量子力学では、切っても切り離せないシュレディンガー方程式。
高校数学程度で、簡単に解説してくださってますので、理解し易いです。
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高校数学でわかるシュレディンガー方程式―量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ (ブルーバックス) 新書 – 2005/3/17
竹内 淳
(著)
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量子と量子力学が、初めて納得できる! 例えで「分かった気」にさせるのではなく、高校数学でシュレディンガー方程式そのものが分かるように解説する。曖昧模糊とした量子と量子力学の姿が見えてくる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2005年3月刊)
シュレディンガー方程式をなっとくして、ほんとうに理解できる!
最もわかりやすいシュレディンガー方程式の入門書
高校数学レベルの知識さえあれば、量子力学の最も重要な方程式 あのシュレディンガー方程式に到達できる!シュレディンガー方程式を理解しなければ、ほんとうに量子力学を理解したことにはならないのだ。『高校数学でわかるマクスウェル方程式』の著者による待望の1冊。
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- ISBN-104062574705
- ISBN-13978-4062574709
- 出版社講談社
- 発売日2005/3/17
- 言語日本語
- 寸法11.4 x 1 x 17.4 cm
- 本の長さ208ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/3/17)
- 発売日 : 2005/3/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062574705
- ISBN-13 : 978-4062574709
- 寸法 : 11.4 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 105,983位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 82位理論物理学
- - 98位物理学一般関連書籍
- - 353位高校数学教科書・参考書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月23日に日本でレビュー済み
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量子コンピュータ時代の到来を見越して本書を購入。コンパクトに要点がまとまっており、また今後の理解を深める上でなにを学べば良いかの道標にもなる好著。だが、星4つとしたのは、あともう一歩の説明で更にわかりやすくなると思うからである。
例えば、31ページは2πにヘルツをかけたものが角振動数、といきなり出てくるが、これは高校物理を履修していないと分かりづらい。分かりづらい理由は、それぞれの変数の単位を明記していないからだと思う。同様に、エネルギーと運動量、それぞれの単位が高校物理を学んでいないものにはパッとわからない。単位さえ書いてあれば、これをπと掛け算・割り算したらこうなるよね、とすんなりわかるのだが。
さらに、53ページのグラフはイメージが湧きにくい。これは、上のグラフは右に向かって動いていく波を示していて、下のグラフは水面に浮いたゴミが上のグラフの波に揺られているさまを時系列で表現したものだと思うのだが、本書には詳細な説明がなく悩んでしまった。(完全に独学なので、この理解であっているのか自信ありません。)
もう一つ申し上げると、量子コンピュータの本を読むとブラケット表示の右側だけとか左側だけが出てくるのだが、これは一体どういう意味なのか。本書にはブラとケットの両方があるものしかないのでよくわからないのだが、ブラだけ、ケットだけの意味も説明してほしかった。量子コンピュータも入門レベルの本では数式がごっそり省かれていて分からないし、もっと進んだレベルだと当たり前すぎるのかやっぱり説明がない。本書くらいのレベル感の本に書かれていれば腹落ちすると思う。竹内先生、お願い致します!!
先生は日頃、高校でみっちり物理をやってきた学生相手に講義されていると思うのだが、量子コンピュータ時代が到来すれば高校物理をやっていない人間にもシュレーディンガー方程式が必要になるのではないか。裏を返せば上記以外はどこも分かりやすいので、あとちょっと補足して頂ければもっと多くの読者に届く内容になるのではないかと思う。本書の内容を元に、何年かしたらセールスとして量子コンピュータをどんどん売っていきたい。
例えば、31ページは2πにヘルツをかけたものが角振動数、といきなり出てくるが、これは高校物理を履修していないと分かりづらい。分かりづらい理由は、それぞれの変数の単位を明記していないからだと思う。同様に、エネルギーと運動量、それぞれの単位が高校物理を学んでいないものにはパッとわからない。単位さえ書いてあれば、これをπと掛け算・割り算したらこうなるよね、とすんなりわかるのだが。
さらに、53ページのグラフはイメージが湧きにくい。これは、上のグラフは右に向かって動いていく波を示していて、下のグラフは水面に浮いたゴミが上のグラフの波に揺られているさまを時系列で表現したものだと思うのだが、本書には詳細な説明がなく悩んでしまった。(完全に独学なので、この理解であっているのか自信ありません。)
もう一つ申し上げると、量子コンピュータの本を読むとブラケット表示の右側だけとか左側だけが出てくるのだが、これは一体どういう意味なのか。本書にはブラとケットの両方があるものしかないのでよくわからないのだが、ブラだけ、ケットだけの意味も説明してほしかった。量子コンピュータも入門レベルの本では数式がごっそり省かれていて分からないし、もっと進んだレベルだと当たり前すぎるのかやっぱり説明がない。本書くらいのレベル感の本に書かれていれば腹落ちすると思う。竹内先生、お願い致します!!
先生は日頃、高校でみっちり物理をやってきた学生相手に講義されていると思うのだが、量子コンピュータ時代が到来すれば高校物理をやっていない人間にもシュレーディンガー方程式が必要になるのではないか。裏を返せば上記以外はどこも分かりやすいので、あとちょっと補足して頂ければもっと多くの読者に届く内容になるのではないかと思う。本書の内容を元に、何年かしたらセールスとして量子コンピュータをどんどん売っていきたい。
2023年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
量子は、わかりにくいですよね。でも、わかりやすく且つ安価に書籍を提供してくれるので助かります。
2022年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブルーバックスはどれもわかりにくくて有名ですが、この本はわかりやすいです!今まで読んだブルーバックスの中で突出していい本だと思います。
2019年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
機械系の学生時代に履修していなかった2大物理学である、量子力学と一般相対性理論(学部では多分、特殊のみに留まるのかな?・・)を、勉強したく、
学部レベル教科書(「量子力学 小出昭一郎」、 「一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する 石井俊全」)の前に、ウォーミングアップのつもりで、購入しました。
最初の印象が、これは隠れた名著だと思い、竹内教授の教育者としての素晴らしさに感銘しました。
思わず、このシュレディンガ―方程式以外に、復習用として、線形代数、マクスウェル方程式、流体力学を購入、ウォーミングアップ用に(特殊)相対性理論を購入し、のめり込むように読み終えました。
このシリーズの特徴は、
1.「高校数学でわかる」の解釈によるが、高校で直接的には習わない、テイラー展開、偏微分、オイラーの公式等々が、補足で解説があり、数Ⅲまで、勉強した人なら、簡単に理解できる。そういう意味では、「高校数学でわかる」はずである。
2.大学の教科書は、一般化をするため、ベクトル表示が先に来ることが多いが、単純化し、x座標表示→xy座標表示→必要に応じてベクトル表示となるので、分かりやすい。
3.数式をこれでもかという位、丁寧に追ってくれるので、「ふむふむ」と追っていくだけで、結論に行き着き、爽快感がある。併せて、物理的意味も理解することは、もちろん、大事である。
*このシュレディンガ―方程式は、波動方程式をエクセルで数値計算してくれるサンプルもダウンロード出来、自分で動かすことが出来、より、理解が深まる。
4.物理学の偉人の話が要所々で紹介されているので、飽きないし、面白い。
失礼ながら、最初手にした時は、いつもの啓蒙書程度に考えていましたが、しっかりした数式で解説している点が素晴らしいと思いました。この値段なら、★5つです。
学部レベル教科書(「量子力学 小出昭一郎」、 「一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する 石井俊全」)の前に、ウォーミングアップのつもりで、購入しました。
最初の印象が、これは隠れた名著だと思い、竹内教授の教育者としての素晴らしさに感銘しました。
思わず、このシュレディンガ―方程式以外に、復習用として、線形代数、マクスウェル方程式、流体力学を購入、ウォーミングアップ用に(特殊)相対性理論を購入し、のめり込むように読み終えました。
このシリーズの特徴は、
1.「高校数学でわかる」の解釈によるが、高校で直接的には習わない、テイラー展開、偏微分、オイラーの公式等々が、補足で解説があり、数Ⅲまで、勉強した人なら、簡単に理解できる。そういう意味では、「高校数学でわかる」はずである。
2.大学の教科書は、一般化をするため、ベクトル表示が先に来ることが多いが、単純化し、x座標表示→xy座標表示→必要に応じてベクトル表示となるので、分かりやすい。
3.数式をこれでもかという位、丁寧に追ってくれるので、「ふむふむ」と追っていくだけで、結論に行き着き、爽快感がある。併せて、物理的意味も理解することは、もちろん、大事である。
*このシュレディンガ―方程式は、波動方程式をエクセルで数値計算してくれるサンプルもダウンロード出来、自分で動かすことが出来、より、理解が深まる。
4.物理学の偉人の話が要所々で紹介されているので、飽きないし、面白い。
失礼ながら、最初手にした時は、いつもの啓蒙書程度に考えていましたが、しっかりした数式で解説している点が素晴らしいと思いました。この値段なら、★5つです。
2019年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バイトで塾の講師をしていたとき、生徒の使っている某社の教科書を読んで「この説明だけで理解するのは無理」と感じたことがありますが、それと同じ感想です。
「難しいことを簡単に説明する方法はない」改めて思いました。
シュレディンガー方程式自体が高校数学でないのだから、高校数学でわかるはずありません。偏微分や複素の指数関数は、高校数学では無理というもの。
正確には「高校数学を完全に理解している人が学べるシュレディンガー方程式」でしょう。
で、その内容ですが、物理量の意味説明ないし、物理法則が唐突に適用される。
それらを組み合わせて式変形して、なし崩し的にシュレディンガー方程式にたどり着いただけです。
本当に理解したくて勉強する人は、チンプンカンプンのはず。(この物理量とこの物理量は、記号は同じだが意味は違うはず。なんで結びつくんだ??? などなど)
これは、シュレディンガー方程式がわかっている人が読む本です。高校数学で理解できると思って飛びついた人は、式のフォロー(しかも大学の初等数学)が精一杯でしょう。他のレビューを読むと、それでわかった気になる人もいらっしゃるようで、それはそれで結構な事です。
エピソードや原子物理が生まれた経緯などは、よくまとめられていると思います。
表紙にある“量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人”は、ちゃんとした教科書で学びましょう。
「難しいことを簡単に説明する方法はない」改めて思いました。
シュレディンガー方程式自体が高校数学でないのだから、高校数学でわかるはずありません。偏微分や複素の指数関数は、高校数学では無理というもの。
正確には「高校数学を完全に理解している人が学べるシュレディンガー方程式」でしょう。
で、その内容ですが、物理量の意味説明ないし、物理法則が唐突に適用される。
それらを組み合わせて式変形して、なし崩し的にシュレディンガー方程式にたどり着いただけです。
本当に理解したくて勉強する人は、チンプンカンプンのはず。(この物理量とこの物理量は、記号は同じだが意味は違うはず。なんで結びつくんだ??? などなど)
これは、シュレディンガー方程式がわかっている人が読む本です。高校数学で理解できると思って飛びついた人は、式のフォロー(しかも大学の初等数学)が精一杯でしょう。他のレビューを読むと、それでわかった気になる人もいらっしゃるようで、それはそれで結構な事です。
エピソードや原子物理が生まれた経緯などは、よくまとめられていると思います。
表紙にある“量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人”は、ちゃんとした教科書で学びましょう。