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これを読んだからといって何かが劇的に変わるわけではありませんが、少なくとも私は心の拠り所になりました。今まで漠然と心の中で感じていたことが、言語化されていた、そんな感覚です。
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毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+アルファ文庫 F 35-1) 文庫 – 2001/10/18
スーザン・フォワード
(著),
玉置 悟
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
悩める人生のトラウマは「親」!!勇気をもって親の呪縛をとく!!
子ども時代に植えつけられた不安、怒り、過剰な義務感、つきまとう罪悪感が、大人になったあなたに害を与え続ける!!親に奪われた人生を取り戻すための名著!!
●子供が従わないと罰を与え続ける「神様」のような親
●「あなたのため」と言いながら子供を支配する親
●大人の役を子供に押しつける無責任な親
●脈絡のない怒りを爆発させるアル中の親
「毒になる親」に傷つけられた子供の心は、歳を重ねても癒されない。悩む数千人の人々を20年以上にわたってカウンセリングしてきた著者が、具体的な方法をアドバイスする“現実の希望”にみちた名著!!
子ども時代に植えつけられた不安、怒り、過剰な義務感、つきまとう罪悪感が、大人になったあなたに害を与え続ける!!親に奪われた人生を取り戻すための名著!!
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「毒になる親」に傷つけられた子供の心は、歳を重ねても癒されない。悩む数千人の人々を20年以上にわたってカウンセリングしてきた著者が、具体的な方法をアドバイスする“現実の希望”にみちた名著!!
- ISBN-109784062565585
- ISBN-13978-4062565585
- 出版社講談社
- 発売日2001/10/18
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- 本の長さ328ページ
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商品の説明
著者について
■スーザン・フォワード(すーざん・ふぉわーど)
■玉置悟(たまきさとる)
【スーザン・フォワード】
医療機関のコンサルタント、グループ・セラピスト、インストラクターをつとめながら、ラジオ番組のホストとしても活躍。講演活動にも精神的である。著書に『ブラックメール――他人に心をあやつられない方法』(NHK出版協会)、『男の嘘』(TBSブリタニカ)などがある。
【玉置悟】
1949年、東京都に生まれる。東京都立大学工学部を卒業。音楽業界で活躍後、1978年より米国在住。訳書に『私がわたしになれる本』『本当に好きな人とめぐり逢う本』(以上、KKベストセラーズ)などがある。
■玉置悟(たまきさとる)
【スーザン・フォワード】
医療機関のコンサルタント、グループ・セラピスト、インストラクターをつとめながら、ラジオ番組のホストとしても活躍。講演活動にも精神的である。著書に『ブラックメール――他人に心をあやつられない方法』(NHK出版協会)、『男の嘘』(TBSブリタニカ)などがある。
【玉置悟】
1949年、東京都に生まれる。東京都立大学工学部を卒業。音楽業界で活躍後、1978年より米国在住。訳書に『私がわたしになれる本』『本当に好きな人とめぐり逢う本』(以上、KKベストセラーズ)などがある。
登録情報
- ASIN : 4062565587
- 出版社 : 講談社 (2001/10/18)
- 発売日 : 2001/10/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 9784062565585
- ISBN-13 : 978-4062565585
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 28,236位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
5 星
毒親持ちならば押さえておくべき書
読んだのは数年前です。毒親持ちならば一読しておくべき書だと思います。添付写真のゴミについては後述します。私は毒親の事で悩み続けている中年女性です。幼少期より「死ね」「出て行け」「親に感謝しろ」「誰が産んでやったと思っとるんや」等々の呪詛を浴び続け、思春期に入る頃に両親が離婚してからは更に毒母によるリンチ(私刑)を受け心身共に傷つけられた過去があります。ここでは省略しますがほぼ毎日殴打され、半殺しの目に遭っておりました。思い出すと憎しみが渦巻き、ぶっ殺してやりたいレベルの事をされてきました。顔も体もアザだらけで学校に行き、担任から問い合わせも複数回ありましたが毒母はのらりくらりとかわして、私は凄惨な虐待から逃れることができませんでした。命からがら逃げて(逃げるにあたっては書き記せないほどの辛酸を舐め)今現在は故郷から離れたとある政令指定都市住まいです。添付した写真は私の誕生日に毒母より送りつけられた品々です。段ボール箱ギッシリと…大半のものが非売品と書いてある無料のノベルティ、何かのおまけ、バザーの残り物、ガラクタ、スーパーで買える菓子などです。「とりあえずいらない物・無料のもの」を詰め込んで、長文の押し付けがましい内容の手紙つきです。手紙はいつもすぐに破り捨てています。はっきり言ってこれらは大量のゴミでしかなく、誕生日にこのような物をゴチャゴチャと送りつけられて喜ぶ人はいるのでしょうか?甚だ疑問ではありますが、私が少しでも反応をすると嬉々としてテンションを上げて絡んでくるため一切反応はしません、完全に無視を決め込みます。本当は住所すら教えたくないのに(独身時は教えなかった)結婚したため居所がわれてしまい、ここ数年気持ちの悪い手紙やゴミを送りつけられる事を余儀なくされています。何十年前の貰い物かわからぬ古臭いデザインのタオル、開封済みのストッキング靴下、JAバン◯の粗品のチャック袋×4個、ぎんなん、壊れたペン、パンのシールを集めて貰えるバッグ、メモ帳、アクリルたわし、ポケットティッシュ、銀行の名前が入ったイグサ枕、ストラップ等々…無料の寄せ集めに狂気を感じてゾッとします。わざわざ遠くに住む者に宅急便で送るような物なのか…と吐き気をもよおします。菓子類はこちらで普通にスーパーで買える市販品…毎度このようなガラクタが送りつけられた後はしばらく具合が悪くなります。私を産んだ事をも恩着せがましく言う毒母ゆえ、昔から何が何でもケチで「子供にお金を使うのは惜しい」「お前にはビタ一文やらん」「あんたなんか苦労すればいい」と言ってきた本質は今も何も変わっていないというのをまざまざと見せつけられているようです。主人や義実家の手前、「娘を思う田舎の母」というものを演じたいのが見え見えな上に送りつけてくるチープなゴミの数々を見ると本当にコケにされているように感じます。そこにはテレビドラマのように段ボール箱の中に「少ないけれど…」と金一封が入って…いません。恐ろしいほどに金目のものは一切ありません。誕生日のほか夏場や年末などもこのような無料で手に入るゴミの寄せ集めばかりを送りつけてきて気味が悪いし、私はおびただしい量のゴミを捨てる罪悪感も背負わなければなりません。ちなみに長年公務員として働いている毒母(片田舎の金持ちと再婚済み)なので貧しい・生活が苦しいという訳ではありません。ボケているという訳でもありません。昔からくれるものといえば自分がいらない物、すなわちゴミです。不用品やゴミしかくれません。私が何かを欲しがると猛烈に批判してきました。必要なものすら揃えてもらえず、惨めで恥ずかしい、やりきれない思いを沢山しました。いやらしいのが銀行や郵便局で高額定期預金をすると貰えるノベルティをよく送ってきます。「お前にはやらんが金はあるんだぜ」と言いたいのでしょうか。この本の中で毒親の悪癖・病気がジャンル分けがされており、その親の影響によって子供が背負うキャラ(役割)や弱点が書かれています。あーなるほどなと思うことが多くあります。毒親問題は人生に長く影響するためずっと悩み、付き合って戦っていかなければなりません。まともな愛情を受けなかった分、自分で工夫したり踏ん張らなくてはならない難所が多くあります。当方、学童期(10歳前)から今までずっと親の事で悩みっぱなしで、波はあるものの中年になった今も消える事はありません。親から離れたからといって過去に受けた傷が癒えるとは限りません。(が離れる事をオススメします!)訳の分からない事をする親のやり方やセンスは生涯治らないと思っています。読んでくださってありがとうございました。
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2024年4月10日に日本でレビュー済み
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実際、私の母もその通りで悩んでいて読んでいて楽になりました。
解決するのはなかなか難しいですが、沢山そういう親がいるんだとわかっただけで気持ちが楽になります。
解決するのはなかなか難しいですが、沢山そういう親がいるんだとわかっただけで気持ちが楽になります。
2023年9月3日に日本でレビュー済み
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毒親に育てられたので弟に薦められ購入。基本むずかしくて読みきれなかった。健康な家と「毒になる家」の最大の違いは家族のメンバー一人ひとりにどれほど個人の考えや感情を表現する自由があるかという点である(p184-185)。この点がとても印象に残る。毒親の不健康な家庭では子供は親の要求を実行しないと行けないので個人間の境界がぼやけ、何が本当の自分かわからなくなる。こうした家族はメンバ同士が不健康な形で密着し、親も子供もどこまで自分がどこから先が子供(親)なのかがわからない。そんな密着で互いがちっそくさせあっている。
2024年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スーザン・フォワードさん、残念ながらもうお亡くなりになってしまってるらしいが、まるでご自身が生まれたときからいろんなタイプの毒親に育てられて記録、研究、分析してたのではないかと思うぐらい内容が具体的で生々しい。
この本で『こういう親に育てられるとこういう子供になる』と書かれてることが、自分が育ってきた環境、自分が長年 悩んできて考えてきて抱いた感情、至った結論と本当に一致していて驚いた。
身体は五体満足だけど、『親』という毒によって、正常な親元で育った人はまず考えることはないであろう無意識下の精神的な障がいを抱えて今を生きている。
目では見えないぶん、本当にタチの悪いハンディキャップだと思う。
読んでいてすっかり感情移入してしまって、まわりから『どこの親だって同じだよ』と軽くあしらわれて誰からも認めてもらえなかった自分の考えた結論が間違ってなかったと認めてもらえたみたいで、涙が出てきたりもした。
毒親に悩む人は絶対に読んだほうがいい。
なんらかのヒントが見いだせると思う。少なくともこういう研究結果があるということがわかるだけでも心の癒やしになる。
この本で『こういう親に育てられるとこういう子供になる』と書かれてることが、自分が育ってきた環境、自分が長年 悩んできて考えてきて抱いた感情、至った結論と本当に一致していて驚いた。
身体は五体満足だけど、『親』という毒によって、正常な親元で育った人はまず考えることはないであろう無意識下の精神的な障がいを抱えて今を生きている。
目では見えないぶん、本当にタチの悪いハンディキャップだと思う。
読んでいてすっかり感情移入してしまって、まわりから『どこの親だって同じだよ』と軽くあしらわれて誰からも認めてもらえなかった自分の考えた結論が間違ってなかったと認めてもらえたみたいで、涙が出てきたりもした。
毒親に悩む人は絶対に読んだほうがいい。
なんらかのヒントが見いだせると思う。少なくともこういう研究結果があるということがわかるだけでも心の癒やしになる。
2023年10月31日に日本でレビュー済み
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古本なので 安く購入出来ましたが 配達日が注文してから5日後になっているにも関わらず1日遅れて配達日されました。期日は守って欲しいです。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は色んな気付きを与えてくれる本です。本書の使い方としては下記をおすすめします。
1.読んで自分の状況を認識する(自分の「正当性」を取り戻す。「あれはやっぱりひどいことだ」とか「私があんな扱いを受けるいわれはない」など)
2.本書にあるとおり「対決」する
※これは必ずしも親に伝える必要はありません。むしろ「変わってくれるかも!」と、期待するうちは対決が毒になるかもしれない。手紙を書いて吐き出して、それを読み返して捨てたり、何回も書いたりして、デトックス(まさしく解毒)するのも効果的です。私はカウンセラーに読んでもらいました。結果として出しませんでしたが、何らか気持ちが昇華したような気がします。
3.本書にあるとおり、カウンセリングを受ける
※自力での改善に限界を感じたり、友人やパートナー、配偶者にとめどなく話しても怒りがおさまらない、変わらないならプロに頼りましょう。やはりプロです。私は効果がありました。
-------
実は、10年以上前に手紙を書く&直接話して「対決」したことがあるのです。
結果、「泣きながら謝って」もらえました。
しかし、毒親ゆえにこの「泣きながら」は「私に悪いことしたことへの後悔」ではなく「自分が責められている」ことに泣いているのです。
だって「覚えてない」って言ってましたからね。親として信じられない行為(なぜか他人の子どもをかばう。本気で母親の隠し子なんじゃないかと思った)で、20年苦しんだんですけどね。
「謝った」のも、言葉だけです。
ケロッとして相変らず「そんなこと何もなかった」かのように話しかけてきます。
20年苦しんだ私の思いは行き場をなくし、やはり憤りだけが残りました。
今はね、どうでもいいんですよそんなこと。客観的に見ることによってどれだけ親が「残念」な人間か見えてきました。
非常に矮小な人間なんです。
そんな人間に分かってもらいたいこともないし、「謝ってもらえない」とか「改心して貰えない」とかこだわることないんですよ。
仕方ない。親から愛情をもらえなくても、ほかの人からたくさんの優しさをもらったり、社会的に評価されたりすることもできます。
「親がこんなじゃなかったら、私もこんな暗い気持ちを抱えてないのに」
それは私もそう思うし事実でしょう(最近はほぼ思っていません)。
しかし「完璧な親」というのも存在しないはずなので、そういう幻想およびそういう「理想の親」に「自分の親がなってくれる」という輪をかけた幻想は捨てた方がいいです。
無理です。あの人たちには。
「許さなくていい」とあります。私は許そうと思っていません。かといって積極的に「許さない!」とはもう思っていません。
(前は思ってたかも)
「アダルトチルドレンの克服」と一概に言っても色んなゴールがあると思うんですが。
「親と何もなかったかのように笑い合える」
という日は私には来ないでしょう。それを目標にしがちだけど、私の居心地いい目標は違いました。
「親のことを考える余地もないほど自分のことに集中する」
でした。
とっくに(年齢的には)大人なのに、未だに親の占める割合が大きいことを本書は教えてくれると思います。
それって多分、健全じゃないこと。
本書の「対決」は、「親に対して自分の意見を言った!それについて文句やイヤミを言われても、私は折れずに私を守った!」という実体験を作るためにあるんです。
だから「対決」してもまたあなたが親に負けて折れたら今までと同じ繰り返しで、さらに自分に失望することになる。
そのため再三「準備ができてから」おこなうように書いてあるんだと思います。
負けないでください。1回目があまりうまくいかなかったとしても、体験したことは2回目はもっとうまくいくんです。
自分を守れるのは自分しかいなく、私たちのような人間の最大の敵は悲しいかな親だったのです。
だから絶対曲げないで折れないでください。
親からの謝罪も改心も本来の目的ではなく、あなたが何を言われたとして、憤りや不快感が湧いてもそれでもブレないこと、自分が信じたものを守り続けることが目的なんです。
本書はそれを達成するための手引書だと思っています。
カウンセラーから「自分が聖人ではないことを責めない」ように言われました。
私はそうあるように母親から教え込まれた気がします。何をされても笑って許せと。
虐げられても嗤われても。
それは「親にとって都合のいい子供」であっただけで、本当は聖人でもなんでもなく、「内側に何十年ものフラストレーションを抱えた年齢だけは成人の満たされない子供」でした。
そこからの脱却を目指す本です。
あなたのフラストレーションを取り除くこと。
親を許すとか許さないとか、また親が主軸になってる。
自分が快適に生きているか生きていないか。
それを軸に生きていくための本です。
私はもうほぼ親のことを考えないし、恋愛・仕事・趣味で自分の居場所を作りました。
それにかまけて忙しいです。
過去のことを過去にできると思っていなかったけど、カウンセリングで話して昇華して、あとは「自分のやりたいこと」に思いっきり頭と時間と労力を使う。
両親とも毒親なので、私の話など聞きやしません。それを(記憶の中の)父親のような年齢のカウンセラーに話を聞いてもらって「擬似おとうさん」体験をしていることがプラスになったような気がします。
「父親(の存在)が不在」の家庭は機能不全に陥りやすいそうです。うちも父親がずっと単身赴任で不在でした。
まぁ、いたらいたで殺意湧いていたのでいなくなってくれてよかったですが。
暴力振るうの楽しいみたいで、人が嫌がってるの見て笑ってるんですよね。
明らか人間として問題ありますよ。
だから、「正常な人」から「正常な判断」受けましょうという話です。
毒親の家は「日常」がもうすでに「正常」から大幅にズレています。
それを軌道修正してもらいましょう。
親はもうどうにもならんから、私たちの代からはまっとうに戻しましょう。
この本に辿り着いている時点で、あなたが「家族の中で一番まとも」だということを私は信じて疑いません。
あなたはあなたのことにフォーカスして生きる。親が死のうが苦しかろうが正直知りません。それは私たちにも必ずやってくるし、誰かに解決してもらう問題でもない。
親は「自分の問題」を子どもに解決させようとした。だからおかしくなった。
私たちは私たちで「自分の問題」を親に解決させようとする(親に改善・改心・謝罪を望む)と、結果は苦しくなります。
「親を捨てる」ということは、「苦しがってても見殺しにする」という意味ではない。
「操られている糸を切る」という意味です。
私は私の力で生きている。私のコントロールによって好きなことをし、不快なことはやらない(しばらく親に会ってない&話してない&荷物は受け取り拒否)。
誰から何を言われたとしてこれをやめるつもりはない。
「親を拒否」することにより、ここまでくるのに大きな苦しみがありました。
待っていたのは後悔ではなく「自由」でした。そして「簡単に怒らなくなった」ということ。
怒るほど自由を侵してくる人ってそうそういないんですよ。
自分の人生、これからの選択肢の主導権を取り戻す。親を許すとか許さないとか、過去&他者に対する話で正直どうでもいい。
許さなくても幸福感・充足感は味わえる。
親に愛されなくても私は欠陥人間ではない。
⬆ これが一番大事な認識だと思います。
【2022/06 追記】
もし興味があればですが、「発達障害」について調べてみてもいいかも知れません。
実はパートナーがこれに該当するのですが、ようやく「理解し合えない」ことの謎が解けました。
発達障害の方が全員そう、とは言わないのですが、一定数「思考回路がまったく違う」という方には往々にして出会うように思います。
いくら話してもムダ。ムダではないにしても、かけた労力ほどの効果はない、ということがあります。
パートナーは幼児性が高く、非常に不遜なところがあります。
逐一指摘はしますが「分かり合える」とは思わず、「そっちが自由にするならすれば? しかしこっちが自由にする権利も同時にある」ということは主張して譲りません。
「諦める」とか「妥協」とは違います。ただ、「自分が思った線からは譲らない」のです。
これは毒親に対するところと似ています。理解し合える人種と、そうでない人種がいます。
パートナーには多少私に譲歩する気持ちがあるようなので一緒にいますが、毒親は譲歩しませんよね。
だから一緒にいられないのです。
「思考回路がおかしい」って、みなさん何度もご自身の親に思ったことがおそらくあると思うのですが、本当に理解することをやめるべきです。「あたおか」が妥当な評価。
理解してもあなたが理不尽に苦しめられた理由になんの正当性もないのです。正当な理由があったら苦しみがなくなるものでもないでしょう。
ただ「発達障害」に感じて知識を持っておくと、「分かり合おうとする努力」をして疲弊することは減ると思います。
障害を持っていること自体は悪いことではないし、すべての発達障害が毒親を作るわけでは全くありません。
しかし「人の気持ちが理解できない」人はいるのです。そういうことを知るだけでも「何であんなことを?」と、グルグル考える必要がなくなります。
そういう人だからそうな訳で、そこに私たちが納得できる正当な理由などないのです。
私も実はADHDの疑いがないじゃないのですが(WAIS-3を受けた結果。最終的な診断は「定型発達」)、私以外の家族は全員モロASDまたはADHDなのではないかと思っています (実際に兄が自閉症)。
毒親は、あなたより子供なのです。子供に親の役目を求めるから子供がおかしくなるのです。そして子供は他人への理解などありません。
だから「理解してもらおうとしても無駄」なのです。
4歳児(私たちAC)が、2歳児(毒親)に「理解して、親らしくして!」って言っている状態だと例えたら、分かりやすいでしょうか?
どれだけ骨の折れる行為か、無意味か、伝わりますでしょうか。
もっと健全な人達と関わり、もっと生産的なことをしましょう。
あなたにはあなたの人生と、これから関わる人たちを良い方向に変える力がある。
毒親は変わらないのでそこに拘泥するのはやめましょう。ましてや毒親に絡め取られて素晴らしいはずの人生を台無しにするのはやめましょう。
人の痛みがわかる人は、たくさんの人を救えると思っています。
1.読んで自分の状況を認識する(自分の「正当性」を取り戻す。「あれはやっぱりひどいことだ」とか「私があんな扱いを受けるいわれはない」など)
2.本書にあるとおり「対決」する
※これは必ずしも親に伝える必要はありません。むしろ「変わってくれるかも!」と、期待するうちは対決が毒になるかもしれない。手紙を書いて吐き出して、それを読み返して捨てたり、何回も書いたりして、デトックス(まさしく解毒)するのも効果的です。私はカウンセラーに読んでもらいました。結果として出しませんでしたが、何らか気持ちが昇華したような気がします。
3.本書にあるとおり、カウンセリングを受ける
※自力での改善に限界を感じたり、友人やパートナー、配偶者にとめどなく話しても怒りがおさまらない、変わらないならプロに頼りましょう。やはりプロです。私は効果がありました。
-------
実は、10年以上前に手紙を書く&直接話して「対決」したことがあるのです。
結果、「泣きながら謝って」もらえました。
しかし、毒親ゆえにこの「泣きながら」は「私に悪いことしたことへの後悔」ではなく「自分が責められている」ことに泣いているのです。
だって「覚えてない」って言ってましたからね。親として信じられない行為(なぜか他人の子どもをかばう。本気で母親の隠し子なんじゃないかと思った)で、20年苦しんだんですけどね。
「謝った」のも、言葉だけです。
ケロッとして相変らず「そんなこと何もなかった」かのように話しかけてきます。
20年苦しんだ私の思いは行き場をなくし、やはり憤りだけが残りました。
今はね、どうでもいいんですよそんなこと。客観的に見ることによってどれだけ親が「残念」な人間か見えてきました。
非常に矮小な人間なんです。
そんな人間に分かってもらいたいこともないし、「謝ってもらえない」とか「改心して貰えない」とかこだわることないんですよ。
仕方ない。親から愛情をもらえなくても、ほかの人からたくさんの優しさをもらったり、社会的に評価されたりすることもできます。
「親がこんなじゃなかったら、私もこんな暗い気持ちを抱えてないのに」
それは私もそう思うし事実でしょう(最近はほぼ思っていません)。
しかし「完璧な親」というのも存在しないはずなので、そういう幻想およびそういう「理想の親」に「自分の親がなってくれる」という輪をかけた幻想は捨てた方がいいです。
無理です。あの人たちには。
「許さなくていい」とあります。私は許そうと思っていません。かといって積極的に「許さない!」とはもう思っていません。
(前は思ってたかも)
「アダルトチルドレンの克服」と一概に言っても色んなゴールがあると思うんですが。
「親と何もなかったかのように笑い合える」
という日は私には来ないでしょう。それを目標にしがちだけど、私の居心地いい目標は違いました。
「親のことを考える余地もないほど自分のことに集中する」
でした。
とっくに(年齢的には)大人なのに、未だに親の占める割合が大きいことを本書は教えてくれると思います。
それって多分、健全じゃないこと。
本書の「対決」は、「親に対して自分の意見を言った!それについて文句やイヤミを言われても、私は折れずに私を守った!」という実体験を作るためにあるんです。
だから「対決」してもまたあなたが親に負けて折れたら今までと同じ繰り返しで、さらに自分に失望することになる。
そのため再三「準備ができてから」おこなうように書いてあるんだと思います。
負けないでください。1回目があまりうまくいかなかったとしても、体験したことは2回目はもっとうまくいくんです。
自分を守れるのは自分しかいなく、私たちのような人間の最大の敵は悲しいかな親だったのです。
だから絶対曲げないで折れないでください。
親からの謝罪も改心も本来の目的ではなく、あなたが何を言われたとして、憤りや不快感が湧いてもそれでもブレないこと、自分が信じたものを守り続けることが目的なんです。
本書はそれを達成するための手引書だと思っています。
カウンセラーから「自分が聖人ではないことを責めない」ように言われました。
私はそうあるように母親から教え込まれた気がします。何をされても笑って許せと。
虐げられても嗤われても。
それは「親にとって都合のいい子供」であっただけで、本当は聖人でもなんでもなく、「内側に何十年ものフラストレーションを抱えた年齢だけは成人の満たされない子供」でした。
そこからの脱却を目指す本です。
あなたのフラストレーションを取り除くこと。
親を許すとか許さないとか、また親が主軸になってる。
自分が快適に生きているか生きていないか。
それを軸に生きていくための本です。
私はもうほぼ親のことを考えないし、恋愛・仕事・趣味で自分の居場所を作りました。
それにかまけて忙しいです。
過去のことを過去にできると思っていなかったけど、カウンセリングで話して昇華して、あとは「自分のやりたいこと」に思いっきり頭と時間と労力を使う。
両親とも毒親なので、私の話など聞きやしません。それを(記憶の中の)父親のような年齢のカウンセラーに話を聞いてもらって「擬似おとうさん」体験をしていることがプラスになったような気がします。
「父親(の存在)が不在」の家庭は機能不全に陥りやすいそうです。うちも父親がずっと単身赴任で不在でした。
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だから、「正常な人」から「正常な判断」受けましょうという話です。
毒親の家は「日常」がもうすでに「正常」から大幅にズレています。
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親はもうどうにもならんから、私たちの代からはまっとうに戻しましょう。
この本に辿り着いている時点で、あなたが「家族の中で一番まとも」だということを私は信じて疑いません。
あなたはあなたのことにフォーカスして生きる。親が死のうが苦しかろうが正直知りません。それは私たちにも必ずやってくるし、誰かに解決してもらう問題でもない。
親は「自分の問題」を子どもに解決させようとした。だからおかしくなった。
私たちは私たちで「自分の問題」を親に解決させようとする(親に改善・改心・謝罪を望む)と、結果は苦しくなります。
「親を捨てる」ということは、「苦しがってても見殺しにする」という意味ではない。
「操られている糸を切る」という意味です。
私は私の力で生きている。私のコントロールによって好きなことをし、不快なことはやらない(しばらく親に会ってない&話してない&荷物は受け取り拒否)。
誰から何を言われたとしてこれをやめるつもりはない。
「親を拒否」することにより、ここまでくるのに大きな苦しみがありました。
待っていたのは後悔ではなく「自由」でした。そして「簡単に怒らなくなった」ということ。
怒るほど自由を侵してくる人ってそうそういないんですよ。
自分の人生、これからの選択肢の主導権を取り戻す。親を許すとか許さないとか、過去&他者に対する話で正直どうでもいい。
許さなくても幸福感・充足感は味わえる。
親に愛されなくても私は欠陥人間ではない。
⬆ これが一番大事な認識だと思います。
【2022/06 追記】
もし興味があればですが、「発達障害」について調べてみてもいいかも知れません。
実はパートナーがこれに該当するのですが、ようやく「理解し合えない」ことの謎が解けました。
発達障害の方が全員そう、とは言わないのですが、一定数「思考回路がまったく違う」という方には往々にして出会うように思います。
いくら話してもムダ。ムダではないにしても、かけた労力ほどの効果はない、ということがあります。
パートナーは幼児性が高く、非常に不遜なところがあります。
逐一指摘はしますが「分かり合える」とは思わず、「そっちが自由にするならすれば? しかしこっちが自由にする権利も同時にある」ということは主張して譲りません。
「諦める」とか「妥協」とは違います。ただ、「自分が思った線からは譲らない」のです。
これは毒親に対するところと似ています。理解し合える人種と、そうでない人種がいます。
パートナーには多少私に譲歩する気持ちがあるようなので一緒にいますが、毒親は譲歩しませんよね。
だから一緒にいられないのです。
「思考回路がおかしい」って、みなさん何度もご自身の親に思ったことがおそらくあると思うのですが、本当に理解することをやめるべきです。「あたおか」が妥当な評価。
理解してもあなたが理不尽に苦しめられた理由になんの正当性もないのです。正当な理由があったら苦しみがなくなるものでもないでしょう。
ただ「発達障害」に感じて知識を持っておくと、「分かり合おうとする努力」をして疲弊することは減ると思います。
障害を持っていること自体は悪いことではないし、すべての発達障害が毒親を作るわけでは全くありません。
しかし「人の気持ちが理解できない」人はいるのです。そういうことを知るだけでも「何であんなことを?」と、グルグル考える必要がなくなります。
そういう人だからそうな訳で、そこに私たちが納得できる正当な理由などないのです。
私も実はADHDの疑いがないじゃないのですが(WAIS-3を受けた結果。最終的な診断は「定型発達」)、私以外の家族は全員モロASDまたはADHDなのではないかと思っています (実際に兄が自閉症)。
毒親は、あなたより子供なのです。子供に親の役目を求めるから子供がおかしくなるのです。そして子供は他人への理解などありません。
だから「理解してもらおうとしても無駄」なのです。
4歳児(私たちAC)が、2歳児(毒親)に「理解して、親らしくして!」って言っている状態だと例えたら、分かりやすいでしょうか?
どれだけ骨の折れる行為か、無意味か、伝わりますでしょうか。
もっと健全な人達と関わり、もっと生産的なことをしましょう。
あなたにはあなたの人生と、これから関わる人たちを良い方向に変える力がある。
毒親は変わらないのでそこに拘泥するのはやめましょう。ましてや毒親に絡め取られて素晴らしいはずの人生を台無しにするのはやめましょう。
人の痛みがわかる人は、たくさんの人を救えると思っています。
2024年3月31日に日本でレビュー済み
自分の人生を振り返ったとき、自身の決断に対し常に補正をかけようと
する謎の力があり、それが何だったのかがずっと分かりませんでした。
仕事や私生活で頑張ってみても無力感と空しさを感じることが多く、疲れるばかりでした。
また、周りが好きなことにエネルギーを注いでいる一方で、エネルギーの湧かない
自分は怠惰なのかと思い悩むこともありました。
今、自分の経験を振り返る機会が訪れ、そのタイミングでこの本を読みました。
そして、重要な選択をするたびに親にどう思われるか気にしていることに気付きました。
この本は、自分の人生を自ら選び楽しむために、親の価値観と決別するための処方箋です。
子どもは親の価値観に背くとそれを罪と感じること、親に完全に理解してもらうことは難しいこと
親が変わることを期待するのではなく、自分の意志を表明したうえで罪を感じる自分を変えること
親を「許す」のではなく、心の奥に隠された親への「怒り」と「悲しみ」をはっきり認識すること。
本国での出版が1998年、邦訳が1999年ですが、まったく古さを感じないところに
この問題の根の深さがあり、考えさせられました。
訳者あとがきにあるように、本著は親から子どもへの虐待にたいする"すべてを網羅した
画期的な本"と思います。
"何年もの間、怒りの釜にふたをしてきた人のなかには、
従順で犠牲的精神の強い完全主義者のようになっている人もいる"
する謎の力があり、それが何だったのかがずっと分かりませんでした。
仕事や私生活で頑張ってみても無力感と空しさを感じることが多く、疲れるばかりでした。
また、周りが好きなことにエネルギーを注いでいる一方で、エネルギーの湧かない
自分は怠惰なのかと思い悩むこともありました。
今、自分の経験を振り返る機会が訪れ、そのタイミングでこの本を読みました。
そして、重要な選択をするたびに親にどう思われるか気にしていることに気付きました。
この本は、自分の人生を自ら選び楽しむために、親の価値観と決別するための処方箋です。
子どもは親の価値観に背くとそれを罪と感じること、親に完全に理解してもらうことは難しいこと
親が変わることを期待するのではなく、自分の意志を表明したうえで罪を感じる自分を変えること
親を「許す」のではなく、心の奥に隠された親への「怒り」と「悲しみ」をはっきり認識すること。
本国での出版が1998年、邦訳が1999年ですが、まったく古さを感じないところに
この問題の根の深さがあり、考えさせられました。
訳者あとがきにあるように、本著は親から子どもへの虐待にたいする"すべてを網羅した
画期的な本"と思います。
"何年もの間、怒りの釜にふたをしてきた人のなかには、
従順で犠牲的精神の強い完全主義者のようになっている人もいる"
2023年5月4日に日本でレビュー済み
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親子関係に疑問持つ方向けかと思います