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アルバイト探偵 調毒師を捜せ (講談社文庫) 文庫 – 1996/1/11

3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

美女には眼のない親父・涼介のもとにモンローばりの金髪グラマーが訪れる。必殺の調毒師を捜す仕事だった。依頼をひきうけさせるため毒を盛られた親父に残されたのは48時間。アルバイト探偵・隆は解毒剤を持つ調毒師の行方を追う。不良中年私立探偵とけなげな高校生の父子が立ちむかう難事件のかずかず。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1996/1/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/1/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 278ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062631407
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062631402
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

著者について

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大沢 在昌
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1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。79年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。

86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、20001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。04年「パンドラ・アイランド」で第17回柴田錬三郎賞を受賞。2006年「狼花 新宿鮫9」で日本冒険小説大賞。2010年第14回日本ミステリー文学大賞受賞。2012年「絆回廊 新宿鮫10」で日本冒険小説大賞。2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞受賞。2022年秋 紫綬褒章受章。

05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長を務める。

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年2月29日に日本でレビュー済み
アルバイト探偵Ⅱの文庫版で、収録作品の中で探偵親子の父親、涼介へ生命の危機が訪れるという作品がタイトルに冠されていますが、内容は第一作目と同じく四本の作品を収録した短編集です。
前作で登場した「康子」が主要なメンバーに加わり、また作品中のキャラクターの個性がより構築されたことで、前作に比べると登場人物たちが思い思いに動き回っているような感じを受けます。
作品としては実験的な内容で、これまでにないハードボイルドの世界を描いています。
ある遺産を巡る「避暑地の夏、殺し屋の夏」、吸血鬼を相手に戦う?
「吸血同盟」、そしてタイトル作でもある、「調毒師を探せ」、親子の過去に関する事件である「アルバイト行商人」…どれも楽しく読める作品です。
2012年5月18日に日本でレビュー済み
短めの話だが、探偵の親子と言う設定をうまくつかったミステリー小説。何度読んでもあきない
2005年1月8日に日本でレビュー済み
シリーズ第2弾。このシリーズは高校生冴木隆の一人語りで語られているので、リュウ君の心情は全て分かるのだと思っている人がいたら、最終話の「アルバイト行商人」で大間違いである事に気が付くだろう。この章で冴木親子の秘密が明かになるのであるが、秘密を知ったリュウ君の心情は(いろんな感情がうずまいたに違いないが)一切語られていない。つまりこの小説の「地」の文はリュウ君の「心情」が語られているのではなく、リュウ君の語りたいことが語られているに過ぎないのである。つまりこの小説、随分軽い読み物ではあるが、やはりハードボイルドなのである。主人公は人一倍饒舌ではあるが、いちばん大事な事は語らない。だからしきりにこ「この不良親父は」とか、「ヤクザ親父」とか言われているリョウ君の「親父」に対する感情は、「地」の文とはそうとう違うだろうという事も推察されるのではある。私でなくても分かるとは思うが、リュウ君、この親父の事を男として、仕事仲間として、そして「肉親」として尊敬し、愛している事がいろんなところから見え隠れする。それを親父にも読者にも照れて言わない所がまた「可愛い」のではある。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月9日に日本でレビュー済み
2冊目とあって、1冊目の良さは継承しつつ、1冊目以上に軽やかに自由に、冴木親子が大活躍します。
リュウ君のピンチを助け、事件を解決した後、いつもニヤリと笑うは、不良中年、涼介さん。その不良親父が、表題作では、死の危機に直面し、逆に息子に助けてもらうという事態に。いつもは軽いリュウ君も、さすがにマジになります。そして最終話ではついに、リュウ君の出生の秘密が明らかに…。ついにリュウ君のお母さんも登場?みどころいっぱい、楽しさてんこ盛りの超1級エンパラ(エンターテインメント・パラダイス)小説。
2003年2月1日に日本でレビュー済み
短編集です。今回も幽霊や吸血鬼を相手に冴木親子が大暴れします。「避暑地の夏、殺し屋の夏」「どうも気に入らないわね。子供のくせにやけに落ち着いていて」「息子も息子だけど、親も親ね」という殺し屋マキのセリフがこのシリーズのすべてを表してるような気がします。今回の冴木親子はもうずっと真剣になりません。ふざけた会話でマキを翻弄(?)して見事この殺し屋捕まえます。このような態度こそ冴木親子の真骨頂ですね。(「調毒師を捜せ」では隆君も真剣になってますが。)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月21日に日本でレビュー済み
諜報戦に巻き込まれたり、ユーモラスな事件に巻き込まれたり、で、今回も、親子そして仲間たちが大活躍です。この巻も、軽い調子で読みやすいです。
「アルバイト探偵」に比べて、事件そのものの面白さ、ユニークさ、スケールが増しているような気がします。主人公の高校生の出生の秘密も徐々に見えてきたり、新しい仲間が増えたり、主人公が逞しく育って(?)きたりと、飽きさせません。もう一つ、もう一つと、結局、最後の短編まで、一気に読んでしまいました。