いい本でしたよ
意外性のある話もあり大変楽しい本でしたよ
ありがとうございました
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金を払うから素手で殴らせてくれないか? 単行本 – 2014/3/27
木下 古栗
(著)
「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った──。失踪した米原正和の行方を、当の米原とともに追う鈴木。会社を休んで、米原の自宅、立ち寄り先を米原をともに捜す。果たして、米原は見つかるのか?
失踪した男の行方を、当の男本人が追う──。
読むものを混乱と肩すかしに陥れるカルト作家の真骨頂。古栗ワールド全開の小説集。
「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った──。失踪した米原正和の行方を、当の米原とともに追う鈴木。会社を休んで、米原の自宅、立ち寄り先を米原とともに捜す。果たして、米原は見つかるのか?
失踪した男の行方を、当の男本人が追う──。
読むものを混乱と肩すかしに陥れるカルト作家の真骨頂。古栗ワールド全開の小説集。
「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った──。失踪した米原正和の行方を、当の米原とともに追う鈴木。会社を休んで、米原の自宅、立ち寄り先を米原とともに捜す。果たして、米原は見つかるのか?
- 本の長さ171ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/3/27
- 寸法13 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104062188198
- ISBN-13978-4062188197
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商品の説明
著者について
木下古栗(きのした・ふるくり)…1981年、埼玉県出身。2006年に『無限のしもべ』で第49回群像新人文学賞を受賞。10年には『いい女VSいい女』で絲山秋子より絲山賞を授賞。ほかの作品に『ポジティブシンキングの末裔』がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/3/27)
- 発売日 : 2014/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 171ページ
- ISBN-10 : 4062188198
- ISBN-13 : 978-4062188197
- 寸法 : 13 x 1.7 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,013位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38,198位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日々、木下古栗氏の新作を求めハイエナの心情でいるで、この収録作には正直、期待はずれな感じがしていました。
がしかし、丁度、巷が消費税UPの駆け込み需要で盛り上がるのを見聞きするにつけ、どうしても洒落臭く感じ、その感性を疑わずにいられなかった最中だったのでこの本に出会えてホントに良かったなと思いました。
木下古栗さんありがとう。講談社さんグッジョブ。
がしかし、丁度、巷が消費税UPの駆け込み需要で盛り上がるのを見聞きするにつけ、どうしても洒落臭く感じ、その感性を疑わずにいられなかった最中だったのでこの本に出会えてホントに良かったなと思いました。
木下古栗さんありがとう。講談社さんグッジョブ。
2016年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを読んでぶっとんでるとあり結構そういう本は好きなので買って読んでみましたが、ぶっとんでいるというか後味悪く私にはそんなにはまらない本でした。
2016年8月22日に日本でレビュー済み
予想していた以上に真っ当な筆致の純文学といった印象。
話の内容は一風かわったマニア向けだが、書きぶりは端正。
書きぶりにこそ過剰なものを求めてしまいがちなので、物足りなくもあったが、その分安定している。
かえって王道な題材のものを今後読んでみたい。
話の内容は一風かわったマニア向けだが、書きぶりは端正。
書きぶりにこそ過剰なものを求めてしまいがちなので、物足りなくもあったが、その分安定している。
かえって王道な題材のものを今後読んでみたい。
2014年9月6日に日本でレビュー済み
ほんとばかばかしい。本書では「Tシャツ」などは声を出して笑った。本歌取りというのか、ソローキンばりに言葉を畳み掛けているところもすごかったが、壮大なラストには唖然とした。タイトルだけでも「IT業界 心の闇」なんていうのはたまらない。
これまで著者には実験的・前衛的というイメージがあって読みにくそうで避けてきたのだが、読み始めると巻置くあたわず、一気呵成に読んでしまった。文章のリズムやイメージの自在な遊びが、読んでいてとても心地いい。言葉というか文学というかを、こともなげに自由自在に操っているような感じがする。読んでいるこちらはそのちょっとした手つきに、お茶の間から宇宙の果てまで縦横無尽に気持ちよく振り回される。そして、どれも読了したときに取ってつけたような(というか、取ってつけた)カタルシスがある。それがまたそれはそれで気持ちいい。
これまで著者には実験的・前衛的というイメージがあって読みにくそうで避けてきたのだが、読み始めると巻置くあたわず、一気呵成に読んでしまった。文章のリズムやイメージの自在な遊びが、読んでいてとても心地いい。言葉というか文学というかを、こともなげに自由自在に操っているような感じがする。読んでいるこちらはそのちょっとした手つきに、お茶の間から宇宙の果てまで縦横無尽に気持ちよく振り回される。そして、どれも読了したときに取ってつけたような(というか、取ってつけた)カタルシスがある。それがまたそれはそれで気持ちいい。