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「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス) 新書 – 2003/9/21
高橋 久仁子
(著)
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誤解だらけの食情報を検証する。アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
「体によい」「体に悪い」「飲めば痩せられる」……どこまでホント?
〈信じるまえに、ちょっと待った!〉
●砂糖不使用だから、カロリー控えめ?
●ポリフェノールはワインとチョコだけに含まれている?
●ご飯は太る? スパゲッティは太らない?
●野菜ジュースは野菜を食べた代わりになる?
●アルカリ性食品で血液をアルカリ性に変える?
●ポテトチップスに有害物質?
誤解だらけの食情報を検証する
アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?
健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。
食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
「体によい」「体に悪い」「飲めば痩せられる」……どこまでホント?
〈信じるまえに、ちょっと待った!〉
●砂糖不使用だから、カロリー控えめ?
●ポリフェノールはワインとチョコだけに含まれている?
●ご飯は太る? スパゲッティは太らない?
●野菜ジュースは野菜を食べた代わりになる?
●アルカリ性食品で血液をアルカリ性に変える?
●ポテトチップスに有害物質?
誤解だらけの食情報を検証する
アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?
健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。
食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/9/21
- 寸法11.4 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104062574187
- ISBN-13978-4062574181
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/9/21)
- 発売日 : 2003/9/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062574187
- ISBN-13 : 978-4062574181
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- - 1,651位ブルーバックス
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月25日に日本でレビュー済み
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栄養学的観点からフードファティズムについて書かれている点は評価出来ますが、
フードファディズムとしか片づけられない糖質制限、MEC、朝食抜きのような
今でも実践を試す人が後を絶たない怪しげな健康法に陥らないようにする為に
心理的に何を意識すればいいのかを書いてあれば満点でした。
ダイエットをする必要に迫られたという事は一日三食・バランス食から乱れていった結果なのですから、
通常の食生活に戻る指針を分かりやすく書いてほしい、ということです。
個人的な考えですが、糖尿病治療でのガイドラインに従った「カロリー制限」が
最近では本来栄養バランスを重視するものである事を患者に正しく説明せず、
ただ単に総カロリーを減らし患者を叱り飛ばすだけの治療と化しているように思えます。
それが原因で楽して治療したいと栄養バランスを欠く前述のような健康法に切り替えてしまう人が多いそうですが、
今後はその点も考慮するべきではないしょうか。
フードファディズムとしか片づけられない糖質制限、MEC、朝食抜きのような
今でも実践を試す人が後を絶たない怪しげな健康法に陥らないようにする為に
心理的に何を意識すればいいのかを書いてあれば満点でした。
ダイエットをする必要に迫られたという事は一日三食・バランス食から乱れていった結果なのですから、
通常の食生活に戻る指針を分かりやすく書いてほしい、ということです。
個人的な考えですが、糖尿病治療でのガイドラインに従った「カロリー制限」が
最近では本来栄養バランスを重視するものである事を患者に正しく説明せず、
ただ単に総カロリーを減らし患者を叱り飛ばすだけの治療と化しているように思えます。
それが原因で楽して治療したいと栄養バランスを欠く前述のような健康法に切り替えてしまう人が多いそうですが、
今後はその点も考慮するべきではないしょうか。
2015年12月29日に日本でレビュー済み
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フードファディズムの第一人者による一冊。
詳細は本書を読んでもらいたいが、「**を食べれば健康にいい」「**だけ食べるのがいい」という話は基本的に眉唾で聞くべしというのが大原則。「過ぎたるは及ばざるがごとし」というわけだ。適量食べればすばらしいものでも大量に食べ過ぎれば逆効果になってしまったり、あるいは体にいい(かもしれない)成分が入っていても、効果を得るたえには信じられないほどの両を食べる必要があったり。
作者は健康にいい、悪いではなく、「いろんなものをおいしく、適量に楽しむ」ことが大事だと提言する。「**で血液さらさら」という話と比べると地味でつまらない結論かもしれないが、はるかに誠実だ。
詳細は本書を読んでもらいたいが、「**を食べれば健康にいい」「**だけ食べるのがいい」という話は基本的に眉唾で聞くべしというのが大原則。「過ぎたるは及ばざるがごとし」というわけだ。適量食べればすばらしいものでも大量に食べ過ぎれば逆効果になってしまったり、あるいは体にいい(かもしれない)成分が入っていても、効果を得るたえには信じられないほどの両を食べる必要があったり。
作者は健康にいい、悪いではなく、「いろんなものをおいしく、適量に楽しむ」ことが大事だと提言する。「**で血液さらさら」という話と比べると地味でつまらない結論かもしれないが、はるかに誠実だ。
2019年11月19日に日本でレビュー済み
著者は家政学部系の教育学部の教授です。食事教育ですね。体に良い・悪いと決めつけて煽り立てられることに気を付けてという内容です。心得ておきたい意見です。小さな研究を元に、○○を食べるだけで健康になるとしてその食品に殺到する。困った現象です。
しかし、この本は「○○は悪いわけではない」と言いますがその証拠の提示が不十分だということも言えます。栄養学の分野ではその後に激動がありました。ハーバード大学などが提唱し、科学的根拠に基づいて体に良くないと言われている食べ物があるということです。ハーバード大学の食事法で調べれば情報はたくさん出てくるでしょう。UCLAの助教授で医師である津川友介氏が、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』という著書を出していますが肉、砂糖などです。こうしたことは迷信的な流行ではないのです。
最後の献立編では砂糖をたくさん使っていますが、2014年の世界保健機関のドラフトでは砂糖は5%以下を推奨しているので、25g以下で考えないといけません。
しかし、この本は「○○は悪いわけではない」と言いますがその証拠の提示が不十分だということも言えます。栄養学の分野ではその後に激動がありました。ハーバード大学などが提唱し、科学的根拠に基づいて体に良くないと言われている食べ物があるということです。ハーバード大学の食事法で調べれば情報はたくさん出てくるでしょう。UCLAの助教授で医師である津川友介氏が、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』という著書を出していますが肉、砂糖などです。こうしたことは迷信的な流行ではないのです。
最後の献立編では砂糖をたくさん使っていますが、2014年の世界保健機関のドラフトでは砂糖は5%以下を推奨しているので、25g以下で考えないといけません。
2008年7月28日に日本でレビュー済み
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栄養のことは、あまり詳しくない国民が多いように思う。家庭科の非効果的なためか、受験科目意外は熱が入らない日本教育の失敗のゆえか。
うちにホームステイしたフィンランド高校生のとても健康的な食習慣と発言を見ると、日本人は大いに反省の要がある。日本の食育も同じ結果かも。
本書は、栄養の基礎を学べるとともに、巻末の索引によって、関心事項をそのつど読めるメリットがある。
そして、結論として、「何が良い」「何が悪い」というfocus主義ではなく、昔からの、常識的なバランスの取れた適切な食を言っているところが良い。たぶん、研究費理由のために、企業のちょうちん持ちのような学者も多いのかもしれない。であるから、本書のような、「金にならない」研究を推薦したい。
未来問題解決プログラムでも、子どもの「食」プロジェクトの参考資料として使っている。
うちにホームステイしたフィンランド高校生のとても健康的な食習慣と発言を見ると、日本人は大いに反省の要がある。日本の食育も同じ結果かも。
本書は、栄養の基礎を学べるとともに、巻末の索引によって、関心事項をそのつど読めるメリットがある。
そして、結論として、「何が良い」「何が悪い」というfocus主義ではなく、昔からの、常識的なバランスの取れた適切な食を言っているところが良い。たぶん、研究費理由のために、企業のちょうちん持ちのような学者も多いのかもしれない。であるから、本書のような、「金にならない」研究を推薦したい。
未来問題解決プログラムでも、子どもの「食」プロジェクトの参考資料として使っている。
2013年10月28日に日本でレビュー済み
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食べ物あるある,まさに都市伝説のような話もありましたが,
とても勉強になりました。
とても勉強になりました。
2013年4月8日に日本でレビュー済み
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マスメディアが確かでないことを知るうえで参考になる本です。
2013年1月30日に日本でレビュー済み
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同じ作者のどの書籍が良いのか?お勧めがもっと分かりやすく知りたかったです。