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発売元 ♪おもぶん♪
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食彩の文学事典 単行本(ソフトカバー) – 2014/1/29

3.8 5つ星のうち3.8 6個の評価

ひとつの食べ物を切り口に、過去、作家たちがその食べ物をどのように作品に描いてきたかを詳細に調べ、文学の映し出した風景から、日本の食の時代背景をさぐった労作です。谷崎潤一郎の好んだ鮎雑炊、林芙美子の思い出のうどん、島尾敏雄を見舞った吉行淳之介と安岡章太郎が帰りに食べた炒飯など、文士たちの知られざるエピソードから、川上弘美、青山七恵、酒井順子らの描く食べ物まで、彩りゆたかに文学と食を描き出す、前代未聞の文学事典!
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商品の説明

著者について

重金 敦之
1939年東京生まれ。慶応大学卒業後、朝日新聞社入社。「週刊朝日」編集部在籍時に池波正太郎、松本清張をはじめとする数々の作家を担当。大学教授を経て文芸ジャーナリストに。食に造詣が深く、文学と食に関する著書を多く手がける。著書に『美味は別腹』(ランダムハウス講談社)、『池波正太郎と歩く京都』(とんぼの本)、『池波正太郎の江戸料理を食べる』(野崎洋光との共著・朝日新聞出版)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2014/1/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/1/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 338ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062187787
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062187787
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 6個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事実をチャンと調べて書かれているか、疑問なところがある。1970年(昭和30年)など。
2014年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文学と食に精通している著者だけあって「食」のうんちくもさりげなく織り込んであるけどさらっとしていて嫌味はなし。
食べ物別に書かれているのでどこから読んでも楽しめる。松茸とか蟹とかふぐとかの美食自慢系よりも、卵とかコロッケとか何気ない食べ物のほうがじんわりときた。幸田文の「流れる」で売れない芸者がコロッケばっかり食べる場面は、成瀬巳喜男映画の杉村春子がおかしくて切なくて絶品だったっけ。
一番食べたくなったのは、池田満寿夫が熱海の旅館で出してもらったという「アサリのすまし汁にバター落としたの」。うまそう!

あ、あと丸谷才一の勘違いをチクリと指摘してたのも面白かった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月28日に日本でレビュー済み
食べることは生きることにつながるのだけれど、そう重く考えず美味しく食べることはとても楽しい。多くの作家がそれぞれの作品のなかで取り上げた食べ物が、その作家の人柄をも表している気がします。たくさんの作家の小説やエッセイの中に現された食べ物からそのころの様子が伝わってきます。どんな人も食べ物や食べることに関心を持ち、食べることが大好き、美味しいものを求めるというのは同じなんだなとほほえましくかんじました。それがエネルギーなのですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月3日に日本でレビュー済み
雑煮、おでん、鱈、鮟鱇、カツ丼、花見団子、竹の子、桜桃
浅蜊、鰹、鮎、うどん、なす、トマト、鱧、鰻、海老、西瓜
バナナ、コロッケ、たこ焼き、松茸、秋刀魚、鯖、蟹、醤油、炒飯、大根
牡蠣、河豚、すっぽん、すし、豆腐、すき焼き、卵、ごはん、カステラ、お茶

文学に登場するこれらの食物を項目ごとに挙げ紹介した内容。
古今の文学を完全網羅というわけにはいかないが涎が出てくるような発見もあった。
作品が発表された当時の時代背景等についても説明されている。
2014年5月23日に日本でレビュー済み
たこ焼きと、うどんのところが特に面白く感じました!今は子供の好きなメニューだからかな(笑)私は、鰹が一番好きです。
2014年4月18日に日本でレビュー済み
あまたの作家たちの食への記述を集めつつ、その背景にある時代、人々の暮らしぶり、そして作家のひととなりをひもとく本書。おいしいたべものを思い浮かべると、つい、食欲に火がつく。さらにイラストレーター、長崎訓子さんの挿画が小粋。そして、さらにこの本を楽しめる工夫が、巻末のさくいん。引用されている著者名がずらりとならんでいるので、自分が大好きな作家の節から読み始めるというアプローチもできる。書林の中の食の宴、じっくりたのしめる一冊。
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