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後朝: 和泉式部日記抄 (講談社文庫 と 31-2) 文庫 – 1997/9/1
鳥越 碧
(著)
豊言いたげに光る瞳――美しい女人に成長した許子は、少女の頃から憧れていた皇子たちと恋におちる。幼い日の秘密が匂う甘い恋に始まる、「浮かれ女(め)」の華麗な恋の遍歴。夫や子供を持ちながら、恋人たちとの愛の姿を熱くうたいあげた官能の歌人、和泉式部の生涯を描く長編。
- 本の長さ381ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/9/1
- ISBN-104062636328
- ISBN-13978-4062636322
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商品の説明
著者について
1944年、福岡県北九州市生まれ。同志社女子大学英文科卒業後、商社勤務を経て、1990年尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』(1993年講談社文庫収録)で第1回時代小説大賞を受賞、作家デビュー。著書に、『あがの夕話』、『萌がさね』等。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/9/1)
- 発売日 : 1997/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 381ページ
- ISBN-10 : 4062636328
- ISBN-13 : 978-4062636322
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,043,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代語訳というより小説。プロローグ書き出しから、読者の興味をそそる。そのあと幼児期のかくれんぼへ、話が飛ぶ。父親から溺愛されてる可愛い女の子の幸せだった時代。このあとの波乱万丈の人生へとつながる。自分の気持ちに純粋な女。読者は、そんな彼女の悲しみを、我がことのように感じてしまう。 368ページと、大作ですが、つい徹夜して読んでしまいました。 人間関係図が、随所に書かれてるので参考になります。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
平安期の女流歌人、和泉式部の生涯を『和泉式部日記に基づきながら、作者の言葉におきかえ、背景となった王朝期の人々の動きなども加えて自由に語った作品』(『』内は解説より)。
和泉式部に詳しくないので、この中の彼女が現実の彼女にどれだけ近いのか分からないが、もっと器用でしたたかな女性かと思いきや、案外不器用で悩み苦しみ傷つく事を繰り返した女性に見えた。
現代とは婚姻形態が違うにしても、情人といながら夫を慕う彼女の恋愛(観)には少し疑問が残るが、交わされた秀歌とその背景を追うのは楽しい。
色々あり過ぎる生涯だが、それぞれにそれだけ愛されたのは女冥利に尽きると言えよう。
和泉式部に詳しくないので、この中の彼女が現実の彼女にどれだけ近いのか分からないが、もっと器用でしたたかな女性かと思いきや、案外不器用で悩み苦しみ傷つく事を繰り返した女性に見えた。
現代とは婚姻形態が違うにしても、情人といながら夫を慕う彼女の恋愛(観)には少し疑問が残るが、交わされた秀歌とその背景を追うのは楽しい。
色々あり過ぎる生涯だが、それぞれにそれだけ愛されたのは女冥利に尽きると言えよう。