太っている人間に直接食生活について質問したり、そこらの飲食店でどんな食べ方しているか観察したりしてみよう。
甘いものはダメなんですよ。
絶対的に本書を否定する。
どうせ著者もメタボだろう。
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「砂糖は太る」の誤解―科学で見る砂糖の素顔 (ブルーバックス) 新書 – 2001/5/1
高田 明和
(著)
砂糖とそば粉は、同じカロリー! 「砂糖は太る」それは、誤解です。「甘さが太らせる」それも、誤解です。「砂糖は糖尿病の原因」それも、やっぱり誤解です。あなたの「食べ物常識」を覆す、砂糖の真の姿。
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/5/1
- ISBN-10406257330X
- ISBN-13978-4062573306
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商品の説明
著者について
高田明和(たかだあきかず)
1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部、同大学院卒業後、ニューヨーク州立大学助教授を経て、浜松医科大学教授。2001年、浜松医科大学名誉教授。医学博士。専攻は生理学、特に血液学。。日本生理学会、臨床血液学会などの評議員。1989年、中国科学院より国際凝固・線溶シンポジウム特別賞を受賞。1991年ポーランド、ビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。血液と生理学分野での国際的な活躍の一方、ユニークな科学エッセイで幅広い読者をもつ。著書には、『40歳をすぎても記憶力は伸ばせる』など多数。
1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部、同大学院卒業後、ニューヨーク州立大学助教授を経て、浜松医科大学教授。2001年、浜松医科大学名誉教授。医学博士。専攻は生理学、特に血液学。。日本生理学会、臨床血液学会などの評議員。1989年、中国科学院より国際凝固・線溶シンポジウム特別賞を受賞。1991年ポーランド、ビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。血液と生理学分野での国際的な活躍の一方、ユニークな科学エッセイで幅広い読者をもつ。著書には、『40歳をすぎても記憶力は伸ばせる』など多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/5/1)
- 発売日 : 2001/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 168ページ
- ISBN-10 : 406257330X
- ISBN-13 : 978-4062573306
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,117,385位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年3月18日に日本でレビュー済み
決して砂糖 ”だけ”が悪者ではありません。
砂糖の糖、つまり”糖質”は炭水化物であり、お米も小麦も蕎麦も大量の”糖質”を含有することにかわりはありません。
そして砂糖を含めた、”糖質”(=繊維質を除いた炭水化物)をたくさん含む小麦粉、お米、そば粉などで作られたお菓子、麺類、パン類、加工食品などを偏って摂りすぎると、糖尿病などの成人病に罹患しやすくなるのはたくさんのエビデンスで証明されています。それから炭水化物のとりすぎは”太ります”これにも実験もとづくエビデンスがあります。
また、糖質(ブドウ糖)は唯一の”頭”の栄養分のように記されていますが、ケトン体という脂肪酸の代謝産物も普通に利用することも証明されています。
このように一般人である私でも知り及ぶ程度の知識でも、明確に間違いであることが分かるような著作物を、医科大学の名誉教授の肩書きのある著者が、現時点でも堂々と世に問うておられるのは甚だ不名誉なことと言わざるを得ません。速やかに適切な措置がなされることを希望いたします。
砂糖の糖、つまり”糖質”は炭水化物であり、お米も小麦も蕎麦も大量の”糖質”を含有することにかわりはありません。
そして砂糖を含めた、”糖質”(=繊維質を除いた炭水化物)をたくさん含む小麦粉、お米、そば粉などで作られたお菓子、麺類、パン類、加工食品などを偏って摂りすぎると、糖尿病などの成人病に罹患しやすくなるのはたくさんのエビデンスで証明されています。それから炭水化物のとりすぎは”太ります”これにも実験もとづくエビデンスがあります。
また、糖質(ブドウ糖)は唯一の”頭”の栄養分のように記されていますが、ケトン体という脂肪酸の代謝産物も普通に利用することも証明されています。
このように一般人である私でも知り及ぶ程度の知識でも、明確に間違いであることが分かるような著作物を、医科大学の名誉教授の肩書きのある著者が、現時点でも堂々と世に問うておられるのは甚だ不名誉なことと言わざるを得ません。速やかに適切な措置がなされることを希望いたします。
2010年3月7日に日本でレビュー済み
高田さんの本はかれこれ10冊程読み、得るところも多い一方、どうも
一見科学的な説明が一面的、皮相に過ぎる嫌いがあり、残念に感じてい
ました。この本も同様で、一見尤もらしいのですが、俄かには首肯でき
ません。
図3−2で、糖尿病患者数と一人当たり砂糖消費量の経年変化のグラフ
を示し、逆比例していると主張されていますが、できることなら、糖尿
病患者数ではなく、年齢等々でしっかり補正した発症率を取るのが妥当
ではないかと思います。又、一人当たり砂糖消費量の内容が不明です。
もしも、製糖業界の砂糖生産量か出荷量を人口で除した数値でしたら、
その数値の価値は非常に小さくなってしまいます。清涼飲料水その他加
工食品も含めた、正味の砂糖摂取量で見る必要を感じます。
図2−10と11では、glycemic index を指標として、砂糖の無実を
証明したような説明ですが、これは間違いでしょう。glycemic index
は非常に大雑把な積分的な指標に過ぎず、砂糖摂取の不自然さ、非生理
的な挙動、想定されている間接的な脳細胞障害作用などを否定するので
あれば、もっともっと緻密な微分的な解析が必要と思います。この部分
の論拠がもしも崩れることにでもなれば、この本全体が崩壊しかねませ
ん。それだけにもっともっと慎重に考証して欲しかった。
砂糖が健康に良いのか悪いのか、未だに明確な結論は出ていないと思い
ます。この本が、砂糖の害を強く主張する本、"Sugar Blues" や
"Suicide by Sugar" をしっかりと論駁しているとはとても感じられま
せん。高田さんの形勢極めて不利、と思います。
牛乳の健康障害に関しては、「乳がんと牛乳」を是非ご一読下さい。心
ある女性は二度と乳製品に手を出そうとは思わなくなるでしょう。
この本が、砂糖論争を面白くするのに貢献すると思いますので、星一つ、
高田さんが上記の様な本に正面切って反論してくれるのを期待して星一
つ。高田ファンの皆さん、ご免なさい。私もファンではあるのですが。
一見科学的な説明が一面的、皮相に過ぎる嫌いがあり、残念に感じてい
ました。この本も同様で、一見尤もらしいのですが、俄かには首肯でき
ません。
図3−2で、糖尿病患者数と一人当たり砂糖消費量の経年変化のグラフ
を示し、逆比例していると主張されていますが、できることなら、糖尿
病患者数ではなく、年齢等々でしっかり補正した発症率を取るのが妥当
ではないかと思います。又、一人当たり砂糖消費量の内容が不明です。
もしも、製糖業界の砂糖生産量か出荷量を人口で除した数値でしたら、
その数値の価値は非常に小さくなってしまいます。清涼飲料水その他加
工食品も含めた、正味の砂糖摂取量で見る必要を感じます。
図2−10と11では、glycemic index を指標として、砂糖の無実を
証明したような説明ですが、これは間違いでしょう。glycemic index
は非常に大雑把な積分的な指標に過ぎず、砂糖摂取の不自然さ、非生理
的な挙動、想定されている間接的な脳細胞障害作用などを否定するので
あれば、もっともっと緻密な微分的な解析が必要と思います。この部分
の論拠がもしも崩れることにでもなれば、この本全体が崩壊しかねませ
ん。それだけにもっともっと慎重に考証して欲しかった。
砂糖が健康に良いのか悪いのか、未だに明確な結論は出ていないと思い
ます。この本が、砂糖の害を強く主張する本、"Sugar Blues" や
"Suicide by Sugar" をしっかりと論駁しているとはとても感じられま
せん。高田さんの形勢極めて不利、と思います。
牛乳の健康障害に関しては、「乳がんと牛乳」を是非ご一読下さい。心
ある女性は二度と乳製品に手を出そうとは思わなくなるでしょう。
この本が、砂糖論争を面白くするのに貢献すると思いますので、星一つ、
高田さんが上記の様な本に正面切って反論してくれるのを期待して星一
つ。高田ファンの皆さん、ご免なさい。私もファンではあるのですが。
2005年10月7日に日本でレビュー済み
かわいらしい表紙と、結構好きな高田明和さんの本、って事と、
タイトルにひかれて、衝動買いしてしまった一冊。
内容は、砂糖に対するいろいろな誤解や。
砂糖が持つ体への働きについて書いてある。
砂糖=肥満、糖尿病ではない!という衝撃の事実。
キレやすくなる、というのも全くの誤解。
その上、アルツハイマーやうつの予防に
砂糖は欠かせない。
よく、新聞広告で見た、
「あなたの頭に、お砂糖は足りていますか?」
というキャッチフレーズ。
砂糖屋さんの、戦略だとばかり思ってきたけれど。
それだけではなかったらしい。
あと、白い砂糖が悪者みたいに言われてきたけど。
それも誤解らしい。
ただ、純粋になってるだけで、身体に毒な事はないんだ。
もちろん沢山摂りすぎるのは、よくないけれど。
これは砂糖だけに限った話じゃない。
まあとにかく、著者が言いたいのは、
砂糖だけを悪者にするのではない、ということ。
流行の健康法に流されないで、ということ。
そういうことらしい。
結局、食べ物とは楽しく接さなければ、と
あらためて思った一冊だった。
タイトルにひかれて、衝動買いしてしまった一冊。
内容は、砂糖に対するいろいろな誤解や。
砂糖が持つ体への働きについて書いてある。
砂糖=肥満、糖尿病ではない!という衝撃の事実。
キレやすくなる、というのも全くの誤解。
その上、アルツハイマーやうつの予防に
砂糖は欠かせない。
よく、新聞広告で見た、
「あなたの頭に、お砂糖は足りていますか?」
というキャッチフレーズ。
砂糖屋さんの、戦略だとばかり思ってきたけれど。
それだけではなかったらしい。
あと、白い砂糖が悪者みたいに言われてきたけど。
それも誤解らしい。
ただ、純粋になってるだけで、身体に毒な事はないんだ。
もちろん沢山摂りすぎるのは、よくないけれど。
これは砂糖だけに限った話じゃない。
まあとにかく、著者が言いたいのは、
砂糖だけを悪者にするのではない、ということ。
流行の健康法に流されないで、ということ。
そういうことらしい。
結局、食べ物とは楽しく接さなければ、と
あらためて思った一冊だった。
2010年12月23日に日本でレビュー済み
現代の日本では、「●●を食べれば痩せる」「××を食べると太る」などのガセビアが、数多く罷り通っている。特に、砂糖の場合は「食べると太る」「食べると虫歯になり易くなる」などと酷評されているが、本当にこれらは正しいのだろうか?
少なくても、私の経験上、砂糖の多く含まれている食品を摂っただけで、太ったり、虫歯になったり、糖尿病を発症したことは無い。そのことを、著者の高田さんは分かりやすく解説しているが、この本の場合は、私が過去にレビューを書いたブルーバックスと同じく、図表の使い方が非常に上手いと言える。
しかも、この本の場合は砂糖の歴史についても解説しているが、はっきり言って、ここまで砂糖のことを幅広く解説した本は、なかなか無いと思う。
もちろん、「砂糖を食べても太らない」と解釈して、過食や、ドカ食いなどの誤った食生活を送るのは論外だが、いずれにしろ、この本は砂糖に関する誤解を完全に一掃するための切り札であると言える。
だから、砂糖に関する正しい考えを広めるためにも、この本は永く読み継がれて欲しいと思う。
少なくても、私の経験上、砂糖の多く含まれている食品を摂っただけで、太ったり、虫歯になったり、糖尿病を発症したことは無い。そのことを、著者の高田さんは分かりやすく解説しているが、この本の場合は、私が過去にレビューを書いたブルーバックスと同じく、図表の使い方が非常に上手いと言える。
しかも、この本の場合は砂糖の歴史についても解説しているが、はっきり言って、ここまで砂糖のことを幅広く解説した本は、なかなか無いと思う。
もちろん、「砂糖を食べても太らない」と解釈して、過食や、ドカ食いなどの誤った食生活を送るのは論外だが、いずれにしろ、この本は砂糖に関する誤解を完全に一掃するための切り札であると言える。
だから、砂糖に関する正しい考えを広めるためにも、この本は永く読み継がれて欲しいと思う。
2009年3月18日に日本でレビュー済み
甘党の自分ですが、甘いものを食べるとなんともいえない罪悪感を感じたものです。
骨が溶けるなんてよく聞かされていました。
砂糖好きでありながら、どれだけ砂糖に偏見をもっていたのかを知り愕然…。
統計的事実と、体内での化学的メカニズムという事実の両面から、
世でまことしやかにささやかれる偏見を一つずつ看破していく様は、爽快ですらあります。
みんなに読んでほしい本の一つです。
コンパクトにまとまっているので、すぐに読むことができます。
まぁ、分子生物学的な説明は、まったく触れたことがないとちょっと面倒かもしれませんが…。
骨が溶けるなんてよく聞かされていました。
砂糖好きでありながら、どれだけ砂糖に偏見をもっていたのかを知り愕然…。
統計的事実と、体内での化学的メカニズムという事実の両面から、
世でまことしやかにささやかれる偏見を一つずつ看破していく様は、爽快ですらあります。
みんなに読んでほしい本の一つです。
コンパクトにまとまっているので、すぐに読むことができます。
まぁ、分子生物学的な説明は、まったく触れたことがないとちょっと面倒かもしれませんが…。
2003年11月23日に日本でレビュー済み
身近なものほど正確な知識を身につけ、効果的に利用すべきことを思い知らされる一冊である。「砂糖とそば粉は同じカロリー」というのは、まず砂糖はブドウ糖と果糖の分子が結合したものである。そば粉や米などのでんぷんはブドウ糖の分子が鎖のように繋がっている。消化する際の過程や関わる酵素は異なるが、等量の砂糖とでんぷんは最終的に等量のブドウ糖に変換されるということである。砂糖への世間の誤解、肥満や糖尿病の原因そして骨を溶かすとかビタミンを破壊するとか、俗説の誤りを医学的データを元に証明する。むしろ砂糖はアルコール依存を押さえたり、ストレス解消に役立ち、うつ病の改善にも重要な役割を果たすのだそうだ。著者の真意は「砂糖」を引き合いにして「○○は体によい」といった低レベルの次元でなく、摂取する栄養バランスと刻々と変る生活環境に応じて常に「健康情報」を見直すことが、健康にとって一番大切だということのようである。
2001年8月30日に日本でレビュー済み
砂糖を科学すること、そして、砂糖を理解することのおもしろさを与えてくれた本です。健康な生活を送るための、正しい知識を得ることができました。とても気軽に読める一冊です。