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月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) 文庫 – 1992/6/20
「あなたは私の主(あるじ)、お迎えにまいりました」
学校にケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿(たど)りついたところは、地図にない国。
そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇から躍りでる異形(いぎょう)の獣たちとの戦いだった。
「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」
陽子を異界へ喚(よ)んだのは誰なのか?帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる!
学校にケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿(たど)りついたところは、地図にない国。
そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇から躍りでる異形(いぎょう)の獣たちとの戦いだった。
「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」
陽子を異界へ喚(よ)んだのは誰なのか?帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1992/6/20
- 寸法10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104062550717
- ISBN-13978-4062550710
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商品の説明
著者について
大分県中津市生まれ。大谷大学文学部卒業。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。ホワイトハートは、壮大なファンタジーを描く十二国記シリーズの『月の影 影の海』(上)(下)巻、『風の海 迷宮の岸』(上)(下)巻、『東の海神(わだつみ)西の滄海』、『風の万里 黎明の空』(上)(下)巻、『図南(となん)の翼』があり、本格ホラーでは、『悪夢の棲む家』(上)(下)巻、『過ぎる十七の春』、『緑の我が家』が大好評。また、CDドラマ『東の海神 西の滄海』も好評発売中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1992/6/20)
- 発売日 : 1992/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4062550717
- ISBN-13 : 978-4062550710
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 644,528位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 83位講談社X文庫ホワイトハート
- - 140,783位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高
2023年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十二国記シリーズはずっと気になっていた。読むのが楽しみだ。
2019年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私がこの本に出会ったのは、大学生の頃でした。
将来への漠然とした不安と、自分よりうまくいっているように見える周囲の友人への隠しきれないねたみ、そういう負の感情に、毎日なんとなく押しつぶされ、自己嫌悪に陥っていたように記憶しています。そんなとき、とある本屋さんに平積みされていたのがこのシリーズとの出会いでした。
平凡な女子高生である「陽子」は、ある日突然異世界に放り込まれ、それは過酷な逃走劇を強いられます。
なぜ自分がこんな場所に連れてこられたのか、なぜ命を狙われるのかも分からず、ただ生き延びるためだけの旅を続けていきます。
あらすじだけを見ると昨今流行の「なろう小説」系ですが、この十二国記の希有なところは、物語そのものの面白さ以上に、人がどうあるべきか、自分に誇れる自分とはなんなのか、そういったものを考えさせてくれる部分なのではないかと感じています。
主人公の陽子は、「ごく普通」の女子高生です。
それは、いい意味でも、わるい意味でも。
普通に善良で、普通に臆病で、普通に卑怯で、普通に弱い。
まるで、私(読者自身)のようだと思いました。
物語の主人公によくある強さとは無縁に見えます。
その陽子が、旅を通して自分自身について考え、成長していくさまは見事としか言いようがありません。
そして陽子とともに旅を続ける私(読者自身)もまた、彼女と同じように、自分らしさやどうすれば自分自身を好きでいられるか、ということを自然と考えるようになっていました。
生き方に迷うあの頃、この物語に出会えたことを感謝しています。
そして同じように、今、生き方に迷うたくさんの若い女性に読んで欲しいと思います。
ちなみに私が最初に買ったのはホワイトハート版でしたが、新刊が出たのを期に新潮文庫版も新たに揃えました。
ホワイトハート版と比較すると挿絵が違います。それから本文もところどころ表現を変えていますが、内容は変わりありません。全体的には新潮文庫版のほうが大人っぽい雰囲気になっています。
将来への漠然とした不安と、自分よりうまくいっているように見える周囲の友人への隠しきれないねたみ、そういう負の感情に、毎日なんとなく押しつぶされ、自己嫌悪に陥っていたように記憶しています。そんなとき、とある本屋さんに平積みされていたのがこのシリーズとの出会いでした。
平凡な女子高生である「陽子」は、ある日突然異世界に放り込まれ、それは過酷な逃走劇を強いられます。
なぜ自分がこんな場所に連れてこられたのか、なぜ命を狙われるのかも分からず、ただ生き延びるためだけの旅を続けていきます。
あらすじだけを見ると昨今流行の「なろう小説」系ですが、この十二国記の希有なところは、物語そのものの面白さ以上に、人がどうあるべきか、自分に誇れる自分とはなんなのか、そういったものを考えさせてくれる部分なのではないかと感じています。
主人公の陽子は、「ごく普通」の女子高生です。
それは、いい意味でも、わるい意味でも。
普通に善良で、普通に臆病で、普通に卑怯で、普通に弱い。
まるで、私(読者自身)のようだと思いました。
物語の主人公によくある強さとは無縁に見えます。
その陽子が、旅を通して自分自身について考え、成長していくさまは見事としか言いようがありません。
そして陽子とともに旅を続ける私(読者自身)もまた、彼女と同じように、自分らしさやどうすれば自分自身を好きでいられるか、ということを自然と考えるようになっていました。
生き方に迷うあの頃、この物語に出会えたことを感謝しています。
そして同じように、今、生き方に迷うたくさんの若い女性に読んで欲しいと思います。
ちなみに私が最初に買ったのはホワイトハート版でしたが、新刊が出たのを期に新潮文庫版も新たに揃えました。
ホワイトハート版と比較すると挿絵が違います。それから本文もところどころ表現を変えていますが、内容は変わりありません。全体的には新潮文庫版のほうが大人っぽい雰囲気になっています。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十二国記の入門編として最良のものだと思います。
異郷で頼る者もなく彷徨う陽子、今まで当たり前だったことが何一つ無い、ただの女子高生が異郷でどのように生き続けていくのか、下巻が楽しみです。
異郷で頼る者もなく彷徨う陽子、今まで当たり前だったことが何一つ無い、ただの女子高生が異郷でどのように生き続けていくのか、下巻が楽しみです。
2020年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語は良かったけど届いた際、帯が破れていた
2019年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家族にも友達にも適当に合わせて流されるままだった女子高生、陽子。ある日突然、異世界に拐われるように連れてこられ、放り出されます。右も左も分からず、知っている人間もおらず、異世界から流されてきた人間だからと殺されそうになったり、少し親切にしてくれる人間が出てきたと思ったら裏切られたり。必死で生き抜き、次第に「なぜ自分は連れて来られたのか」という謎が解けていく話なのですが、上巻は苦労の連続で読んでいるだけで疲れます。疲れますが、頑張って下巻まで読んでみてください。
2019年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当たり前だが世界観、ルール、登場人物、地理が分からず大苦戦。
陽子もつらい境遇が多く読みつかれる。でも十二国記を堪能するためには読むしかない、
下巻で主人公も読者も報われる(笑)
陽子もつらい境遇が多く読みつかれる。でも十二国記を堪能するためには読むしかない、
下巻で主人公も読者も報われる(笑)