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マンガ日本人と天皇: 近代天皇制とはなにか (講談社+アルファ文庫 E 34-1) 文庫 – 2003/4/1

3.9 5つ星のうち3.9 51個の評価

国民の愛国心、誇り、アイデンティティを問う!!

「近代天皇制の毒」は日本人の心に大きな後遺症を残した。
封印された昭和天皇の戦争責任、「君が代」「日の丸」の真意など、激動の今だからこそ読みたい、衝撃の問題作!!

「天皇制とは何なのか、その真実を知ったとき、私は天皇を畏れ敬う必要のないことを確信し、私の精神は天皇の束縛から自由になった。私の精神は自由になったが、私自身は天皇から自由になっていない。それは私の属する日本の社会がいまだに天皇にとらわれ続けているからだ」――。
長い間、くびきであり重荷であった天皇制の呪縛からの解放を強く日本人に訴える本書は、『美味しんぼ』の巨匠・雁屋哲、渾身の力作!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 386ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062567261
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062567268
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 51個の評価

著者について

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雁屋 哲
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1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部卒業後、電通勤務を経て漫画原作者となり、『男組』(画/池上遼一)『野望の王国』(画/由起賢二)など を手がける。83年、『美味しんぼ』(画/花咲アキラ)の連載開始。87年、同作品で第32回小学館漫画賞受賞。88年より、オーストラリア・シドニー在 住((「BOOK著者紹介情報」より:本データは『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』(ISBN-10:4990301951)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
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51グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マンガというのでもっと柔らかい内容かと思いましたが、しっかり歴史に沿って解説しています。明治以前の時代も何万年もあった訳で、昔からと言う言葉にも疑いを持つべきだと思いますね。
2018年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容は気に入ってます。天皇制について色々な観点から書かれていて満足してます。評価は5です。だけど、新品を買ったのに競艇のレース券が何枚も挟んでありました。なんで?それで、それが原因でそこのページが変色してました。残念です。新品を買ったのになぜだろう?最大の謎です。その為評価3です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく調べて書いている。
普段マンガも読まないので、雁屋氏がこのような人とは知らなかった。
論理も通っている。
「天皇」個人ではなく、制度としての天皇制として捉えているところが、力を与えている。
明治維新によって構成された近代天皇制、維新の立役者たちに道具として「玉」としての扱われていた天皇、あるいは教育勅語のナンセンスさを古代天皇の兄弟親子殺し合いや、大正天皇の母親が皇后ではなく、柳沢愛子であることなどをうまく組み込んで説明している。
憲法から天皇規定を取り除かない限り自立した日本人になり得ないことを説得的に説明している。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
膨大な数の文献を研究して書かれた1冊で、天皇制の本質とその弊害についてとてもわかりやすく説明されている。とても良い本だと思う。
天皇家は古代から綿々と存続し、時には権力を握った時代もあったが、現代につながるような天皇を軸とした君主制が形成されたのは明治時代に入ってから、たかだかここ150年くらいのこと。武士が日本を支配していた長い歴史があるのは誰でも知っていることだから、言われてみれば当然のことなのだけど、日本創世期から今日まで「万世一系」の天皇がこの国を支配しているような誤ったイメージは今の世代の感性にもなんとなく染み付いてしまっているのではないか。神話に立脚した現人神・天皇の存在を信じてしまった日本人の不思議。いわば一国全体が新興宗教団体と化したような明治・昭和に日本人の行き着いた先があの敗戦だった。そしてあの破滅をもってしても日本が新生することができなかった原因は、一番の戦争責任者である昭和天皇が何の責任も取らなかったことだ。日本人は天皇の名の下に戦争を行った。戦争末期、すでに負けている戦をやめることができなかったのも「国体護持」のためだった。どんな屁理屈をこねても戦争責任者の筆頭が昭和天皇であることは変えようがない。しかし戦後も「昭和」という名の時代は続き、天皇制が根本から覆されることはなかった。こうして、失敗から学ばず、誰も責任を取らない、という日本の特質は今に受け継がれている。福島原発事故というカタストロフィーを経ても何事も無かったように被爆を許容し原発再稼動を容認する不思議の国・日本の醸成は、この昭和天皇の責任逃れから端を発しているのではないかとさえ思われる。
しかし本書の中で雁屋さんは昭和天皇個人を責めることは本質的な問題ではないと言っている。問われるべくは、近代天皇制そのものなのだと説く。天皇家に生まれ、自らを神と信じるように教育されれば、昭和天皇のような人格が形成されることは避けがたいことだろう。自らを神と信じ、国民をただ自らに仕える「臣民」と見なしている人間に対し、人類平等の見地に立った論理的・倫理的行動を期待するべくもない。裏返してみれば、自由な人間としての人格形成を阻まれた天皇自身にとっても、天皇制は彼の人権を正当に扱っていない。この天皇の人権という問題は、私も以前考えてみたことがあった。雁屋さんも本書の中でこの問題に言及していた。
天皇の人権といえば、殊に現代の「象徴天皇制」の下では天皇の言動に様々な制約が課せられている。この「象徴天皇制」について、私は今まで当然のことのように受けいれていたものだった。しかし、本書を読んであらためて考えてみると、たしかに、天皇が「国および国民統合の象徴」であるという概念は意味がわからない。天皇というひとりの人間が日本の国をどうやって象徴するのか。日本人が皆天皇と似ているわけでもない。外国人は日本人を見たら天皇を連想するのか。日本人が互いに仲良く暮らすのは天皇の顔を思い浮かべてのことなのか。全然意味がわからないし、またその必要性もわからない。このように意味不明な象徴天皇制から日本を解放するとともに、皇室の人々をも自由の制約から解放するために、雁屋さんの憲法第一条廃止論に私も賛成である。
ちょうど新元号・令和で大騒ぎの昨今である。令和で新時代到来のようなお祭り騒ぎだが、元号が変わったら時代が変わるのか。戦争・敗戦という大事件を挟んでも昭和という時代が続いたように、元号と時代は何の係わり合いもない。天皇が代替わりすれば時代が変わるような、一国が変わってしまうような、そういう感覚を私たちはいい加減捨てなければいけないと思う。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月13日に日本でレビュー済み
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キリストが起こした超常現象の数々を熱心な信者が本当に信じているかは別な話だし

キリスト教の名で行われた南米などでの数々の蛮行を持ってしてキリストを語るのはまた別の話だろう・・・

日本人で天皇にまつわるが神話が事実であると考える人間がどれほどいるのだろうか????

天皇を葬り去る機会は日本人にはいくらでもあった・・・・

それなのになぜ、今日も天皇制が存続されているのか疑問に本書はたえていない・・・

庶民が神話や政治家の創作にかかって天皇制が存在されていると著者が考えるなら、大いなる誤解と言わざる得ない

日本の庶民はそれほど馬鹿ではない・・・

しかし客観性に欠ける・・・・・

まぁそれが著者の長所でもあり短所なのでしょうし個性・・・

その個性を殺さずにいるのも日本社会であるという事実・・・・

今回は短所が出てしまいましたね
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巻末の参考文献の数に、鼻血が出そうになりました。
「公に触れてはいけない、批判なんぞ、もっての他」扱いされている天皇という存在に、激しいエクスキューズを突き付けています。
エンタメ右翼がいわゆる感情論で本を書く理由は、調べるとか読むとかしてないからだと、よく分かります。
ただ、戦後の日本の問題や日本人の意識の問題全てを、天皇制に帰結出きるほど、天皇制は簡単な問題ではないようにも思います。
大人の心を持たない子どもの国・ニッポン。
もっと階級がド厳しい英国でも、こんな風にはなってないです。
知る事は、大人への一歩だと、痛感しました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月2日に日本でレビュー済み
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解釈が一方的過ぎる。
比較なく押し付ける、強権主義者。
評価の別れる漫画ではある。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年12月14日に日本でレビュー済み
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これほど真面目に天皇制を書いた本は、他にありません。
マンガと思って、あなどっていると、品質が良く内容が濃いです。
人生のなかで一度は読むことをお勧めします。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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