ロザリンド・フランクリン
リーゼ・マイトナー
など、ノーベル賞はじめとする章が与えられなかった女性に光をあてる書。
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科学史から消された女性たち: ノーベル賞から見放された女性科学者の逸話 (ブルーバックス 1502) ペーパーバック
英語版
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登録情報
- 言語 : 英語
- ペーパーバック : 278ページ
- ISBN-10 : 4062575027
- ISBN-13 : 978-4062575027
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- - 53,277位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月4日に日本でレビュー済み
2015年11月15日に日本でレビュー済み
同名の書籍が1992年に工作舎から出ていて、「題名のパクリかよ〜」と思っていたら、
文章も一部コピペしてパクっていたとの事で講談社が謝罪してこの本を絶版にしたと聞きビックリしました。
本書に出てくる女性科学者はきちんとした研究をしたのに差別されて「消された」のですが、
最近コピペや捏造がバレて「科学史から消された日本人女性」がいるので、そっち系の本かとも誤解を受けるかも。
文章は結構読みやすいのですが、コピペはいかんなあということで⭐️1つ
文章も一部コピペしてパクっていたとの事で講談社が謝罪してこの本を絶版にしたと聞きビックリしました。
本書に出てくる女性科学者はきちんとした研究をしたのに差別されて「消された」のですが、
最近コピペや捏造がバレて「科学史から消された日本人女性」がいるので、そっち系の本かとも誤解を受けるかも。
文章は結構読みやすいのですが、コピペはいかんなあということで⭐️1つ
2006年3月6日に日本でレビュー済み
科学史に残るべき優秀な業績をあげたにもかかわらず,ノーベル賞を取れなかった,20世紀以降の女性科学者の逸話集。
シービンガーによる同名の書があるが,扱う時代は多少異なるものの,そちらが社会史的視点からアカデミー全体の構造的性格を求めていくのに対して,本書では,差別があります,ありました,だけどみんながんばりました,のような美談紹介のレベルにとどまっている。
そりゃいけませんね程度の啓発になるのかもしれないが,出てくる人も,DNAのロザリンドF,ネーターの定理のEネーター,放射能のHブルックス,マイトネリウムのマイトナー,β崩壊の呉健雄,パルサーのベル バーネル,そしてアインシュタインを支えたミレヴァMと,今や有名な人たちだけですし,評者の浅い読解力では新しい話も見出せず,過去の評伝の抜粋のようだった(逆に,この手の話を簡潔にまとめた本としては★4つ)。『未来材料』連載時の原題「科学を支えた女性たち」こそが本書のタイトルにふさわしい。
周りを見ると今日まで続く結構深刻な問題だと思うんですが,文体がまた軽薄であっけらかんとしてて,著者の本気度を計りかねる一冊でした。
シービンガーによる同名の書があるが,扱う時代は多少異なるものの,そちらが社会史的視点からアカデミー全体の構造的性格を求めていくのに対して,本書では,差別があります,ありました,だけどみんながんばりました,のような美談紹介のレベルにとどまっている。
そりゃいけませんね程度の啓発になるのかもしれないが,出てくる人も,DNAのロザリンドF,ネーターの定理のEネーター,放射能のHブルックス,マイトネリウムのマイトナー,β崩壊の呉健雄,パルサーのベル バーネル,そしてアインシュタインを支えたミレヴァMと,今や有名な人たちだけですし,評者の浅い読解力では新しい話も見出せず,過去の評伝の抜粋のようだった(逆に,この手の話を簡潔にまとめた本としては★4つ)。『未来材料』連載時の原題「科学を支えた女性たち」こそが本書のタイトルにふさわしい。
周りを見ると今日まで続く結構深刻な問題だと思うんですが,文体がまた軽薄であっけらかんとしてて,著者の本気度を計りかねる一冊でした。
2007年9月18日に日本でレビュー済み
理系に進む高校生は文系よりも少ない。さらに女性で理系を選択するとなると、かなり少ない。そのことを日本人は事実としてよく知っているであろう。しかし大学の理学部、とくに化学、生物学などは女子比率が高い。薬剤師なども女性が多い。なぜなんだろう?といった教育問題に興味がある方は読んでみると何らかの発見があるでしょう。私はこの本に出てくる女性科学者のことをほとんど知りませんでしたので、たしかに科学史からは消されているのかもしれません。