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早すぎた発見、忘られし論文 (ブルーバックス) ペーパーバック – 2004/11/1
大江 秀房
(著)
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- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 発売日2004/11/1
- ISBN-104062574594
- ISBN-13978-4062574594
登録情報
- 発売日 : 2004/11/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 301ページ
- ISBN-10 : 4062574594
- ISBN-13 : 978-4062574594
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,047,704位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2024年2月25日に日本でレビュー済み
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I am happy with the quality and condition of the product.
2018年9月18日に日本でレビュー済み
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科学史を読むとその研究テーマの根本のことが分かります。理科を教える立場の人は読むべき。
2005年3月8日に日本でレビュー済み
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この本で扱われている科学者・数学者は、発表した時点で正当な評価を受けずに、何年も経ってから、もしくはその死後に評価を受けた人たちです。
各人についてはページ数の関係だと思いますが、必要最小限の記述になっています。
書かれている内容を見ると、当時認められなかった理由が環境的に不遇であった人と、個人の資質(人嫌い、名声を求めない)による人に分かれるように感じます。
この本の意図が、誰に何をメッセージしようとしているのかが少々弱いようにに感じました。
できれば、これから社会で何かを成し遂げようとしている人に対して、今ある環境に負けることなく、自分を見失うことなくがんばって欲しい!というメッセージ性が強い方が良かったような気がします。
ただ、中学校・高校で名前だけ知っていた科学者たちのことを読みやすくまとめているので、これから科学を志す学生にはいい本ではないかと思います。
個人的にもアボガドロ・アレニウス・ギプスについても自説を認められない時期があったとは知らなかったので。
また、ガロアやアーベルの話は何で読んでも泣けてきますね。
できれば、理科離れが進んでいる世の中で、これを読むことがきっかけになって科学の道に進む学生が増えることを願います。
各人についてはページ数の関係だと思いますが、必要最小限の記述になっています。
書かれている内容を見ると、当時認められなかった理由が環境的に不遇であった人と、個人の資質(人嫌い、名声を求めない)による人に分かれるように感じます。
この本の意図が、誰に何をメッセージしようとしているのかが少々弱いようにに感じました。
できれば、これから社会で何かを成し遂げようとしている人に対して、今ある環境に負けることなく、自分を見失うことなくがんばって欲しい!というメッセージ性が強い方が良かったような気がします。
ただ、中学校・高校で名前だけ知っていた科学者たちのことを読みやすくまとめているので、これから科学を志す学生にはいい本ではないかと思います。
個人的にもアボガドロ・アレニウス・ギプスについても自説を認められない時期があったとは知らなかったので。
また、ガロアやアーベルの話は何で読んでも泣けてきますね。
できれば、理科離れが進んでいる世の中で、これを読むことがきっかけになって科学の道に進む学生が増えることを願います。
2009年10月4日に日本でレビュー済み
#説明歌 アボガドロメンデルガロアポアンカレキャベンディッシュツィルコフスキー 新書での引用方法告発で絶版になるが図書館残る
p.s. アボガドロ数は知っていても、 アボガドロのことをよく知りませんでした。
ギブスの不均一系の均衡論 熱力学。ギブス基金。
アーベル。5次以上の代数方程式が根号を用いて解けない。アーベル賞。
など、著名な科学者の成果が評価されてこなかった事象を紹介しています。
p.s. アボガドロ数は知っていても、 アボガドロのことをよく知りませんでした。
ギブスの不均一系の均衡論 熱力学。ギブス基金。
アーベル。5次以上の代数方程式が根号を用いて解けない。アーベル賞。
など、著名な科学者の成果が評価されてこなかった事象を紹介しています。
2005年4月26日に日本でレビュー済み
高校化学の原子の勉強をしていると登場するアボガドロ、大陸移動説で有名なウェゲナー、生物ではおなじみのメンデル…。
どこかでふと耳にしたことがあるくらい有名な研究者を10名取り上げて、彼らの研究人生について述べられている。
この本で薦められるポイントは、「彼らの論文・研究が時代の先を行き過ぎていた」とか「伝統的な考え方の頑強な抵抗にあったから」といったありきたりの理由付けに終わっていないことにある。
面白いと思うのは、どうしてその実験をしようと思い立ったか、などの説明である。例えば、どうしてメンデルは豆の研究を始めたか? 普通の人なら7年間も豆を調べ続けられないでしょう。メンデルがよほどの豆好きだったから? 違います。近年の遺伝学者と同じく、はじめはメンデルもマウスで実験をしていた、という話を読んでびっくりしました。このような「裏話」がたくさん述べられており、過去の偉人に対する見方も変わるかもしれません。
また、その研究が埋もれてしまった理由を、当時の時代背景に即して考察を加えているのも面白い。時代背景といっても、当時の学会の風潮に限らず、当時の戦争に見る世界情勢や、パトロンの存在、血族に大統領を持つという因縁…そういった歴史的な考察が非常に興味深かったです。
受験勉強に退屈してしまった高校生、少し勉強して知識がついてきた大学生などは面白く読めると思います。
どこかでふと耳にしたことがあるくらい有名な研究者を10名取り上げて、彼らの研究人生について述べられている。
この本で薦められるポイントは、「彼らの論文・研究が時代の先を行き過ぎていた」とか「伝統的な考え方の頑強な抵抗にあったから」といったありきたりの理由付けに終わっていないことにある。
面白いと思うのは、どうしてその実験をしようと思い立ったか、などの説明である。例えば、どうしてメンデルは豆の研究を始めたか? 普通の人なら7年間も豆を調べ続けられないでしょう。メンデルがよほどの豆好きだったから? 違います。近年の遺伝学者と同じく、はじめはメンデルもマウスで実験をしていた、という話を読んでびっくりしました。このような「裏話」がたくさん述べられており、過去の偉人に対する見方も変わるかもしれません。
また、その研究が埋もれてしまった理由を、当時の時代背景に即して考察を加えているのも面白い。時代背景といっても、当時の学会の風潮に限らず、当時の戦争に見る世界情勢や、パトロンの存在、血族に大統領を持つという因縁…そういった歴史的な考察が非常に興味深かったです。
受験勉強に退屈してしまった高校生、少し勉強して知識がついてきた大学生などは面白く読めると思います。
2005年1月14日に日本でレビュー済み
メンデルは理論も実験も完璧なのに、死後30年もしてから認められたという点で「早すぎた発見」と言える。しかし、ガロアやアーベルは、単に決闘や病気で夭折したり、理論だけで証拠がそろわなかったりというような理由で認められなかっただけだし、アレニウスは生きているうちに認められたし、ギプスもそれなりに認められている