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発売元 にゃんこ堂☆
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前頭葉は脳の社長さん?―意思決定とホムンクルス問題 (ブルーバックス) 新書 – 2007/3/21

3.7 5つ星のうち3.7 18個の評価

前頭葉は脳と人を支配する最高機関なのか?意思決定を行うといわれている小人「ホモンクルス」の正体は前頭葉なのか? 知性を司り、人を人たらしめているといわれる前頭葉の謎を最新の研究から解明する。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2007/3/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062575469
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062575461
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 18個の評価

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坂井 克之
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳科学の正当な知識を得ることができ、かつ、わかりやすい本である。
2007年4月1日に日本でレビュー済み
この本では、前頭葉の3つの領域(外側前頭前野、内側前頭前野、底部前頭前野)を

それぞれ、会社の企画担当重役、営業担当重役、総務担当重役に例えて解説が展開されています。

終章では、これまで述べてきた前頭前野に関する解説から、意思決定のプロセスや

ホムンクルス問題について考察されています。

前頭葉の機能について、易しすぎず難しすぎずの内容で、ていねいに解説されていて、

わかりやすかったです。他の一般向けの脳関係の本より、つっこんだ解説があったので、

知的好奇心も満たしてくれました。

終章で、脳のホムンクルス問題について述べられております。

ホムンクルスというのは、脳の中に住んでいる賢い小人たちのことで(もちろん例えですが)、

彼らの意思決定によって、自分自身の意思が決定されているのではないか?というのが、

ホムンクルス問題です。(ホムンクルス問題に対する著者の見解は、本書を読んでください。)

他の脳関係の本でも、同じような考察を読んだことがありますが、この本の解説によって、

さらに理解を深めることができたと思います。

終章の内容はそれほど濃いものではありませんが、終章に至るまでに、前頭葉の3つの領域と

脳の性質について、ていねいに解説されているので、終章の内容をすんなり受け入れることができました。

詳しくは書きませんが、あえて難を言うと、

文章の言い回しに少し鼻につくところがあったり(これは好みの問題ですけどね)、

実験結果からの考察の説明がわかりにくいと感じるところがあります。

まあ、それを差し引いても、読んでよかったと思う本でした。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月17日に日本でレビュー済み
ある意思に基づいた行動を起こしたとき、脳では何が起こっているのかのだろうか。
意思に基づいた行動とは、たとえばじゃんけんやお昼ご飯の決定などである。
このとき、前頭葉が活発に活動するという事実から、本書では前頭葉、特に前頭前野と意思の関係を探っていく。

実験とその考察を丁寧に積み重ねて進む意外と硬派な本。
しかし、脳内で何が起こるかがわかったとしても、「なぜそんなことが起こるのか」はわからない。
ではいったい意思とは何だろうか?本書に結論は書いていない。
人間の行動を「前頭葉の活発化という事実」から「考察」するしか、今の脳科学にはできないのだ。
これは人によってはあまり意味がないことのように思うかもしれないし、それももっともなことだと思う。

まぁ、自分をドライに見つめなおすにはいい。
「意思」というものを考える一助になることも確かと思うので、これからの脳科学に期待という意味も込めて☆4つ。

どうでもいいが、学生の私には会社の役職でたとえられると逆にわかり辛かった。
あと、たとえ話で例をあげるときの固有名詞やセリフなど、本文の端々から著者の静かな自己主張というか、性癖がうかがい知れ、それがちょっと面白い。
とりあえず、研究者はたいへんそうだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月13日に日本でレビュー済み
本書の各章で出てくる脳の領域「野」を、企業経営における各担当分野をもつ役員に例えるというのは、ご愛敬。
しかし、本書の開陳する脳の機能、働き方についての仮説は、非常に分かりやすく説明されているのです。

また、検証すべき命題として、どこまで発展させられるかどうかは判断が難しいが、次のような本書の説明には、強いイメージ喚起力があり、何か分かった気にさせてくれるのです。

「脳の意思決定は、脳の広範囲の領域で起こっている減少です。どこかひとつの領域が意思を決定しているわけではなく、複数の領域、そして当然のことながら多数の神経細胞が協調した結果として、脳の意思が生まれてくるのです。」

「ある瞬間にパッと指令を出すことで意思が決定されるわkではありません。前頭前野とその他すべての脳領域との間の緊密な連携の下、同時進行的に情報処理されているその動的な過程すべてが、意思決定のプロセスなのです。」

これらの記述は、これだけを取り出して評価すると、当然と思われるかもしれないが、この記述を支える、脳機能障害の症例や神経細胞のつながりの具体的な研究成果の後であると、大きくうなずけるのです。

そして、評者が本書の記述の中で最も関心したのは、次の記述です。

「そして『意思』とは、複数の情報入力にもとづいて脳が生み出す『ただひとつの解』であるといけます。そして、この『解』は、その瞬間における『解』であって、時々刻々と変化しうるものです。」

うまく表現できないのだが、神経細胞ネットワークの電気的・科学的状態の変化が、意識の実態であり、その変化の中の一定のものが「意思決定」と認識される状態変化を作り出すのだということなんだと思うのだが、この発想には、何か蒙を啓かれたという気がします。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年4月26日に日本でレビュー済み
 この本は著者が指摘するように脳ブームにあやかって本を売ろうという魂胆の

本ではありません。

本の主旨としては前頭葉という脳の一部分を分割して解説を加えていく

という手法なので、最初から順番に読む方法を本書は求めています。

この本の弱点はやはり脳の解剖をよく把握しないと理解し辛いこと。

この点を辛抱して読み進める努力は要ります。

前頭葉の各部位をいろんな部長に比喩して読者に解かり易い

よう著者は苦心しています。

私のこの本の読み所、醍醐味を感じたのは第五章です。

この章には「報酬価」や「復讐」「後悔」など感情が

前頭葉に大きく関与しています。

これらをサルや人間に対する実験を通して解かった

考察を陳述していて、特に興味深かった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月26日に日本でレビュー済み
意思は、意識的に自分で決めている
ことのようだけれど、脳の中で
情報を統合して、意思決定の前に
脳の中で決断されているというのは
非常に面白かった。
ひらめきについても、瞬間的な意思ではなく
天秤が徐々に傾いていった結果だと
いう点も斬新に感じました。
2008年3月2日に日本でレビュー済み
『燃えよドラゴン』の冒頭シーンでの、ブルース・リーの有名な台詞:
  Don’t think. Feel! (考えるな、感じるんだ!)

を想い出させてくれたのが、第5章の「アイオワ・ギャンブリング課題」。
意識するより先に、脳は感じて皮膚などに信号を送っているらしいのだ。
意識、脳が感じていることの他に、脳以外が感じていること(?)があるかも
しれないなーと思わせる実験結果である。

結局の所、前頭葉はこれこれをしているとはまだ明確には言えないようだ。
しかし、前頭前野は感覚情報や報酬情報やその他の情報を統合したり、脳内の各所で
並列処理されている、他の領域からのショートカットがある、という話は参考になった。
ざーっと読んで、興味のある所だけしっかり読むのがうまい読み方ではないか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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