読む前は、ダーウィンの進化論が、当時のキリスト教に与えた影響や、その反応、保守派の攻撃、それに対するダーウィン支持側の反論…、などなどが詳しく書かれているのか、と勝手に想像してました。
実際の内容は、上記はそこまで詳しくなく、ウェルズのSF「タイムマシン」に描かれた遠い未来の人類について、そして映画「地獄の黙示録」の原作でもある、コンラッドの「闇の奥」での人種や進歩の描かれ方など、幅広い話でした。
それはそれで興味深いテーマでしたが、もっとダーウィンとその周縁の反発などを知りたかったかな。
それから、文章全体が、なんとなく学術的な雰囲気でちょっと堅かったかも。
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神を殺した男: ダーウィン革命と世紀末 (講談社選書メチエ 14) 単行本 – 1994/4/1
丹治 愛
(著)
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1994/4/1
- ISBN-104062580144
- ISBN-13978-4062580144
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
1859年、「神の死」を決定づけた書として世に出た『種の起源』。以後、全ての知の分野は「進歩の夢」と「ニヒリズム」を兼ね備えた進化論のもとに再構築される。ダーウィニズムの思想的磁場を考察。
著者について
1953年生まれ。東京大学文学部英米文学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学教養学部助教授。専攻は、イギリス文学、イギリス地域研究。著書に、『モダニズムの詩学――解体と創造』(みすず書房・近刊)、『歴史の再生の夢』(篠崎書林)などがある。共訳書に、ジュリアン・バーンズ『10-1/2章で書かれた世界の歴史』(白水社)がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1994/4/1)
- 発売日 : 1994/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4062580144
- ISBN-13 : 978-4062580144
- Amazon 売れ筋ランキング: - 757,418位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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