私は、一般病院に勤務するしがない臨床医ですが、
その昔、免疫学で学位を取りました。
(学位論文の一部は、臨床系ですが、Bloodに掲載されました)
今となっては、知らない方々も多いと思いますが、
多田富雄先生、奥村庚先生に師事しておりました。
また、大学卒業時には、当時、スーパースターになり始めていた、
本庶佑先生、淀井淳司先生の
教室に入局することも考えていました。
いろいろな事情で、免疫学からは離れてしまいましたが、
今も、免疫を知りたいという情熱は心の底から消えずに残っています。
一部の臨床医の先生方からは、
意外に見えるかもしれませんが、
免疫学という基礎医学の知識は、
臨床研究から来る、いわゆる、エビデンスよりも、
臨床の場で役立ちます。
しかし、そこそこ本格的な免疫学の教科書を1冊読んでも、なお、
全体像が今ひとつつかめないでいたのが、
この1冊で、すっきりとしました。
著者の審良先生、黒崎先生に感謝します。
僕が20代だったら、心動かされ、きっと、
先生方に弟子入りを申し出ることでしょう。
この本を読んで、多くの若者が、
免疫を志し、いずれ、大いに活躍されることを、
願ってやみません。
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新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス) 新書 – 2014/12/19
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20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。(ブルーバックス・2014年12月刊)
20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。
20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/12/19
- 寸法11.4 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104062578964
- ISBN-13978-4062578967
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/12/19)
- 発売日 : 2014/12/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4062578964
- ISBN-13 : 978-4062578967
- 寸法 : 11.4 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
複雑かつ分かりにくい分野の免疫。
少しでもかじったことがある人にとっては非常にわかりやすく良書だとおもいます。
かつて、謎だったことなどいまさらながら。
あーそういうことね。
となりました。
かつてTLR-2,4やIL-1,2などについて研究していた時代を思い浮かべます。
懐かしくもあり、新しくもあり非常に勉強になりました。
当時読みたかったです。
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2021年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く門外漢ですが、昨今の話題で免疫の仕組みについて知りたいと思っていました。
ネットで調べてもさっぱり理解できず、入門書を探していたところ、本書を知りました。
最新かどうかは解りませんが、とにかく仕組みをざっくりと知るには最適だと思います。
2回読み返して、ネットを眺めると理解できました。
ネットは、情報量が多すぎて、最新・正確さを追求し過ぎて、初心者には理解できなかったのだと解りました。
免疫の仕組みを本業のネタとして使えるヒントもありました。
ブルーバックスの中でも良書だと思います。
ネットで調べてもさっぱり理解できず、入門書を探していたところ、本書を知りました。
最新かどうかは解りませんが、とにかく仕組みをざっくりと知るには最適だと思います。
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ブルーバックスの中でも良書だと思います。
2021年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「良い本は無口な教師であり、文字で導く良き先達者である」ということを
地で現した良書の極めつけではないかと感じた。
文科系の当方にも分かり易く、ぐいぐい引き込まれていく本で、
うろこが目から何枚か落ちたようです。
特に、私どもがかかる病気の過半数は、本来病原体から体を守る免疫システムが原因と
なっていたということを、丁寧に掘り下げて検証されているので、素晴らしいと感じた。
地で現した良書の極めつけではないかと感じた。
文科系の当方にも分かり易く、ぐいぐい引き込まれていく本で、
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なっていたということを、丁寧に掘り下げて検証されているので、素晴らしいと感じた。
2021年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新型コロナとワクチン関連本「新型コロナの科学(黒木登志夫著)」「新型コロナ 7つの謎(宮坂昌之著」を読んで、より深く免疫とワクチンについて知りたいと思い、こちらに手を出しました。
途中までは、探偵が犯人を見つけ出す推理小説のようなワクワク感を覚えましたが、進むにつれて複雑になり、後半はついていけなくなりました。
入門書とありますが、医療関係者や専門的な知識がある方に向けてのもので、初学者や「にわか知識」には難しいレベルと感じました。
しかしながら、図を頻繁に用いて、目に焼き付くイメージで説明してくれているので、免疫システムのすごさ、無数の細胞がどのように協力して病原体を撃退するのか、その流れが伝わってきました。
ワクチンについては、それほど書かれていないので、他の書物を探してみます。
途中までは、探偵が犯人を見つけ出す推理小説のようなワクワク感を覚えましたが、進むにつれて複雑になり、後半はついていけなくなりました。
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しかしながら、図を頻繁に用いて、目に焼き付くイメージで説明してくれているので、免疫システムのすごさ、無数の細胞がどのように協力して病原体を撃退するのか、その流れが伝わってきました。
ワクチンについては、それほど書かれていないので、他の書物を探してみます。
2021年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に出会ってから早や6年、今ごろレビューするのも何ですが、今般3度目の通読を終わり、改めてこの本の素晴らしさをお伝えしたく初めてレビューを書かせて頂きます。「免疫学(なかんずく自然免疫)の世界の超スーパースター審良教授に一般人向けの本を書いて頂けたらな~」なんて思っていた矢先にたまたま入った書店でこの本を見つけた時の驚きはいまだに忘れません。もちろん即買い、即読… いや~本当に興味深く、楽しかった。免疫学は面白いけど、でも未だに分からない事も多い。共著者の黒崎教授がメモリー細胞の機能もまだ実はよく分かっていない、というような事を書かれていた所では、改めて免疫学の奥深さを感じました。どなたかが「「新しい」「免疫入門」ではなく「新しい免疫」「入門」だ」というようなレビュー書かれていたと思いますが、正にその通りはと思います。でも、免疫学に初めて興味を持たれた方でも全くストレスなく免疫学の世界に入っていけるような、基礎知識と最先端知識がうま~く絡み合わされて説明されている、そんな感じの名著だと思います。とにかくおすすめです。
2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初心者には難しいと思う。マンガの清水茜「
はたらく細胞 コミック 1-5巻
」から読み直して、「はたらく細胞BLACK 1-5巻」も読んでおいた方が良い。著者は確かにプロの方で、ノーベル賞級の発見を、フランスのホフマン博士らに先に越されている位の人なので、確実に判明していると思わしき論旨のみで語っている内容なのだ。それに、わからないことは「分からない」とはっきり述べているところは、実に好感が持てた。
けれど、腸内細菌叢の研究に関してはこの本が出てから6年も経つと、色々な発見が諸外国から届いているので、今読むと若干「保守的」な感じの印象を受けるのだが、「入門」なので仕方がない。それに、抗がん剤を使用すると免疫力が低下するのは「常識」とハッキリと書かれているし、確実なエビデンス(証拠)があるものは断言している。自己免疫疾患や腸内細菌叢に関することは、この時点では不明点が多いとしているが、免疫が働く「仕組み」の実に合理的というか、進化の中でこれほどの免疫システムを構築出来たことに驚きを禁じ得ない。
だが、良く考えると人類だけではなく、ありとあらゆる生命体はものすごい数と、ものすごい確率(9割以上!)で死んだり、淘汰されているわけなのだ。長い地球の歴史の中で、種の絶滅だってごく当たり前にで起こっていることをつい忘れがちになる。免疫システムだって「結果論」で生まれた存在に過ぎない。フランク・ライアン「 破壊する創造者――ウイルスがヒトを進化させた 」を読むとわかるが、レトロウイルス等に感染したりしながら、あらゆる生命は恐ろしい淘汰圧の中で、「結果」として「進化」しつつ「生き残った」のだ。
最新の知見では、アランナ・コリンの「 あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた 」によれば、「樹状細胞は細菌の密入国を行っていることが判明した」と述べる以上、腸内細菌やサイトカインを含めた、活性化物質も樹状細胞などから侵入を受けていて、害を為す存在でない限り、実は体内の中で、細菌やウイルスはのうのうとしているわけで、そう考えると正直怖い。
けれど「 感染症と文明 」を書いた、山本太郎氏によれば、「感染症が全くない社会がいいように見えるが、未知のウイルスが流行してしまえば、その被害や社会的インパクトは図りしれない。やはり、多くの感染症に直面し、さまざまな免疫をつけてきた人間の社会は強靱だ。流行を許容するわけではないが、ウイルスの撲滅は事実上、不可能だ。被害を最小限に抑えながら共存・共生をめざしていくのが望ましい」(ある新聞のインタビューより)と述べる。
細菌やウイルス共存・共生など、私如きはとても言えそうにないが、しかしこれは歴史が証明した「現実」であることは肝に銘じた方が良い。
けれど、腸内細菌叢の研究に関してはこの本が出てから6年も経つと、色々な発見が諸外国から届いているので、今読むと若干「保守的」な感じの印象を受けるのだが、「入門」なので仕方がない。それに、抗がん剤を使用すると免疫力が低下するのは「常識」とハッキリと書かれているし、確実なエビデンス(証拠)があるものは断言している。自己免疫疾患や腸内細菌叢に関することは、この時点では不明点が多いとしているが、免疫が働く「仕組み」の実に合理的というか、進化の中でこれほどの免疫システムを構築出来たことに驚きを禁じ得ない。
だが、良く考えると人類だけではなく、ありとあらゆる生命体はものすごい数と、ものすごい確率(9割以上!)で死んだり、淘汰されているわけなのだ。長い地球の歴史の中で、種の絶滅だってごく当たり前にで起こっていることをつい忘れがちになる。免疫システムだって「結果論」で生まれた存在に過ぎない。フランク・ライアン「 破壊する創造者――ウイルスがヒトを進化させた 」を読むとわかるが、レトロウイルス等に感染したりしながら、あらゆる生命は恐ろしい淘汰圧の中で、「結果」として「進化」しつつ「生き残った」のだ。
最新の知見では、アランナ・コリンの「 あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた 」によれば、「樹状細胞は細菌の密入国を行っていることが判明した」と述べる以上、腸内細菌やサイトカインを含めた、活性化物質も樹状細胞などから侵入を受けていて、害を為す存在でない限り、実は体内の中で、細菌やウイルスはのうのうとしているわけで、そう考えると正直怖い。
けれど「 感染症と文明 」を書いた、山本太郎氏によれば、「感染症が全くない社会がいいように見えるが、未知のウイルスが流行してしまえば、その被害や社会的インパクトは図りしれない。やはり、多くの感染症に直面し、さまざまな免疫をつけてきた人間の社会は強靱だ。流行を許容するわけではないが、ウイルスの撲滅は事実上、不可能だ。被害を最小限に抑えながら共存・共生をめざしていくのが望ましい」(ある新聞のインタビューより)と述べる。
細菌やウイルス共存・共生など、私如きはとても言えそうにないが、しかしこれは歴史が証明した「現実」であることは肝に銘じた方が良い。