似顔絵もそっくりでストーリーも実に面白い。
戦後政治のからくりがよくわかるし、人間臭い政治家の一面が分かって政治を身近に感じることができる。全10冊を通して読むべき大作である。
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歴史劇画 大宰相(10) (講談社+α文庫) 文庫 – 1999/11/18
中曽根に、戦後政治の総決算はなしえるか 「和の政治」を掲げた鈴木善幸は、再選を目前に突然退陣表明する。中曽根康弘・中川一郎・河本敏夫・阿倍晋太郎が争う後継は中曽根に。失意の中川は自殺を図る。
- 本の長さ552ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1999/11/18
- ISBN-104062563703
- ISBN-13978-4062563703
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商品の説明
著者について
【さいとう・たかを】
1936年、大阪府出身。1955年、単行本『空気男爵』で漫画家としてデビュー。1960年、(株)さいとう・プロダクションを設立。映画的手法を取り入れた独自の作風によって「劇画」のジャンルを確立した。1976年、『ゴルゴ13』で小学館漫画賞受賞。近著に、『劇画武田信玄』『鬼平犯科帳』『水滸伝』『サバイバル』などがある。日本漫画家協会理事。
【戸川猪佐武】
1923年、神奈川県に生まれる。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。1983年、死去。『小説吉田学校』は戦後政治を生々しく活写し、ベストセラーとなった。
1936年、大阪府出身。1955年、単行本『空気男爵』で漫画家としてデビュー。1960年、(株)さいとう・プロダクションを設立。映画的手法を取り入れた独自の作風によって「劇画」のジャンルを確立した。1976年、『ゴルゴ13』で小学館漫画賞受賞。近著に、『劇画武田信玄』『鬼平犯科帳』『水滸伝』『サバイバル』などがある。日本漫画家協会理事。
【戸川猪佐武】
1923年、神奈川県に生まれる。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。1983年、死去。『小説吉田学校』は戦後政治を生々しく活写し、ベストセラーとなった。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1999/11/18)
- 発売日 : 1999/11/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 552ページ
- ISBN-10 : 4062563703
- ISBN-13 : 978-4062563703
- Amazon 売れ筋ランキング: - 55,018位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
赤字国債依存脱却に失敗が鮮明になり、鈴木首相が政権を投げ出すところから、
中曽根康弘政権誕生~中途までを扱っています。
原作が時代に追いついた時の原作者の急死によって
漫画版もこの巻を持って終焉となりますが、最後の一部は原作にない補足がされています。
昭和の宰相として平成の現在(2015年1月時点)もなお健在である
中曽根康弘元首相が三角大福との抗争を経てついに政権の座についた過程がよくわかります。
また、全巻を通して主要人物として登場した田中角栄元首相が
病に倒れ、表舞台から去っていく最終巻でもあります。
昭和の政権はまだこの後に竹下政権が続きますが、
流行語にもなった「もはや戦後ではない」の言葉通り、
戦後復興の終わりに合わせるような流れで締めくくられています。
中曽根康弘政権誕生~中途までを扱っています。
原作が時代に追いついた時の原作者の急死によって
漫画版もこの巻を持って終焉となりますが、最後の一部は原作にない補足がされています。
昭和の宰相として平成の現在(2015年1月時点)もなお健在である
中曽根康弘元首相が三角大福との抗争を経てついに政権の座についた過程がよくわかります。
また、全巻を通して主要人物として登場した田中角栄元首相が
病に倒れ、表舞台から去っていく最終巻でもあります。
昭和の政権はまだこの後に竹下政権が続きますが、
流行語にもなった「もはや戦後ではない」の言葉通り、
戦後復興の終わりに合わせるような流れで締めくくられています。
2005年6月13日に日本でレビュー済み
戦後政治をリアルに描いてきた本シリーズの最終巻である。それは、現在の日本につながる最後の歴史である。
本書で、若き政治家として脚光を浴び始めた人々が、現在政治の表舞台で活躍している。つまり、現在政治家として活躍している人々の過去を
知ることのできる貴重な書籍といえるだろう。
そして、「行政改革」や「憲法改正」など、政治問題として議論されている重要な命題が、どのような取り上げられ方をしてきたのか、その系
譜を知ることができる。本書は、「歴史」と「現在」をつなぐ重要な架け橋であり、知っておいて損はない内容を有していると思う。
本書で、若き政治家として脚光を浴び始めた人々が、現在政治の表舞台で活躍している。つまり、現在政治家として活躍している人々の過去を
知ることのできる貴重な書籍といえるだろう。
そして、「行政改革」や「憲法改正」など、政治問題として議論されている重要な命題が、どのような取り上げられ方をしてきたのか、その系
譜を知ることができる。本書は、「歴史」と「現在」をつなぐ重要な架け橋であり、知っておいて損はない内容を有していると思う。