こんなに優秀な日本人がいたんですね。
もっと知ってほしい。硫化水素色々使えそうですが、危ないかも
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「人工冬眠」への挑戦―「命の一時停止」の医学応用 (ブルーバックス) 新書 – 2009/4/21
市瀬 史
(著)
人類の夢「不老不死」は実現できるか? 脳出血や心筋梗塞に倒れても、即座に冬眠状態にすればダメージを最小限に止められる。人工冬眠によって不老不死も可能になる。夢の医療技術の最先端を見る。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/4/21
- ISBN-104062576341
- ISBN-13978-4062576345
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/4/21)
- 発売日 : 2009/4/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 216ページ
- ISBN-10 : 4062576341
- ISBN-13 : 978-4062576345
- Amazon 売れ筋ランキング: - 460,163位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,387位ブルーバックス
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月2日に日本でレビュー済み
偶然冬眠状態になったことで、
生存した遭難者の話題から、
哺乳類の冬眠の話へと展開し、
人工冬眠の可能性を述べています。
最後に、硫化水素を利用した
人工冬眠技術が紹介されています。
必ずできると信じて研究している
著者のような人がいる限り、
きっといつかできると思います。
生存した遭難者の話題から、
哺乳類の冬眠の話へと展開し、
人工冬眠の可能性を述べています。
最後に、硫化水素を利用した
人工冬眠技術が紹介されています。
必ずできると信じて研究している
著者のような人がいる限り、
きっといつかできると思います。
2014年5月22日に日本でレビュー済み
人工冬眠、という大目標に向かっていろいろな生物科学的・医学的な現象を分析してる
遠い夢とかSFとかいうのではなく(作中ではSFも一例として引用されるが)
個々の現象を分析してどう医学の発展に寄与できるか、という論点なんだよな
だから麻酔とかそういうところの関連とかも興味深い
遠い夢とかSFとかいうのではなく(作中ではSFも一例として引用されるが)
個々の現象を分析してどう医学の発展に寄与できるか、という論点なんだよな
だから麻酔とかそういうところの関連とかも興味深い
2009年6月19日に日本でレビュー済み
人工冬眠。ワープ航法と並んでSFではメジャーな技術です。この人工冬眠を語る本書は、愉快な実例がたくさん。
本書では、冬眠する哺乳類の代表例として、リスと熊が挙げられています。
私は、リスは冬の間、ずーっと冬眠しているものだと思っていました。ところが、冬眠中のリスは、2週間おきに20時間だけ体温を戻して活性化するとのこと。一見すると、この行為は無駄のように思えます。体温を上げる・下げるという行為自体がエネルギーを使うのですから。「なぜ、そんな無駄なことをするのか」本書によれば、「寝不足にならないため」なのです。冬眠と睡眠は全く異なる行為ですので、冬眠したままだと寝不足になってしまう。それを回避するために、2週間おきに20時間体温を戻すのだと。そして、冬眠をするために蓄えられたエネルギーの9割が、この作業に費やされているのです。
もうひとつは、熊の事例。熊は蓄えた用いて冬眠するのですが、冬眠中で1日に使うエネルギー量は4000kcal。これだけのエネルギーをひたすら放出していたのでは無駄が多いので、エネルギーやタンパク質・カルシウムをリサイクルしながら冬眠を続けるそうです。睡眠・冬眠・代謝。いずれも実に不思議なものだと実感させられます。
人工冬眠研究の専門家である著者は、本書の末尾で「人工冬眠は必ず実現する」と断言しています。そこへ至る技術的過程や、課題などが本書では手を変え品を変え、飽きさせることなく盛り込まれています。
本書では、冬眠する哺乳類の代表例として、リスと熊が挙げられています。
私は、リスは冬の間、ずーっと冬眠しているものだと思っていました。ところが、冬眠中のリスは、2週間おきに20時間だけ体温を戻して活性化するとのこと。一見すると、この行為は無駄のように思えます。体温を上げる・下げるという行為自体がエネルギーを使うのですから。「なぜ、そんな無駄なことをするのか」本書によれば、「寝不足にならないため」なのです。冬眠と睡眠は全く異なる行為ですので、冬眠したままだと寝不足になってしまう。それを回避するために、2週間おきに20時間体温を戻すのだと。そして、冬眠をするために蓄えられたエネルギーの9割が、この作業に費やされているのです。
もうひとつは、熊の事例。熊は蓄えた用いて冬眠するのですが、冬眠中で1日に使うエネルギー量は4000kcal。これだけのエネルギーをひたすら放出していたのでは無駄が多いので、エネルギーやタンパク質・カルシウムをリサイクルしながら冬眠を続けるそうです。睡眠・冬眠・代謝。いずれも実に不思議なものだと実感させられます。
人工冬眠研究の専門家である著者は、本書の末尾で「人工冬眠は必ず実現する」と断言しています。そこへ至る技術的過程や、課題などが本書では手を変え品を変え、飽きさせることなく盛り込まれています。