展開がスピーディーで、娯楽小説としてすらすら読める一冊です。
登場人物の描写が面白い。
★が1つマイナスになったのは、「お父さんと伊藤さん」にはちょっと負けるかな・・と思ったからです。
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おまめごとの島 単行本 – 2015/2/19
中澤 日菜子
(著)
恋と結婚を諦めた……
アラフォー女性
家庭から逃げたい……
アラサー主婦
過去をひた隠す……
30代イケメン
不器用な大人たちが
小豆島という大きなおうちで巻き起こす
笑いと深い感動にあふれた「絆」物語。
親友を頼り、東京から小豆島へやってきた内向的30代イケメン・秋彦。島内のホテルで仕事を始めるが、恋も結婚も諦めたアラフォー女性・言問子と、家庭から逃げ出したいアラサー主婦・真奈美の間で、彼を巡りイザコザ発生。さらに東京育ちの美少女の出現で波瀾万丈の予感!? 平穏に生活していた島の人々を巻き込んで、島へ逃げるしかなかった秋彦の内面が明らかになっていく……。「家族」って何だろう? いちばん大事なものって何だろう?
デビュー作『お父さんと伊藤さん』(小説現代長編新人賞受賞作)は
メディア、書店員、読者から圧倒的高評価!
次代を担う新鋭・中澤日菜子の家族小説。
アラフォー女性
家庭から逃げたい……
アラサー主婦
過去をひた隠す……
30代イケメン
不器用な大人たちが
小豆島という大きなおうちで巻き起こす
笑いと深い感動にあふれた「絆」物語。
親友を頼り、東京から小豆島へやってきた内向的30代イケメン・秋彦。島内のホテルで仕事を始めるが、恋も結婚も諦めたアラフォー女性・言問子と、家庭から逃げ出したいアラサー主婦・真奈美の間で、彼を巡りイザコザ発生。さらに東京育ちの美少女の出現で波瀾万丈の予感!? 平穏に生活していた島の人々を巻き込んで、島へ逃げるしかなかった秋彦の内面が明らかになっていく……。「家族」って何だろう? いちばん大事なものって何だろう?
デビュー作『お父さんと伊藤さん』(小説現代長編新人賞受賞作)は
メディア、書店員、読者から圧倒的高評価!
次代を担う新鋭・中澤日菜子の家族小説。
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/2/19
- ISBN-104062193590
- ISBN-13978-4062193597
商品の説明
著者について
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務の後、劇作家として活躍。小説執筆にも取り組み、2013年『お父さんと伊藤さん』で第8回小説現代長編新人賞を受賞、翌年デビュー。同作は「ダ・ヴィンチ」2015年1月号の『本読みのプロが選ぶ、「とっておき」の今年の3冊』(選者:香山二三郎氏)と「本の雑誌」2015年1月号の『2014 エンターテインメント ベスト10』第10位(選者:北上次郎氏)に選出される。
また戯曲では、2007年「ミチユキ→キサラギ」で「第3回仙台劇のまち戯曲賞」大賞、2012年「春昼遊戯」で「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」優秀賞などを受賞歴多数。
また戯曲では、2007年「ミチユキ→キサラギ」で「第3回仙台劇のまち戯曲賞」大賞、2012年「春昼遊戯」で「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」優秀賞などを受賞歴多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/2/19)
- 発売日 : 2015/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 277ページ
- ISBN-10 : 4062193590
- ISBN-13 : 978-4062193597
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
往年の「おもしろうてやがてかなしき」の関西喜劇のステロタイプを現代の離島に敷衍させたような感じ、といえばいいのかな。ほっこり、しんみり、それだけで充分という人には最適。要は、読書に何を求めるかの問題だ。いかにもテレビドラマ的な「わけあり」設定と「絆」っていいものですね的な予定調和を是とするか忌避するかによってそれは二手に分かれる。テクニカルな意味では上手だなあと感心するし、ここまで書ききることができる人は少ないことは認めるけれども。
2015年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家族とは、ひとつひとつ積み重ねられた共通の記憶が土台にある。気弱なイケメンの父親と美しい娘が絆を取り戻していく軸の周辺に、悩むアラフォー女子と不満を持つアラサー主婦を配置して、さらに重要な役どころのある男性を散りばめた構成で、ふむふむと読み進んでいく途中のあることをきっかけに物語が急展開していく。小豆島の風景と、周辺の島も使いながら、情景が目に浮かぶような表現。小説だけれども、ビジュアルを相当に意識して書かれたのではないだろうか。誰しもホッとする、幸せになる読後感に浸れると思う。
2015年3月15日に日本でレビュー済み
主人公の秋彦はイケメン!顔を隠さなければならないほどのイケメンって、どんだけすごいんだろう。おかげで、逃亡してもあちこちの若い女性やおばちゃんに覚えられて、足取りがすぐばれてしまう、というのは笑えた。イケメンにはイケメンの苦労があるようだし、この主人公がまた情けない。
田舎の人は相手の顔をじろじろ見るのに、東京の人は見ないから、東京の人とばれてしまうというあたり、そういうことがあるなと感心。
人と人の絆。その地域性。重いテーマ。なのにコミカルでテンポの良いドタバタ劇。さわやかながら、心の一部に温かいひとかたまりがのこるような読後感でした。
田舎の人は相手の顔をじろじろ見るのに、東京の人は見ないから、東京の人とばれてしまうというあたり、そういうことがあるなと感心。
人と人の絆。その地域性。重いテーマ。なのにコミカルでテンポの良いドタバタ劇。さわやかながら、心の一部に温かいひとかたまりがのこるような読後感でした。
2015年2月28日に日本でレビュー済み
小豆島で繰り広げられるそれぞれの人生。
背負っている過去が繰り広げる意外性が良く描かれている。
不器用な大人達は人生を楽しめるだろうか?
背負っている過去が繰り広げる意外性が良く描かれている。
不器用な大人達は人生を楽しめるだろうか?