけで、スズメバチに強くひかれるようになる。1970年、神奈川県川崎市の小学校教員となる。その頃から、スズメバチの本格的な研究をはじめ、いまに至る。スズメバチを主人公に描いた百田尚樹氏の小説『風の中のマリア』にも、スズメバチの生態やエピソードなどを提供している。著書は『スズメバチ――都会進出と生き残り戦略』(八坂書房)、『スズメバチの逆襲』(新日本出版社)、『スズメバチのしゅうげき』(大日本図書)、『虫〈自然〉は友だち』(新日本出版社)など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/6/28)
- 発売日 : 2013/6/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 164ページ
- ISBN-10 : 4062182882
- ISBN-13 : 978-4062182881
- 寸法 : 13.5 x 1.8 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2020年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供が小学校の図書室で見つけ、大変気に入っているため購入しました。
新品で購入し作者の方の売り上げにしたかったのですが、電子版しかなかったため
中古で購入しました。子供は何度も読んでいます。ありがとうございました。
新品で購入し作者の方の売り上げにしたかったのですが、電子版しかなかったため
中古で購入しました。子供は何度も読んでいます。ありがとうございました。
2019年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らないこと盛りだくさん。著者のスズメバチ愛がすごい!わがクラブで講演していただくことにしました。
2016年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
客観的でありながら、スズメバチに対する愛情が感じられる記述で一貫している。押しつけがましくもなく、独りよがりでもない愛のこもった温かさが全体にある。これなら子供は喜んでスズメバチのことが知りたいと思うだろう。岩石の描写に際してゲーテは愛のこもった記述をしているそうだが、愛情を少しでも共有できたとき、対象に対する理解が生まれるとともに、未知だった新しい側面が開かれて見えてくる。
スズメバチの立場から物事を考えてみるならば、人間の立ち居振る舞いを振り返ることもでき、蜂とのトラブルも減るに違いない。
著者は小学校の教師であったそうで、なるほど分かりやすい文章だ。何が言いたいのかよく分からないような表紙なのが玉に瑕とも思えるが、良書であった。
スズメバチの立場から物事を考えてみるならば、人間の立ち居振る舞いを振り返ることもでき、蜂とのトラブルも減るに違いない。
著者は小学校の教師であったそうで、なるほど分かりやすい文章だ。何が言いたいのかよく分からないような表紙なのが玉に瑕とも思えるが、良書であった。
2013年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供用に買ったのだが、おもしろくて渡す前に読んでしまった。
スズメバチというと、刺されて人が死んだときにぐらいにしかニュースにならないので、生態については全然知らないでいた。
ただ、「怖い」というぐらいの気持ちしかなかったが、一生懸命生きている話を読んで、なんかかわいくて、愛すべき存在に思えてきた。
自分が知らなかったことだらけだが、印象的だったのは、
・毎年、代替わりする。
・一度巣を作って、引っ越しをする。
・スズメバチ同士、つまり、オオスズメバチがキイロスズメバチをおそったりする。
ちなみに、著者はキイロスズメバチにシンパシーを感じているように思われる。
・ビルの上にスズメバチが集まっているときは、カップリングのために待機しているためだったりする。
・都会はキイロスズメバチに暮らしやすく、天敵のオオスズメバチもいない。そのため、人と接触機会が増えている(ハチで年間20人ほど死んでいるらしい)。
・スズメバチの毒で死ぬというより、一度刺されたときにできた抗体と免疫反応を起こしてショック死するということのようだ。
虫嫌いの子どもが、これで少しでも好きになってくれたらと思う。
子どももさることながら、大人の人に一読をお勧めする。
スズメバチというと、刺されて人が死んだときにぐらいにしかニュースにならないので、生態については全然知らないでいた。
ただ、「怖い」というぐらいの気持ちしかなかったが、一生懸命生きている話を読んで、なんかかわいくて、愛すべき存在に思えてきた。
自分が知らなかったことだらけだが、印象的だったのは、
・毎年、代替わりする。
・一度巣を作って、引っ越しをする。
・スズメバチ同士、つまり、オオスズメバチがキイロスズメバチをおそったりする。
ちなみに、著者はキイロスズメバチにシンパシーを感じているように思われる。
・ビルの上にスズメバチが集まっているときは、カップリングのために待機しているためだったりする。
・都会はキイロスズメバチに暮らしやすく、天敵のオオスズメバチもいない。そのため、人と接触機会が増えている(ハチで年間20人ほど死んでいるらしい)。
・スズメバチの毒で死ぬというより、一度刺されたときにできた抗体と免疫反応を起こしてショック死するということのようだ。
虫嫌いの子どもが、これで少しでも好きになってくれたらと思う。
子どももさることながら、大人の人に一読をお勧めする。
2015年5月8日に日本でレビュー済み
スズメバチのことが分かりやすく書いてあります。
ハチが好きだということがよく伝わります。
子どもも読める本なので、読みやすいです。
少しハチに詳しくなりました。
ハチが好きだということがよく伝わります。
子どもも読める本なので、読みやすいです。
少しハチに詳しくなりました。
2013年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
猫缶の残りに通ってくるハチについて知りたくなり探したところ一番新しい本として見つけたもの。
図書館で同著者の本は1冊あったが古かったのでこちらも読んでみた。
概要は古いのと同様のを子供向けに書き直したようなものだが、データは少なく読んでわかりやすい。
手元に置くならこれでいい。
図書館で同著者の本は1冊あったが古かったのでこちらも読んでみた。
概要は古いのと同様のを子供向けに書き直したようなものだが、データは少なく読んでわかりやすい。
手元に置くならこれでいい。
2016年10月27日に日本でレビュー済み
まだ読み終わってはいませんが、あーそうなんだと気づくことが結構ありました。生態をよく理解して対応することが必要ですね。