無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) 文庫 – 1993/3/20
麒麟(きりん)は王を選び、王にお仕(つか)えする神獣。金の果実として蓬山(ほうざん)の木に実り、親はいない。かわりに、女怪(にょかい)はその実が孵(かえ)る日までの十月(とつき)を、かたときも離れず、守りつづけるはずだった。しかし、大地が鳴り、大気が歪(ゆが)む蝕(しょく)が起きたとき、金の実は流されてしまった!
それから10年。探しあてた実は、蓬莱(ほうらい)で“人”として生まれ育っていた。戴国(たいこく)の王を選ぶため連れ戻されたが、麒麟に姿を変える術(すべ)さえ持たぬ泰麒(たいき)──幼ない少年の葛藤(かっとう)が始まる!
それから10年。探しあてた実は、蓬莱(ほうらい)で“人”として生まれ育っていた。戴国(たいこく)の王を選ぶため連れ戻されたが、麒麟に姿を変える術(すべ)さえ持たぬ泰麒(たいき)──幼ない少年の葛藤(かっとう)が始まる!
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1993/3/20
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-104062551144
- ISBN-13978-4062551144
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
大分県中津市生まれ。大谷大学文学部卒業。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。ホワイトハートは、壮大なファンタジーを描く十二国記シリーズの『月の影 影の海』(上)(下)巻、『風の海 迷宮の岸』(上)(下)巻、『東の海神(わだつみ)西の滄海』、『風の万里 黎明の空』(上)(下)巻、『図南(となん)の翼』があり、本格ホラーでは、『悪夢の棲む家』(上)(下)巻、『過ぎる十七の春』、『緑の我が家』が大好評。また、CDドラマ『東の海神 西の滄海』も好評発売中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1993/3/20)
- 発売日 : 1993/3/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 194ページ
- ISBN-10 : 4062551144
- ISBN-13 : 978-4062551144
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 557,077位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 34位講談社X文庫ホワイトハート
- - 124,959位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。
2012年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たいきがかわいらしすぎて、どうなるのかを知らずに読むことをやめることができなかった。
仕事中も隙間に読み進めていた。2日で完読です。麒麟に会いたくなった。
仕事中も隙間に読み進めていた。2日で完読です。麒麟に会いたくなった。
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズすべて読みましたが、みなとても面白く読ませていただきました
2003年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風の海 迷宮の岸
これは、戴国の雄の麒麟、泰麒の話。番外編だと思った人、実は『月の影~』の続編です(と、あとがきにあり)。
蝕に襲われた泰麒の卵果、つまり泰果は、蓬莱――日本に流されてしまった。女怪である汕子と、女仙たちは酷く心配するが、その10年後延麒と廉麟によって、再び蓬山へと帰還した。
続きはご自分の目で読んで確認してください!
これは、戴国の雄の麒麟、泰麒の話。番外編だと思った人、実は『月の影~』の続編です(と、あとがきにあり)。
蝕に襲われた泰麒の卵果、つまり泰果は、蓬莱――日本に流されてしまった。女怪である汕子と、女仙たちは酷く心配するが、その10年後延麒と廉麟によって、再び蓬山へと帰還した。
続きはご自分の目で読んで確認してください!
2012年11月20日に日本でレビュー済み
(上下巻のレビューです)
十二国記シリーズ第二作。第一作『月の影 影の海』で、陽子、延王、延麒の他にもう一人蓬莱(日本)育ちがいると言われた泰麒の話です。ある日突然十二国の世界に連れ戻された十歳の少年は、自分が麒麟であることを知らされます。一人前の麒麟になるための、使令の折伏、転変、王選び…、すべてうまくいくかに見えたそのとき、幼き麒麟の心に魔が差す…。麒麟とは何か、天啓とは何か、蓬莱人の私も考えさせられます。
「「それとも、ぼくはぜんぜん別の世界に来てしまったんでしょうか」
タンスを通りぬけたみたいにして。」
雪とタンス…、さりげなくナルニア オマージュ。
十二国記シリーズ第二作。第一作『月の影 影の海』で、陽子、延王、延麒の他にもう一人蓬莱(日本)育ちがいると言われた泰麒の話です。ある日突然十二国の世界に連れ戻された十歳の少年は、自分が麒麟であることを知らされます。一人前の麒麟になるための、使令の折伏、転変、王選び…、すべてうまくいくかに見えたそのとき、幼き麒麟の心に魔が差す…。麒麟とは何か、天啓とは何か、蓬莱人の私も考えさせられます。
「「それとも、ぼくはぜんぜん別の世界に来てしまったんでしょうか」
タンスを通りぬけたみたいにして。」
雪とタンス…、さりげなくナルニア オマージュ。
2019年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品購入にもかかわらず、帯がなかった。この時点で、新品と言えるのか! 非常に不愉快
2002年7月23日に日本でレビュー済み
「月の影 影の海」の続編であるこのお話は、前回の主人公同様に現代に人間として生きてきた小さな男の子の話です。
突然、自分は別世界の麒麟という生き物であり、麒麟という生き物の使命を果たさなくてはいけないという責任を負わされます。その事を小さな男の子は、彼なりに受け止め、純粋な心で必死に自分がどうあるべきかを考えていきます。
「月の影 影の海」には凛としたものを感じますが、この作品は慈愛のようなものを感じます。
突然、自分は別世界の麒麟という生き物であり、麒麟という生き物の使命を果たさなくてはいけないという責任を負わされます。その事を小さな男の子は、彼なりに受け止め、純粋な心で必死に自分がどうあるべきかを考えていきます。
「月の影 影の海」には凛としたものを感じますが、この作品は慈愛のようなものを感じます。
2017年12月26日に日本でレビュー済み
十二国記シリーズとあるので、当然「月の影 影の海」の続きだと思って読み始めたが、主人公は全く別の人物だった。全体像が見えないので驚くが、かといってamazonのレビューを読むと、知らない方がいいことも分かってしまうので、あえて目を通さずに読み通す。読み終えてからレビューを見ると、なるほどと頷くことも多く、気づいていなかった点などに関するコメントも読めて、本自体を読み返すことも多い。
とはいえこのシリーズは、いちいち予想を裏切る。シリーズ1・2巻の主人公が、やっと自分のいるべき場所を確保でき、これから本格的な話が始まると思っていたら、別の国の麒麟の話が始まる。あぁ。でもきっとこの先、どこかで統合されるのだろうから、それを楽しみに読み進めることにしよう。
とはいえこのシリーズは、いちいち予想を裏切る。シリーズ1・2巻の主人公が、やっと自分のいるべき場所を確保でき、これから本格的な話が始まると思っていたら、別の国の麒麟の話が始まる。あぁ。でもきっとこの先、どこかで統合されるのだろうから、それを楽しみに読み進めることにしよう。