引っ越したときに、何故か無くなってた本書を再び手に入れました。
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図南の翼 十二国記 (講談社X文庫) 文庫 – 1996/2/5
恭国は、先王が斃(たお)れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。
首都連檣(れんしょう)に住む珠晶は、豪商の父をもち、不自由のない生活と充分な教育を受けて育った。しかし、その暮らしぶりとは裏腹に、日ごとに混迷の様相を呈していく国を憂う少女(むすめ)は、王を選ぶ麒麟(きりん)に天意を諮(はか)るため、ついに蓬山(ほうざん)をめざす!
珠晶、12歳の決断「恭国(このくに)を統べるのは、あたししかいない!!」
首都連檣(れんしょう)に住む珠晶は、豪商の父をもち、不自由のない生活と充分な教育を受けて育った。しかし、その暮らしぶりとは裏腹に、日ごとに混迷の様相を呈していく国を憂う少女(むすめ)は、王を選ぶ麒麟(きりん)に天意を諮(はか)るため、ついに蓬山(ほうざん)をめざす!
珠晶、12歳の決断「恭国(このくに)を統べるのは、あたししかいない!!」
- 本の長さ426ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1996/2/5
- 寸法10.8 x 2.5 x 14.8 cm
- ISBN-104062552299
- ISBN-13978-4062552295
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商品の説明
著者について
大分県中津市生まれ。大谷大学文学部卒業。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。ホワイトハートは、壮大なファンタジーを描く十二国記シリーズの『月の影 影の海』(上)(下)巻、『風の海 迷宮の岸』(上)(下)巻、『東の海神(わだつみ)西の滄海』、『風の万里 黎明の空』(上)(下)巻、『図南(となん)の翼』があり、また、本格ホラーでは、『悪夢の棲む家』(上)(下)巻、『過ぎる十七の春』が大好評。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/2/5)
- 発売日 : 1996/2/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 426ページ
- ISBN-10 : 4062552299
- ISBN-13 : 978-4062552295
- 寸法 : 10.8 x 2.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 618,794位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,205位日本文学
- - 29,248位ライトノベル (本)
- - 136,297位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私達は、何者かになろうと背伸びをし、もがき、自己形成・キャリア形成をします。
誰もやらないなら私がやる。どんなに無謀でも、文字通り命をかけました。
クライマックスの叫びは、あの場面・あのタイミングこそ響きます。かつ、歯を食いしばって旅をした陽子の姿も重なりました。何も好きで強いわけじゃないんですよね。
思春期に入るタイミングでもいい、新入社員でもいい、「私にも言い分があるんだ!」と言いたくても言えない時期、理不尽なことにぶつかったとき、それでも成長したい時に、味方になってくれる一冊です。
誰もやらないなら私がやる。どんなに無謀でも、文字通り命をかけました。
クライマックスの叫びは、あの場面・あのタイミングこそ響きます。かつ、歯を食いしばって旅をした陽子の姿も重なりました。何も好きで強いわけじゃないんですよね。
思春期に入るタイミングでもいい、新入社員でもいい、「私にも言い分があるんだ!」と言いたくても言えない時期、理不尽なことにぶつかったとき、それでも成長したい時に、味方になってくれる一冊です。
2015年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十二国記シリーズの中で一番好きな作品です。
最初、図書館で借りてよんだのですが、また読みたくなって買ってしまいました。
もう5回ほで読み返しています。
最初、図書館で借りてよんだのですが、また読みたくなって買ってしまいました。
もう5回ほで読み返しています。
2011年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者の作品を読んだのはこれが初めてでした。
ファンタジーは、その作品世界に入り込めないと、なかなか
読むのがつらくなるものです。
「図南の翼」も、冒頭から見慣れない漢字(実在の? 創作?)は
頻発するし、巻頭の地図(?)ではどうしてもイメージが湧かず、
「ダメかな?」とも思いました。
でも途中から地図のことは忘れて、文章だけに集中するようにしたら、
慣れるにしたがって、むしろその独特の世界にどんどんはまり込んで
いきました。
ストーリーに特別な巧さがあるわけでもないのですが、その語り口の
勢いに引き込まれて思わず先へ先へとページを繰ってしまう。盛り上
がり所ではしっかり泣かされてしまう。それはこの作者のプロとして
の力量なのでしょう。
他の十二国記シリーズも読んでみたいと思います。
ファンタジーは、その作品世界に入り込めないと、なかなか
読むのがつらくなるものです。
「図南の翼」も、冒頭から見慣れない漢字(実在の? 創作?)は
頻発するし、巻頭の地図(?)ではどうしてもイメージが湧かず、
「ダメかな?」とも思いました。
でも途中から地図のことは忘れて、文章だけに集中するようにしたら、
慣れるにしたがって、むしろその独特の世界にどんどんはまり込んで
いきました。
ストーリーに特別な巧さがあるわけでもないのですが、その語り口の
勢いに引き込まれて思わず先へ先へとページを繰ってしまう。盛り上
がり所ではしっかり泣かされてしまう。それはこの作者のプロとして
の力量なのでしょう。
他の十二国記シリーズも読んでみたいと思います。
2013年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DVDの「風の万里 黎明の空」編で芳国の公主であった祥瓊が身柄を預けられる恭国の王、恭王登極の物語です。昇山とはどういうシステムなのか、事細かく描かれています。世界観がまた1つ広がった感じです。
2013年2月21日に日本でレビュー済み
他の作品と比べてもおもしろいと思います。
アニメでも見ましたが、本には本のよさがある。
状態は、こんなものでしょう。
アニメでも見ましたが、本には本のよさがある。
状態は、こんなものでしょう。
2013年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昇山する危険に関して唯一詳細に述べている巻です。話の流れ、小生意気な主人公の生い立ち、ぜひアニメでも見てみたいです。
2013年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十二国記の中で一番好きな話しです。。。。。。。。。。。。。。