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数学にときめく―あの日の授業に戻れたら (ブルーバックス) 新書 – 2002/6/20
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/6/20
- ISBN-104062573725
- ISBN-13978-4062573726
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商品の説明
著者からのコメント
著者について
■ムギ畑(むぎばたけ)
【新井紀子】
東京都出身。一橋大学法学部卒業。イリノイ大学数学科博士課程修了。理学博士。専攻はロジックと計算理論。計算や証明の複雑さの理論を中心に研究を行っている。e-ラーニング(遠隔教育)の実験的教育サイト「e-教室」の主宰者。現在、国立情報学研究所助教授。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/6/20)
- 発売日 : 2002/6/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4062573725
- ISBN-13 : 978-4062573726
- Amazon 売れ筋ランキング: - 631,666位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学等だが、人工知能や地方創生等、文理融合分野で幅広く活動をしている。具体的な研究成果としては、教育機関向けのコンテンツマネージメントシステム NetCommonsや、研究者情報システム researchmapの研究開発、リーディングスキルテストの開発、edumapの開発、米原駅東口再開発プロジェクトへの助言等がある。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
科学技術分野の文部科学大臣表彰、日本エッセイストクラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞、大川出版賞、エイボン女性教育賞、ビジネス書大賞などを受賞。
2017年にTEDで行った講演は、23カ国語に翻訳され150万人以上が視聴した。2018年にはマクロン大統領の招待により世界のトップAI研究者とともにフランスのAI政策について進言。また、同年、国連において持続可能な開発目標(SDGs)と科学技術との関係を討議する第3回 STIフォーラムで基調講演を行った。
主著に「生き抜くための数学入門」(イーストプレス)、「数学は言葉」(東京図書)、「AI vs 教科書が読めない子どもたち」「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済新報社)など。
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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興味を持つきっかけをくれる本 》なのかなと推測して購入しましたが
全く逆のようで
元々数学が好きな子が、更に数学の面白みを深める本のようです。
今回は、中1の数学を学び始めた子が
苦手意識を持たずに親しめるようにという目的で購入しましたが
内容もちょっと難しそうで、当方の場合は逆効果かも知れません。
いつも疑問に思っていたようなことが書いてあるといって
何度も繰り返し読み返していました。
数学的思考力のない私は正直、内容がくどいなあと思ったし・・・。
数ページで断念。
数学苦手だった人向けっぽいけど、そうはいってもハードル高し。
数学大好きな人には、お薦めできそうです。
無限って何?いろいろな方向から無限について考えることができるんですね。目の前が開けたような気がします。
発想が貧困だと思っているときには、一服の清涼剤になります。
数学が好き人はもちろん、数学が嫌いになってしまった人にもお勧め。
面白い問題が出てくる。
よくこんな問題を考え付くことができるな、と思うような問題だ。
たとえば、冒頭に出てくる、「有限な面積をもつ図形の中に無限の長さを持つ曲線を引けるか」ーーとか。
うーーん、こんなこと、自分は考えもしなかった。
それに、ものの考え方についても有益なヒントを与えてくれる。
たとえば、「場合分けをするなら、まずは大きな場合分けからはじめよ」など。
説明の仕方も面白い。一直線に「これが正解」と示すのではなく、試行錯誤型、参加型である。
著者が主宰するインターネットでの数学塾に参加している人たちの解答がいろいろ出てくる。
そこに、さまざまな発想が示されている。
私ならこう考えるんだけどなーーなどと思いながら、示されている解答案を読んでいくわけだ。
したがって、活発な教室に身を置いて、解答のプロセスに参加しているような実感が味わえる。
謎解き的な面白さもある。
数学に興味があれば、手に取ってごらんになってはいかがだろう。
ただ、読むためには高校数学得意、不得意に関係なく学んだことがある方がより理解も進む。
第8章の「カントールの舞踏会」の解説で「男女の列にはもう1種類・・・・○●|○●|○●|○●|・・・」の部分は説明不足でどういうケースかよくわからない。出版社に質問してみようかな。
学校教育では,入り口の数が少な過ぎる。
日常生活の中に,数学の入り口がたくさんある。
本書では,数学の入り口のいくつかを,実際に紹介してきた経緯を記録している。
「数学にときめく」ような体験ができたら、だれもが数学を好きになることができるでしょう。著者は幼い時には数学が嫌いだったそうですが、そのことによって数学のほんとうの面白さ、不思議さ、幸せ感のようなものを心ゆくまで探求していく道を見出すことができたのではないでしょうか。この本を読み進むことで、そのすばらしい感動が再現できるような見事な構成になっています。
1平方センチの四角の中で、無限の長さを持つ線をどうやって引いたらいいのか。これはもはや算数ではありません。知識だけでは探究できない数学の世界です。確率、無限、パイの不思議、証明の妙味まで、予備知識がなくても数学ってほんとうに面白いということを学ぶことが可能です。深く心に残る話題や数学の真髄が凝縮。一読の価値ありです。