工学系を学んだ方でも、おおよそ意味が理解できると思います。
漠然と「こんな値だろう」と思っていた身の回りの現象を、ざっくりと明快に計算しています。
特に筆者は、単位変換を電子エネルギーで換算することで他の現象との比較に重きを置いているように思います。
高校・大学と分かった気分で物理学を学んだ方も「ざっくり」と計算してみる行為は、より深い理解に
つながると思います。

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物理がわかる実例計算101選 (ブルーバックス) 新書 – 2013/3/20
クリフォード・スワルツ
(著),
園田 英徳
(翻訳)
《物理学の定量的なアプローチの威力を知る》
大づかみに計算して物理現象を理解することを
英語では“封筒の裏の物理”と言い、
スタンフォード大などでも同名の授業がある。
元々は、物理学者が問題にぶつかったとき
手もとの紙切れ(往々にして“封筒の裏”)に概算して
問題に見当をつけることを指す言葉だ。
面白い結果の得られる101の例をまとめた本書は、
“封筒の裏の物理”の優れた教本である。
大づかみに計算して物理現象を理解することを
英語では“封筒の裏の物理”と言い、
スタンフォード大などでも同名の授業がある。
元々は、物理学者が問題にぶつかったとき
手もとの紙切れ(往々にして“封筒の裏”)に概算して
問題に見当をつけることを指す言葉だ。
面白い結果の得られる101の例をまとめた本書は、
“封筒の裏の物理”の優れた教本である。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/3/20
- 寸法11.8 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104062578093
- ISBN-13978-4062578097
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/3/20)
- 発売日 : 2013/3/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 4062578093
- ISBN-13 : 978-4062578097
- 寸法 : 11.8 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 188,726位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 733位ブルーバックス
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際どれくらいになるのか、以前から知りたかった物理上の数値がこんな物理法則を組み合わせて、比較的簡単に算出されることに少なからず感動しました。
2017年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校から大学教初年度くらいまでの結構広い範囲の分野を扱っています。
そうか、概算して他の数字と比べるとこんなものなのか、と改めて気付かされることが多く興味を持って読み進められました。
そして昔の授業や講義を思い出したりして懐かしさも感じつつ、むしろ当時こんな感じで教えてくれたらもっと肌感覚で物理を理解出来ただろうに、と少し恨めしさすら覚えてしまいました。
ただ内容としては結構さらっといろいろな公式が使われているので、「これ何だったっけ?」と調べながら読んでいたせいか進むのが遅い事!
記憶力の無さを痛感しつつ、頭の体操(ボケ防止!?)に何回か繰り返して読みたいと感じる本でありました。
そうか、概算して他の数字と比べるとこんなものなのか、と改めて気付かされることが多く興味を持って読み進められました。
そして昔の授業や講義を思い出したりして懐かしさも感じつつ、むしろ当時こんな感じで教えてくれたらもっと肌感覚で物理を理解出来ただろうに、と少し恨めしさすら覚えてしまいました。
ただ内容としては結構さらっといろいろな公式が使われているので、「これ何だったっけ?」と調べながら読んでいたせいか進むのが遅い事!
記憶力の無さを痛感しつつ、頭の体操(ボケ防止!?)に何回か繰り返して読みたいと感じる本でありました。
2016年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間違えて同じ商品をまた注文してしまいました。まっ!読んだらそれで、終わりにするしょせきでもないし、予備で置いておきます。
2013年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、習った公式もこうやって実際の数値を入れた計算例を見ると、理解が深まります。
ただ、式は高校生でも解ると思うが、内容は大学の教養レベルだと思います。文化系の人には向かないかな
ただ、式は高校生でも解ると思うが、内容は大学の教養レベルだと思います。文化系の人には向かないかな
2014年5月13日に日本でレビュー済み
比較的基本的な知識を仮定して、基礎代謝から人間の熱効率を求めたり、太陽が地球に及ぼす光子圧を
計算してみたりする。そしてその結果が実際とよく合っている。扱う問題の中には本当に簡単なものもあるが、
ちょっと凝っていて面白く感じるものもある。
個人的には、発電所の発電効率の計算が面白いと思った。
実際的な熱機関サイクルでは、有限の時間に有限のエネルギーを取り出す必要がある。
このようなケースでは、TのかわりにTの平方根を用いるモデルのほうが実際に近い。(Curzon and Ahlborn)
言われてみれば当たり前ではあるけど、理想化された世界だけじゃなく、
やはり実際の物理が大事なのだと改めて認識させてくれる。
計算してみたりする。そしてその結果が実際とよく合っている。扱う問題の中には本当に簡単なものもあるが、
ちょっと凝っていて面白く感じるものもある。
個人的には、発電所の発電効率の計算が面白いと思った。
実際的な熱機関サイクルでは、有限の時間に有限のエネルギーを取り出す必要がある。
このようなケースでは、TのかわりにTの平方根を用いるモデルのほうが実際に近い。(Curzon and Ahlborn)
言われてみれば当たり前ではあるけど、理想化された世界だけじゃなく、
やはり実際の物理が大事なのだと改めて認識させてくれる。
2013年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なるほど・・・と思う現象の定量解析。忘れていた数学を思い出すのに丁度よいかも。
2015年2月12日に日本でレビュー済み
この本を読むと、ちょっとした計算は『有効数字1桁の概算』で構わないことがよく分かります。9章の「すべての原子は(だいたい)同じ大きさ」がそれを如実に物語っています。また、ニュートンは空気中の音速を計算するのに苦労した、音階と和音、化学変化を起こす分子はマクスウェル-ボルツマン分布の尻尾にいる、アイススケートと水の挿図との関係には気をつけろ、鉱石ラジオのQ、大気の高さ、元素の年齢、気体中の分子の間隔、融解と蒸発の潜熱、原子の結合エネルギー、原子のバネ定数、水素分子の比熱の温度依存性(図9-5)、分子の回転エネルギーなど、大学初等の「物理化学」の内容も豊富に含まれています。楽しくよめる名著です。この本が面白いと感じた方は、英語の原著"Back-of-the-envelope Physics (Johns Hopkins Paperback)" も読んでみてはいかがでしょう。本著(このブルーバックス)と併用すれば、とてもよい英語の勉強になります。