岩明均にはまり、これですべて揃えてしまった。風子のいる店が一番出回っていない気がする。
かわいいウエートレスの青春、成長物語だけど、やはり作者らしくて、骨の音のような人間性に迫ってくるシーンや
歴史もののようなスケールの大きな話などがあり、展開が読めず、飽きない。そして風子ちゃんはやたら脱がされる。
登場キャラクターには2面性を描かれているものが多い。
何を外に発しているか?であって、人間の中にあるものはそんなに変わらないのではないかと感じる。
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風子のいる店 1 (講談社漫画文庫 い 1-1) 文庫 – 1995/5/1
岩明 均
(著)
郊外に住む高校生、風子。内気な性格で、人と話をするとどもってしまう彼女が、喫茶店ロドスのウエートレスになった。客の注文を繰り返すにもしどろもどろ、乱暴な客にも文句1ついえずおどおどしてしまい、半人前のウエートレスといわれてますます悩む風子だが、マスターの西崎はやさしく見守っている。そしていつしか、常連客にも風子のファンが増えた。ある日、風子が自宅に帰った後、2人の男が店に現れ、女の子をレイプした話を自慢する……。
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1995/5/1
- ISBN-104062600684
- ISBN-13978-4062600682
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1995/5/1)
- 発売日 : 1995/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 247ページ
- ISBN-10 : 4062600684
- ISBN-13 : 978-4062600682
- Amazon 売れ筋ランキング: - 737,594位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吃音癖があり、他の人になじめない彼女。少しずつ回りを広げていき成長していく彼女。作者も成長していき、寄生獣、七夕の国へつながっていく。
自炊で失敗したので購入。
自炊で失敗したので購入。
2013年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーが進むごとに吃り設定が薄くなるので、この頃が好きです。
応援したくなります。
応援したくなります。
2018年10月24日に日本でレビュー済み
岩明均著作の漫画ならば何でも読んでみたい、コンプリートしたい…という方以外にはお勧めできない。
「寄生獣」の後書きでも作者本人が述べているが、岩明均は筋書きの中に人物を配置する事が本懐の作者であり、
作者自身がその手法を見つけたと述べている寄生獣以後の作品は、殆どもしくは全てが面白い。
しかし本作「風子のいる店」はその手法を作者が用いていない頃の作品である。「キャラクターを用意してから筋書きを考える」という岩明均自身が苦手だと吐露したやり方で描かれている漫画なのだ。
そして、実際に面白くない。
「そんなものは薀蓄に過ぎない。情報を仕入れてから色眼鏡で作品を見ているからそう思うのだろう」という意見も有るかもしれない。
実際、最初の四行は正しく薀蓄であり、「風子のいる店」から得た読後感の理由探しに過ぎない。レビューをするからには薀蓄でなく、作品を読んだ感想を持って、「Aというタイプの人には勧められる、Bというタイプの人には勧められない」「Cという面白さがある」「Dというつまらなさがある」などと紹介するべきだろう。
ではどういった漫画なのか?
まず主人公風子の頑張りが報われる事は少ない。理不尽に合う事も多々ある。自分以外が原因の咎や誤解で責められることもある。
しかし喫茶店でアルバイトをしているという設定から、そこのマスターがその辛さを受け止め、風子が疲れた時の宿り木になってくれるのかと思いきや、そうでもない。
風子の気の弱さや欠点はリアリティが感じられて読んでいて辛くなってくるのに、それに対して漫画的なカタルシスが与えられないか与えられても弱いので読後感も陰鬱とする。
それならそれで読み応えのある作品として出来上がっているかというと、処女作だからという点が大きいだろうが、話の誘導に無理があったりと、新人漫画家らしい読み辛さが多い。絵も「岩明均なりの絵の魅力」が出るまで洗練されている時期ではない。はっきり言って汚くて地味だ。
つまり「絵に魅力は感じられず、キャラクターは地味で、話運びも洗練されていないのに、キャラクターの持つ欠点や被る辛さ・苦しさにはリアリティが感じられる」という漫画なのである。読んでいて元気になれない、辛い。同じ辛いなら同じ様なテーマを扱った別の作者の別の作品を読めば良いし、岩明均が好きならもっと面白い作品が沢山ある。よって冒頭の「岩明均著作の漫画ならば何でも読んでみたい、コンプリートしたい…という方以外にはお勧めできない」に繋がるのである。
「寄生獣」の後書きでも作者本人が述べているが、岩明均は筋書きの中に人物を配置する事が本懐の作者であり、
作者自身がその手法を見つけたと述べている寄生獣以後の作品は、殆どもしくは全てが面白い。
しかし本作「風子のいる店」はその手法を作者が用いていない頃の作品である。「キャラクターを用意してから筋書きを考える」という岩明均自身が苦手だと吐露したやり方で描かれている漫画なのだ。
そして、実際に面白くない。
「そんなものは薀蓄に過ぎない。情報を仕入れてから色眼鏡で作品を見ているからそう思うのだろう」という意見も有るかもしれない。
実際、最初の四行は正しく薀蓄であり、「風子のいる店」から得た読後感の理由探しに過ぎない。レビューをするからには薀蓄でなく、作品を読んだ感想を持って、「Aというタイプの人には勧められる、Bというタイプの人には勧められない」「Cという面白さがある」「Dというつまらなさがある」などと紹介するべきだろう。
ではどういった漫画なのか?
まず主人公風子の頑張りが報われる事は少ない。理不尽に合う事も多々ある。自分以外が原因の咎や誤解で責められることもある。
しかし喫茶店でアルバイトをしているという設定から、そこのマスターがその辛さを受け止め、風子が疲れた時の宿り木になってくれるのかと思いきや、そうでもない。
風子の気の弱さや欠点はリアリティが感じられて読んでいて辛くなってくるのに、それに対して漫画的なカタルシスが与えられないか与えられても弱いので読後感も陰鬱とする。
それならそれで読み応えのある作品として出来上がっているかというと、処女作だからという点が大きいだろうが、話の誘導に無理があったりと、新人漫画家らしい読み辛さが多い。絵も「岩明均なりの絵の魅力」が出るまで洗練されている時期ではない。はっきり言って汚くて地味だ。
つまり「絵に魅力は感じられず、キャラクターは地味で、話運びも洗練されていないのに、キャラクターの持つ欠点や被る辛さ・苦しさにはリアリティが感じられる」という漫画なのである。読んでいて元気になれない、辛い。同じ辛いなら同じ様なテーマを扱った別の作者の別の作品を読めば良いし、岩明均が好きならもっと面白い作品が沢山ある。よって冒頭の「岩明均著作の漫画ならば何でも読んでみたい、コンプリートしたい…という方以外にはお勧めできない」に繋がるのである。
2020年3月7日に日本でレビュー済み
ラストの終わらせ方には無理矢理感がありますが、風子の成長過程や、不良君とのマラソン対決や、不良君の成長や、受験君の葛藤などは必見です。名作だと思います。
2011年8月1日に日本でレビュー済み
喫茶店で働くどもりの少女の物語。岩明 均の初連載作品です。絵は上手でないけれど、非常に濃厚で説得力のあるドラマが繰り広げられる、魅力ある作品です。物語自体は完成度が高く、初連載とは思えません。是非読んで欲しい作品です。
2013年12月25日に日本でレビュー済み
「風子のいる店」岩明均の初連載作
寄生獣のようなバトルアクション、ヒストリエのような歴史スペクタクル、
七夕の國のような伝奇ミステリー、ヘウレーカ・雪の峠のような
無情感があるわけじゃない、所謂日常ものなんだけど、読んでると凄く落ち着く
主人公もノリも雰囲気も、かなり好きな作品
寄生獣のようなバトルアクション、ヒストリエのような歴史スペクタクル、
七夕の國のような伝奇ミステリー、ヘウレーカ・雪の峠のような
無情感があるわけじゃない、所謂日常ものなんだけど、読んでると凄く落ち着く
主人公もノリも雰囲気も、かなり好きな作品
2004年10月30日に日本でレビュー済み
派手なアクションもなく事件が起きたりするわけではないのに、やめられない面白さ。登場人物が生き生きと描かれているからだろう。作者の代表作の「寄生獣」よりも個人的には好き