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ストレスとはなんだろう―医学を革新した「ストレス学説」はいかにして誕生したか (ブルーバックス) 新書 – 2008/6/20

4.3 5つ星のうち4.3 46個の評価

『生物と無生物のあいだ』著者 福岡伸一氏 推薦!
ストレスを知らないこと、それがストレスになる

「ストレス」を発見した天才科学者ハンス・セリエをめぐる物語
私たちは当たり前のように「ストレス」という言葉を使うが、実は、この言葉が誕生してから、約80年しか経っていない。すべての病気の原因が病原体にあると信じられていた1930年代、若き天才科学者 ハンス・セリエは、心や肉体へのストレスが体の変調をもたらすという画期的な「ストレス学説」を提唱した。医学を革新した天才的な閃きはいかにして生まれたのか?科学者たちが織りなす人間ドラマを通じて、「ストレス学説」誕生の秘密に迫る力作
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/6/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406257604X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062576048
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 46個の評価

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杉 晴夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
視床下部と脳下垂体の関係について、
一般向けに、これほど簡潔にわかりやすく書いた書籍はないのではないでしょうか。
他の書籍で理解できなかった理由までもが洞察できましたし、
基本書と言われるケヴィン・シルバーの神経生理学入門もようやく腑に落ちた感があります。

読み物としての完成度の高さは、基礎知識の解説が充実していることにとどまらず、
ストレス学説の前史から始まる人間ドラマまでもが付記された点にあるでしょう。

文系理系の枠を超えた良書、著者の他の著作も即二冊購入。

神経系、内分泌系、免疫系は生理と心理を結ぶ架け橋です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とシンプルに割り切ったところが解りやすい。説得力あり。日々のウンチクに役立つ一冊でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなに面白い本を久しぶりに読んだ、と思うくらい、読んでいて発見とワクワクがある本でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月8日に日本でレビュー済み
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抗ストレスとは、自律神経のバランスの維持に尽きると理解した
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年3月9日に日本でレビュー済み
対人援助業務(「感情労働」と呼ばれる)の過酷さからか、とめどなく先の見えない重圧に抗しきれず、それによる過度な「ストレス」とやらに頻繁にやられてしまう。
つくづく、いわゆる「ストレス耐性(ストレスに対する脆弱性)」が低いのだなぁ…。「へたれな奴だなぁ」と痛感している日々の連続…。

ということで、「ストレスとはなんだろう」 ってど真ん中な本。。。

ストレスの身体への影響を初めて体系的に説明したのはハンス・セリエ。
彼の学説によると、生体がストレスの原因となる刺激(ストレッサー)を受けた時、それに適応しようとして体内に一定の反応が起こるとされる。

これを 「一般適応症候群(汎適応症候群)」 と呼び、全身に渡る場合を全身適応症候群と称した。
で、全身適応症候群の反応は大きく3期に分けられる ―― そうな。。。

(1) まず、ストレッサーにより身体が緊急反応する 「警告反応期」 と呼ばれる段階があり、「ショック相」 と 「反ショック相」とに分けられる。
前者は、ショックに対して適応できていない段階で、体温・血圧・血糖値の低下、筋緊張の低下、血液の濃縮、急性胃腸潰瘍発症などが見られる。
後者は、ショックによる生体防衛反応が高度に現れる段階で、副腎肥大、胸腺リンパ組織の萎縮、血圧・体温・血糖値の上昇、筋緊張の増加などが見られ、生体の適応現象が始まる段階である。

(2) さらにストレスが続くと適応反応は 「抵抗期」 に入る。この段階では持続するストレスと抵抗力とが拮抗し生体防衛反応は完成を見るが、消耗が進むと適応力は徐々に低下を辿る。

(3) 最後の 「疲憊期」 では、適応エネルギーの消耗からストレスと抵抗力のバランスが崩れ、再び 「ショック相 」に似た徴候を示すことになる。
体温の下降や胸腺・リンパ節の萎縮、副腎皮質の機能低下等が起こり、死に至る場合もあるとされる。

これらの過程で見られる諸々の身体症状は、ストレスに対する適応反応によって恒常性維持機能を支える自律神経系および内分泌系の働きがバランスを失うことで生じると言われる。

さらに、神経系は免疫系と密接に関連しており、ストレスの影響によって抵抗力が弱まり感染症等の疾患にもかかりやすくなることも指摘されている。

ふ〜む…。なるほどぉ〜…。

さて、このセリエの学説によるストレスが身体にもたらす影響を示すモデルは、「説明仮説」としては非常に有益なものであろう。
ところが、このモデルに限らず、ストレスと身体の関係を示す仮説に対して短絡的な捉え方がなされると、
「ストレスが原因で、結果として病気や身体的不調が起こる」といった考え方が一般通念として通用してしまう可能性が大きくなってしまうのではなかろうか…。

本来、ストレスと身体の関係はそれほど単純なものではないと思われる。
ストレスとは一様なものではなく、個体の 「感受性」によっても差異がある。
ストレッサーの種類や質、それによって生じるストレスの強さに対しても顕著な個体差が、当然のことながら、見られるはずである。
これは主として、生来の精神的・身体的資質と生育過程で培われたストレスへの対応力(ストレス耐性)によるものであろう。

これらさまざまな要因が複雑に絡み合って相互作用を来たし、身体への影響にも多様な差異が生じてくるように思う。
従って、ストレスが身体に及ぼす影響の機序を短絡化して捉えるのではなく、多様な要因が複雑に絡み合い相互作用を来たしながら生じるといった、「関係論」的、「システム論」的な捉え方をせねば、その因果関係を真の意味では解明することができないのではなかろうか ―― と思うのだが…。
いかがなものだろうか。。。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストレスの意味を理解していくのに多くの示唆を暗示してくれる入門書である
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年9月7日に日本でレビュー済み
セリエのストレス学説誕生を軸に、科学史(といっても、誰がノーベル賞を取ったかというレベル)に重点をおいて書かれている。最近では「生物と無生物のあいだ」などともそういう部分は似ている。ただ、なぜか本書の内容にはうんざりしてしまった。
その理由を考えてみた。第一は科学史といっても誰が誰の弟子か、誰がノーベル賞を取ったかという表面的な記述にとどまっていること。ヒーローもトリックスターも登場しない。第二は著者が愛情を抱いているのはセリエ博士と科学者である父だけで、一人一人の科学者に対しては愛情のない批判になっている。
科学者は人格者である必要は無い。サイモン・シンなどは、いろいろと問題のある科学者にも、その立場での苦悩を人間のドラマとして書いている。だから読めたのだということが、本書を読んで改めてわかった次第である。
肝心のストレスについては、ひととおりの説明に終わっていて、最新の研究成果などは本書に期待しない方がよい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月9日に日本でレビュー済み
「現代社会はストレス社会」とよく言われるように、
ストレスによって体調を崩す人は多い。
そこでまずストレスは何か、医学的にはどのようなものをストレスというのか、そんなことを知りたくて本書を手にした。

良かった点
・ ハンス・セリエのストレス学説の基礎を知ることが出来る。
・ ストレス学説が確立するまでの研究の歴史を知ることが出来る。

悪かった点
・ ほんとに初歩の初歩といった感じで、応用の利く内容ではないかと思います。
・ 最後の章に、神経伝達の機序について書かれていましたが、著者はこの専門で、とりあえず付録で付けました的な、ストレスとはあまり関係ない内容のようにも思えた。神経伝達の基礎を学ぶことが出来るので、知らない人にとっては良いかもしれません。
・ ストレス学説が出来るまでの歴史はおもしろいけれど、「ストレスとはなんだろう」というタイトルとはあまり関係ないところも。

以上総合的に見て、初歩の初歩としてはいいかもしれません。
突っ込んで知りたい人には物足りないかも。

ということで、真ん中を取って星3つにとどめておきました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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