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オリンピックへ行こう! 単行本(ソフトカバー) – 2018/3/29

3.7 5つ星のうち3.7 16個の評価

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購入オプションとあわせ買い

大学卓球チーム内の軋轢や友情、競歩ランナーの孤独、サッカー選手の挫折と希望、各種目で日本代表を目指すアスリートを描く応援小説
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商品の説明

著者について

真保 裕一
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2018/3/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/3/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 290ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062209861
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062209861
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.4 x 2.2 x 18.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 16個の評価

著者について

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真保 裕一
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1961年生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ブルー・ゴールド』(ISBN-10:402250787X)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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16グローバルレーティング

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2 星
盛り上がりがない
卓球競技をメインに競歩、ブラインドサッカーの3競技に架ける思いを描いた作品。それほど面白くなかった。一般文学通算2611作品目の感想。2022/02/05 16:20
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月24日に日本でレビュー済み
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エンターティメントの物語を構築する手腕たるや、ただただ、すごい!
勝負の躍動感から心理描写にいたるまで実に細かく脳内で映像として浮かび上がるんだなぁ~
BGMはスーパーカー。
結局、徹夜して一気に読んでしまった。
面白い!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月11日に日本でレビュー済み
大学卓球、競歩、ブラインドサッカーと、どれもさほど注目されている競技ではないと思うのだが、それでもオリンピックを目指して、自分の死力を尽くした熱い戦いが繰り広げられて楽しめた。

卓球は最近では中学~高校生で頭角を現す選手が多い中、あえて大学卓球に注目。ナショナルチーム入りからオリンピックを目指して、卓球に人生をかけた男たち。卓球を仕事にし続けることができる人間は一握りだが、ライバルとの駆け引き、チームメイトとの友情、家族の応援など読み応えが満載だった。

競歩はあまり知らなかったが、50キロと長いレースの中で意外に駆け引きが多いのと、実業団として続けていくことの難しさが描かれていた。また、お世話になった人への恩義や、人としての礼儀、ライバルへの嫉妬など、全てを犠牲にしてきた男の戦いは熱くなった。

ブラインドサッカーは他の2つに比べてページ数が少なかったのが残念。元Jリーガーがアドバイスしていくという展開はおもしろかったが、ブラインドサッカーの醍醐味は伝わりづらかった。いかに他者と連携するのか、声かけをするのかが勝負のポイントになりそうだが、もう少し実戦形式の内容があればもっと楽しめたと思う。
2022年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
卓球競技をメインに競歩、ブラインドサッカーの3競技に架ける思いを描いた作品。
それほど面白くなかった。
一般文学通算2611作品目の感想。2022/02/05 16:20
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5つ星のうち2.0 盛り上がりがない
2022年2月5日に日本でレビュー済み
卓球競技をメインに競歩、ブラインドサッカーの3競技に架ける思いを描いた作品。
それほど面白くなかった。
一般文学通算2611作品目の感想。2022/02/05 16:20
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2018年7月10日に日本でレビュー済み
真保裕一の卓越したスポーツ描写が本作品の魅力ですし、個性でした。
卓球、競歩、ブラインドサッカーの3種類の競技を臨場感たっぷりに描写しています。
卓球の分量が一番多く、本書のメイン作品です。登場人物描写や背景も、卓球の競技の詳しい描写も読みごたえのあるものでした。

小説ですので、未読の方も多いでしょうから、内容やあらすじには触れません。オリンピックをめざすレベルの選手の努力、技量、そしてそれをバックアップするコーチや友人の支えなど、並みの努力で到達できる境地ではないのも理解できますし、上手く描いていました。

スピード感ある文体も好みでした。参考までに、ストーリー展開に影響を及ぼさない範囲の文章を少し例示します。
「卓球」では、「打ち続ける。一球も無駄にせず、全身全霊をこめて打つ。時間は気にしなかった。この瞬間が明日を支える。ひたすら信じて打ち合った。」と短い文章を巧みに繋げながら主人公の努力する姿を見事に浮き上がらせており、有名作家の筆力の確かさを随所で感じ取りました。

映画化やテレビドラマ化できる素材ですし、小説を読みながら、卓球競技の奥深さやテクニック、心理戦の必要性など、様々なことを教えられた小説でした。今後、卓球競技を観戦する際に見方が変わるような気がしました。

これまで何作か読んできた真保裕一ですが、本書でのテーマや描写を通じて、作風の幅広さも伝わってきます。
2018年12月10日に日本でレビュー済み
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「中学の部活動から始めるのでは遅すぎた」卓球、見ている側もなぜその競技が存在するのかわからず、4年に一度のオリンピックでしか絶対に見ることがない競歩、競技の存在自体は知っているものの観戦したことがないブラインドサッカーという失礼ながら「マイナー」な3競技ピックアップ。一般人にはほとんどわからないレベルの高い競技内容の描写は緊迫感がじゅうぶんに伝わりました。

ひとつだけ「?」。ブラインドサッカーはオリンピック競技ではないので「オリンピックには行けない・・・」のではないでしょうか。