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検察捜査 (講談社文庫) 文庫 – 1997/7/14

3.6 5つ星のうち3.6 29個の評価

横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁、そして県警の確執……。 現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス! 1984年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。(講談社文庫)

商品の説明

著者について

1955年、茨城県生まれ。弁護士。早稲田大学法学部卒。横浜弁護士会に所属しながら、''''94年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。以後、弁護士と作家との2足のわらじを履き、現役弁護士ならではのリーガル・サスペンスで高い評価を得ている。著書『違法弁護』ほか。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1997/7/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/7/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 374ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062635461
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062635462
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 29個の評価

著者について

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中嶋 博行
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年4月3日に日本でレビュー済み
 現役弁護士の中嶋博行氏の小説家デビュー作。1994年に発表され、江戸川乱歩賞を受賞しています。

 主人公である美人検察官・岩崎紀美子は、横浜地検勤務。大物弁護士西垣が殺害され、彼女はその捜査に携わることになるが、捜査が進むにつれ、彼女はその事件の背後には大きな陰謀が隠されていることを感じるようになり、そんな彼女にも危険が迫る……。
 主人公は、割とよく登場する類型の「気が強くて破天荒で、でも美人」なタイプの女性。岩崎と異なっていたって常識的で、彼女と恋人"的"な微妙な仲の検察事務官・伊藤氏も補佐的役割でいい味をだしてます。

 司法試験制度に大幅な見直しがされて試験合格者数が大増員、弁護士の増加と過当競争が危惧されている点や、裁判員制度(実際は米国の陪審裁判とは異なる点も多く折衷型といわれてはいますが)の導入がここ数年巷をにぎわしていますが、この物語は、そういった昨今の流れとも整合性がとれています。20年以上前に書かれている物語ですが、著者の大勢を読む先見力が現れていると思います。今読んでも、古く感じません。
 まあ、多少陰謀がかりすぎていますが(検察、弁護士、警察のパワーゲームの描写は、ちょっとしたスパイ小説か何かのようです…。確かにそういうのもあるんでしょうけれど、この描写はちょっとどうかと思います)。法曹界に興味ある人には、お勧めです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年2月28日に日本でレビュー済み
読むのに時間がかかりました。検察、弁護士の世界は全く未知なので。聞きなれない用語もたくさん出てきて読み難く、ようやく読み終えました。本当に最後の方になって、少し引き込まれたくらいで、全体的にはパッとしない印象でした。
2014年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を紛失してしまったので再度購入した。内容的には判っているので記すことなし。
2006年4月12日に日本でレビュー済み
現役弁護士の書いたリーガル・サスペンス。

難しい内容なのかなと、思わず身構えてしまいましたが、

読んでみると読みやすい文章で、すらすら読めました。

検察というと強面の人を連想しますが、この作品の主人公は

二十台後半の女性検察官です。相棒の検察事務官との

組み合わせも良い感じを出してます。

ただ、枚数制限のある乱歩賞作品では仕方ない事かも知れませ

んが、終盤はもっと書き込んで緊迫感を盛り上げて欲しかったです。

あっさりと終わってしまった印象。

犯人側の視点もありません。

法曹界や警察などの確執も、書き込みが浅いと思います。

実際にはもっとドロドロとした部分があるのではないでしょうか。

とはいえ、エンターテイメントとしては充分楽しめる作品です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月10日に日本でレビュー済み
『違法弁護』の前作ですが、個人的には、そちらを先に読んでいたのが逆に良かったようです。
本作は法曹三者を交互に主役に据えることで、法曹界の現状問題をあぶり出す<法曹三部作>とでもいえるシリーズ。
シリーズといっても、主人公も含めてそれぞれ完結しているので、どれから読んでも良さそうです。
検察を主役にした本作では、検察官の減少によって有罪率99.97%という好成績が維持できなくなるどころか、事件の検証じたいが不可能になる、という人材問題が取上げられています。ちょうど人間が増えすぎるのが問題だった『違法弁護』と逆の現象です。
主人公の岩崎の優秀だがじゃじゃ馬的、というキャラクター設定に既視感を覚えるのは、半分は作者の小説家としての力量でしょうが、半分はそのほうが売れる、というアメリカの大衆小説的発想でしょう。TV化するなら、主人公のキャスティングをどちらも片平なぎさにした、というところ。
既視感を抱くのは登場人物だけではなく、構成じたいも非常に似ています。
サスペンスとしてはともかく、ミステリーとしてはここまで類似性が多いと減点対象になるのですが、本作は未知の(私は作中に出てくる公判専従論が検察の仕事の全てだと思っていたような人間なので)世界の知識獲得という意味も含めて、エンターテインメント小説としては充分に面白いから、その辺りは不問ということで…。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年5月11日に日本でレビュー済み
乱歩賞なんで期待して手にとりましたが、スイスイ読めますし、ストーリー展開もいいんですけど、キャラクターが立ってないと言いますか、登場人物がどんな性格でどんな容姿かよくわからない。
それと「司法戦争」もそうでしたが、この作家の捜査組織はすぐ踏み込みますね、素人の僕が読んでて心配になるくらい薄い証拠でも。まあ作者は弁護士で司法のプロですから、実際そうなのかもしれませんが、あとで裁判闘えるのかなみたいに思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説としての内容は悪くないと思う。
ただ、50ページも読まないうちから明らかに事実と異なる点(取材不足によるミス?)が散見されるので注意が必要。
▼「主席検事」などという呼称は存在しない。検事正の次は次席検事。
▼殺人を担当するのは捜査二課ではなく、捜査一課。
▼司法担当記者が県警の広報に記者会見の要望をすることはあり得ない。県警担当記者がきちんと別にいる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月12日に日本でレビュー済み
著者が、法廷ではなく、文庫という形で検察に戦いを挑んでいて面白い。
法曹界の仕組みや制度を学ぶ上で有用に感じる。

ただ、犯人の心理描写が殆どないのが悩ましい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート