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エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守 単行本 – 2014/3/14
石川 智健
(著)
川崎市高津区で連続殺人事件が発生した。所轄署に県警その他の応援を加えた総勢100名を超える特捜本部は、次の犯行を防ぐべく捜査を開始した。現場に残された証拠品や犯行手口からして、捜査本部は同一人物の犯行と断定していた。だが、ひと月が経っても殺人犯は捕まらず、それどころか解決の糸口さえ見つからない低調ぶりだった。そんな折、疲労感漂う捜査本部に新たな捜査員が加わることになった。一人は科学警察研究所から来たプロファイラーの盛崎。そしてもう一人は、捜査員としては本邦初と思われる行動経済学者・伏見真守だった。伏見は経済学を駆使して独自の捜査を開始する。盛崎のプロファイリングによって捜査は進展を見せ始めるが、同一犯人説が大勢を占める中、伏見は独り、3件の殺人のうち1件は別の人物の犯行であることを主張する。経済学者VSプロファイラー。真犯人にたどり着くのはどっちだ!
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/3/14
- ISBN-10406218821X
- ISBN-13978-4062188210
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商品の説明
著者について
石川 智健
1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワード「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。2012年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。
1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワード「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。2012年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/3/14)
- 発売日 : 2014/3/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 307ページ
- ISBN-10 : 406218821X
- ISBN-13 : 978-4062188210
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,555,480位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 397,779位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経新聞の書評に掲載されていたので、関心を持ったので、Kindleで読みました。行動経済学の解説部分はわかりやすかったです。主人公に魅力に欠けていた点とミステリーとしては意外な犯人があまり意外でなかったのがすこし残念。次作に期待します。
2017年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
竹馬の友の息子さんの著作物です。期待を裏切らない作品ですので、購入をお勧めします。
2014年5月5日に日本でレビュー済み
2作目の新人としては非常に良く書けている。
主人公のキャラクター・能力設定も面白く、それほど極端に発想法がユニークというわけではないが、「なるほど!」と膝を打たせる巧さが感じられる。
ただし欠点もないではなく、犯人側の心理の掘り下げ方が十分でないため、「なんでこんな悲劇が起こったか」について今ひとつ納得感が得られない点と、事件の鍵となるある重要なアイテムの作成もちょっと現実的には難しそうな点ももう少し改善の余地があると思う。
とりあえず、シリーズキャラクターとして今後も主人公たちが活躍する次作を楽しみに待つことにしたい。
主人公のキャラクター・能力設定も面白く、それほど極端に発想法がユニークというわけではないが、「なるほど!」と膝を打たせる巧さが感じられる。
ただし欠点もないではなく、犯人側の心理の掘り下げ方が十分でないため、「なんでこんな悲劇が起こったか」について今ひとつ納得感が得られない点と、事件の鍵となるある重要なアイテムの作成もちょっと現実的には難しそうな点ももう少し改善の余地があると思う。
とりあえず、シリーズキャラクターとして今後も主人公たちが活躍する次作を楽しみに待つことにしたい。
2019年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物の設定にも問題あり、シナリオも幼稚、セリフもベタで読んでいるこっちが恥ずかしくなる。最後まで読んでみようとがんばったけど、残り10頁まできてやめました。買って損した。
2015年5月17日に日本でレビュー済み
行動経済学を犯罪捜査に応用する、という新しいコンセプトのミステリ小説。
しかし実際のところ、本作のメインの殺人事件において、行動経済学が犯罪捜査に特別な力を発揮したとは言えない。
行動経済学を旗印にするからには、それなくしてはこの殺人事件が解決不可能であった、というプロットであることが必須であるだろう。
本作では、探偵役の経済学者が、被害者が消えることによって利益を得る人間が、殺人によってどれだけの利益を得るか、ということを確率論的に数値化して論じているが、そんなことは敢えて数値化しなくても、一般的な損得の論理で十分に判断可能である。
結局のところ真相は、意外なところに犯人がいた、という結末で、必要だったのは実は行動経済学ではなく、すべての可能性を予見なく抽出して検討する、という論理学であった。
行動経済学云々ということを別にして、純粋なミステリ小説として見ると、本作のプロットはいくつもの迷彩を施しつつ真犯人の意外性、というところにアイデアがある。このアイデアは、決して目新しいものではないが、施されている迷彩がなかなか強力で、プロットを複雑で味のあるものにしている。
しかし、各々の登場人物のうち、真犯人とその犯行に強い影響を与えた周辺人物の心理造形が弱く、犯行につながる必然性に説得力が少ない。そこが、本作のフィクションとしてのリアリティを損なっており、優れた作品と呼ぶのに躊躇してしまう。
しかし実際のところ、本作のメインの殺人事件において、行動経済学が犯罪捜査に特別な力を発揮したとは言えない。
行動経済学を旗印にするからには、それなくしてはこの殺人事件が解決不可能であった、というプロットであることが必須であるだろう。
本作では、探偵役の経済学者が、被害者が消えることによって利益を得る人間が、殺人によってどれだけの利益を得るか、ということを確率論的に数値化して論じているが、そんなことは敢えて数値化しなくても、一般的な損得の論理で十分に判断可能である。
結局のところ真相は、意外なところに犯人がいた、という結末で、必要だったのは実は行動経済学ではなく、すべての可能性を予見なく抽出して検討する、という論理学であった。
行動経済学云々ということを別にして、純粋なミステリ小説として見ると、本作のプロットはいくつもの迷彩を施しつつ真犯人の意外性、というところにアイデアがある。このアイデアは、決して目新しいものではないが、施されている迷彩がなかなか強力で、プロットを複雑で味のあるものにしている。
しかし、各々の登場人物のうち、真犯人とその犯行に強い影響を与えた周辺人物の心理造形が弱く、犯行につながる必然性に説得力が少ない。そこが、本作のフィクションとしてのリアリティを損なっており、優れた作品と呼ぶのに躊躇してしまう。
2016年1月14日に日本でレビュー済み
読み始める前には、行動経済学というものを全く知りませんでした。
読んでみると、行動経済学の説明はとても解りやすく、また、それほど難しすぎるものでもなく。
「被害者が死んだことによって誰が1番得をしたか」と言うことを、きちんと筋道建てて冷静につきつめて行くというものでした。
登場人物がそれぞれ個性的で、お話の展開も分かりやすかったです。
非常に読みやすくてお手軽に楽しめる本。
次への謎も残っているので、続きが楽しみです。
この作品を読んでから行動経済学に興味を持ち、それ系の本も幾つか読みました。
世界を広げてくれた本と言うことで、とても感謝しています。
読んでみると、行動経済学の説明はとても解りやすく、また、それほど難しすぎるものでもなく。
「被害者が死んだことによって誰が1番得をしたか」と言うことを、きちんと筋道建てて冷静につきつめて行くというものでした。
登場人物がそれぞれ個性的で、お話の展開も分かりやすかったです。
非常に読みやすくてお手軽に楽しめる本。
次への謎も残っているので、続きが楽しみです。
この作品を読んでから行動経済学に興味を持ち、それ系の本も幾つか読みました。
世界を広げてくれた本と言うことで、とても感謝しています。
2016年9月3日に日本でレビュー済み
伏見さん活躍してるー?!経済学捜査官、新しい!と思って手に取りましたが、ちょっと魅力不足を感じました。
主人公の女性捜査官は良いけど、あまり経済学が捜査や結果自体に役にたっている感じがしない。
犯人だけが経済学者・伏見さんを絶賛しているように見えて...(^_^;)
多分みんな彼に一目置いてるんでしょうが、読んでてあまり伝わらなかった。
主人公の女性捜査官は良いけど、あまり経済学が捜査や結果自体に役にたっている感じがしない。
犯人だけが経済学者・伏見さんを絶賛しているように見えて...(^_^;)
多分みんな彼に一目置いてるんでしょうが、読んでてあまり伝わらなかった。
2022年7月11日に日本でレビュー済み
行動経済学と推理の融合、という部分に興味を持って読んでみたが、
①行動経済学の部分が少なかった
②そもそも行動経済学がほとんど役に立っていなかった
と、かなり期待はずれだった。
推理小説として見ても、キャラに魅力も無ければ、ストーリー展開も単調。
続編は読みません。
①行動経済学の部分が少なかった
②そもそも行動経済学がほとんど役に立っていなかった
と、かなり期待はずれだった。
推理小説として見ても、キャラに魅力も無ければ、ストーリー展開も単調。
続編は読みません。