終盤に向かって読み進めていくと小さな違和感が増大していき、その一つ一つがこの作品の世界をグニャリと歪ませていきます。
最後には、その歪みが何なのかが鮮やかに表現されます。
読了後には、最悪な気分と最高の爽快感が心の中で混ざり合う奇妙な感覚が心に残りました。
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殺戮にいたる病 (講談社文庫) 文庫 – 1996/11/14
我孫子 武丸
(著)
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 (講談社文庫)
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1996/11/14
- ISBN-104062633760
- ISBN-13978-4062633765
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/11/14)
- 発売日 : 1996/11/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 324ページ
- ISBN-10 : 4062633760
- ISBN-13 : 978-4062633765
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,127位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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イメージ付きのレビュー
5 星
叙述トリックありで、前知識なしで読むのが◯
今作にはオチで明かされる叙述トリックが張り巡らされております。そのため、前知識なしでの読書がオススメです。残酷なシーンに抵抗のあるかたにはオススメできません。サスペンス好きなら、問題なく楽しめる内容でした。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バラバラな視点、バラバラな時系列、それぞれの思惑が述べられ、ラストに向かって時系列が揃っていく加速感は気持ちが良かった。最も重要なページは、めくって数行読んで、思わず声が出てそのまま終わった。
読者側の衝撃が物語の中身的には全く影響されない作りなのが面白い。
読者側の衝撃が物語の中身的には全く影響されない作りなのが面白い。
2024年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説は映画やドラマと違って、活字を読みながらイメージを想像して楽しめると言われていたりするが、最後の最後でその想像していたイメージがひっくり返る、大どんでん返しがありました。物語の結末を早く知りたい一心で最後まで読み進めましたが、痛快に「騙された!!。」と思いました。
エログロや残酷描写が苦手な人にはこの小説はとても薦められません。苦手な人が読んだら、多分嘔吐する可能性があります。それぐらいショッキングな表現があります。
エログロや残酷描写が苦手な人にはこの小説はとても薦められません。苦手な人が読んだら、多分嘔吐する可能性があります。それぐらいショッキングな表現があります。
2024年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりあえずグロい。評判だけで買ったのでこんなにグロい描写の作品だとは…そこだけ苦手な人はご注意を。叙述トリックは正直引っかかる引っかからないは別にしてそこ入れ替わった所で特に驚きも意味もあんまないような気がするが。個人的にはわかってしまったからなのかもっと意外な関係者と入れ替わってくれないと叙述トリックの意味なくない?と感じてしまいました。
2024年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1回読んでも、理解できなかったので、数回読みました。
某有名人もおすすめしたので、買いました。暇潰しにはちょうど良いです😛
某有名人もおすすめしたので、買いました。暇潰しにはちょうど良いです😛
2024年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病と言わざるを得ない猟奇殺人犯の心理と到底容認できない行動の細やかな描写。途中で違和感を感じながらも最後までわからなかったこの作品のトリック。おもしろかったです。ホラー要素はないですが、非常にグロテスクなので苦手な方にはお勧めできません。
2024年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった!!
身体に稲妻が走るような衝撃。
不要な説明をせずに端的にあの描写のみで終わらせるのも粋。
そもそも猟奇殺人犯の主観ストーリーとしてみてもおもしろく、終盤に向けて各視点が一箇所に集まっていく疾走感が気持ちいい。
とりあえず読後すぐに読み返しました。
身体に稲妻が走るような衝撃。
不要な説明をせずに端的にあの描写のみで終わらせるのも粋。
そもそも猟奇殺人犯の主観ストーリーとしてみてもおもしろく、終盤に向けて各視点が一箇所に集まっていく疾走感が気持ちいい。
とりあえず読後すぐに読み返しました。
2024年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバラシは出来ない
まんまとやられたという感想
グロ描写が苦手でなければ読んだほうがいい
しかしそんな表現にも意味があった
読み込むほど作者の思惑通りのラストに驚かされる作品
まんまとやられたという感想
グロ描写が苦手でなければ読んだほうがいい
しかしそんな表現にも意味があった
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