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さくらの唄(上) (講談社漫画文庫) 文庫 – 2001/4/12
安達 哲
(著)
大反響を呼んだ青春漫画の名作が文庫本に!退屈な日常を送っていた高校生、利彦はクラスも画塾も同じ仲村真理と知り合い、希望をつかみかける。だが、姉と住む家におじ夫婦が同居するや、すべて狂い出す。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/4/12
- ISBN-104062609630
- ISBN-13978-4062609630
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商品の説明
著者について
安達 哲
講談社漫画文庫『さくらの唄』上下巻、講談社漫画文庫『お天気お姉さん』全6巻、講談社BOX『幸せのひこうき雲』全1巻。
講談社漫画文庫『さくらの唄』上下巻、講談社漫画文庫『お天気お姉さん』全6巻、講談社BOX『幸せのひこうき雲』全1巻。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/4/12)
- 発売日 : 2001/4/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4062609630
- ISBN-13 : 978-4062609630
- Amazon 売れ筋ランキング: - 701,488位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この漫画を読むと一生記憶に残り続ける呪いにかかります。すごいですよこれは。爆弾の設計図とかチョメチョメが検閲されてるのが残念だけど。私の中の高校生に読ませたいランキング不動の1位。
2017年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人に勧められて買ってみました。まだ、届いていたないので、楽しみです。
2011年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻は悩み多きリアル青春物語、
下巻は当時年齢規制が入った衝撃展開です。
「キラキラ」で見せた憧れの夢物語のような、甘い青春ではなく
リアルで鬱屈した青春群像が描かれています。
描写があまりにリアルすぎて、「これは俺か」と当時感じていました。
実際の青春ってそんな美しくも楽しくもない、やりきれないものだと
思います。でも打算ではない熱は確かに皆燃やしているのです。
絶対に綺麗な話ではないのですが、未完成な美しい魂があります。
共感できる高校生以上の年齢の方にオススメです。
安達哲は飛びぬけて女性と人間の機微を描くのがうまい人だと思います。
ただ典型的なアーティスト型というか、寡作なのが残念です。
入手困難かと思いますが、「キラキラ」も相当面白いですよ。
下巻は当時年齢規制が入った衝撃展開です。
「キラキラ」で見せた憧れの夢物語のような、甘い青春ではなく
リアルで鬱屈した青春群像が描かれています。
描写があまりにリアルすぎて、「これは俺か」と当時感じていました。
実際の青春ってそんな美しくも楽しくもない、やりきれないものだと
思います。でも打算ではない熱は確かに皆燃やしているのです。
絶対に綺麗な話ではないのですが、未完成な美しい魂があります。
共感できる高校生以上の年齢の方にオススメです。
安達哲は飛びぬけて女性と人間の機微を描くのがうまい人だと思います。
ただ典型的なアーティスト型というか、寡作なのが残念です。
入手困難かと思いますが、「キラキラ」も相当面白いですよ。
2012年5月6日に日本でレビュー済み
著者の作品初購入。
主人公は軽度の視線恐怖症をもつ男子高校生。
勉学に秀でてる訳でもなければ、スポーツ万能な訳でも無い掃いて捨てるほど生息してる沈香も焚かず屁もひかぬ人種です。
だが、冒頭、美術大学への進学を教師へ打ち明けたところ「中ではあなたの絵が一番見込みあるわと誉められました。
そんな彼はクラスの男子が
「掃き溜めに鶴」と同じ学校に通学してくれることを感謝する程の傾国に
秋毫悩殺されてしまう。
そして、学園祭の出し物として彼女を主演とする自主制作映画をとると決意を固め、石心鉄腸で制作に挑むんですけれども…。
画は徹頭徹尾瓦解せずに描かれています。
キャラ造型は近頃主流に成りつつあるデフォルメ人物ではなく、表紙と遜色ない劇画系統の人物造型です。
中でも、下巻から再三再四おとずれる濡れ場で如実に表れております。
本作品の上下巻における急ハンドルの切り方と逕庭は四コマ漫画『自虐の詩』を連想させた。
下準備に一巻費やされると下巻の威力が凄惨な程になる。
内容に関しては皮相の見か深い領域まで読み取れず一知半解な読後感となりました。
パーフェクトブルー。
主人公は軽度の視線恐怖症をもつ男子高校生。
勉学に秀でてる訳でもなければ、スポーツ万能な訳でも無い掃いて捨てるほど生息してる沈香も焚かず屁もひかぬ人種です。
だが、冒頭、美術大学への進学を教師へ打ち明けたところ「中ではあなたの絵が一番見込みあるわと誉められました。
そんな彼はクラスの男子が
「掃き溜めに鶴」と同じ学校に通学してくれることを感謝する程の傾国に
秋毫悩殺されてしまう。
そして、学園祭の出し物として彼女を主演とする自主制作映画をとると決意を固め、石心鉄腸で制作に挑むんですけれども…。
画は徹頭徹尾瓦解せずに描かれています。
キャラ造型は近頃主流に成りつつあるデフォルメ人物ではなく、表紙と遜色ない劇画系統の人物造型です。
中でも、下巻から再三再四おとずれる濡れ場で如実に表れております。
本作品の上下巻における急ハンドルの切り方と逕庭は四コマ漫画『自虐の詩』を連想させた。
下準備に一巻費やされると下巻の威力が凄惨な程になる。
内容に関しては皮相の見か深い領域まで読み取れず一知半解な読後感となりました。
パーフェクトブルー。
2013年10月29日に日本でレビュー済み
前半は凡庸です。打ち切りが決まり、残り少ない話数に開き直って強引に詰め込んだことが幸いし、なんとなく青春ぽい、なし崩し的なテンポが生まれました。
権力者を介して、蹂躙するイメージをカタログ的に羅列していき、当時の中高生に新たなズリネタ・パターンを提示してくれたエポックな作品です。
10代のあの頃にこっそりと、暗い嗜好をひとつ背負い込むような読み方をすべきエロマンガで、いい歳して感銘を受けたり、自慢げに評価する類いの作品ではないはずです(ほめ言葉)。
権力者を介して、蹂躙するイメージをカタログ的に羅列していき、当時の中高生に新たなズリネタ・パターンを提示してくれたエポックな作品です。
10代のあの頃にこっそりと、暗い嗜好をひとつ背負い込むような読み方をすべきエロマンガで、いい歳して感銘を受けたり、自慢げに評価する類いの作品ではないはずです(ほめ言葉)。
2004年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分に自信が無くて、周りが羨ましくて、好きな人が眩しすぎて、親とか権力とかが大嫌いで。そんな誰もが通る青春の唄。
…なのだが、下巻では「流されて生きることの危機感」がかなりハードに描かれる。これはこれで最高に面白いのだけど、上巻・下巻で得られる面白さは別種のものと思います。
…なのだが、下巻では「流されて生きることの危機感」がかなりハードに描かれる。これはこれで最高に面白いのだけど、上巻・下巻で得られる面白さは別種のものと思います。
2013年5月25日に日本でレビュー済み
私が自分の年齢に感謝していることの一つ。
中学時代にリアルタイムで『キラキラ』を読めて、
高校時代にリアルタイムで『さくらの唄』を読めたこと。
ネットも携帯もない時代、当時思春期を過ごした男子たちの共通アイコンとして、
本作にはたまらないものがある。
できれば高校時代に読んだほうがグッとくると思う。
中学時代にリアルタイムで『キラキラ』を読めて、
高校時代にリアルタイムで『さくらの唄』を読めたこと。
ネットも携帯もない時代、当時思春期を過ごした男子たちの共通アイコンとして、
本作にはたまらないものがある。
できれば高校時代に読んだほうがグッとくると思う。