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嘘ばっか 新釈・世界おとぎ話 (講談社文庫) 文庫 – 1998/3/13

3.9 5つ星のうち3.9 34個の評価

ここに登場のおとぎ話は昔知ったものと大違い。シンデレラは度外れた美貌と頭脳でママ母を辟易させる野心家。浦島太郎はただ若いだけの無神経な男。赤ずきんの真実は驚きです。「おとぎ話は心の傷」という著者が試みた、26篇の絵入りパロディは、ウソと思いつつホントと頷く、おかしくて怖い現代の寓話です。
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商品の説明

著者について

絵本作家。1938年北京に生まれ、小学3年から日本で育つ。武蔵野美術大学デザイン科卒。デパート宣伝部に勤務の後、’67〜’68ベルリン造型大学でリトグラフを学ぶ。主な作品に『おじさんのかさ』(サンケイ児童出版文化賞)『だってだってのおばあさん』『わたしのぼうし』(講談社出版文化賞絵本賞)『100万回生きたねこ』『わたし クルスマスツリー』などの絵本や、『わたしが妹だったとき』(新美南吉児童文学賞)、『こども』などの童話の他に、『ふつうがえらい』『がんばりません』『私の猫たち許してほしい』『アカシア・からたち・麦畑』『佐野洋子の単行本』などのエッセー集がある。『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』(ジャネット&アラン・アルバーグ作)などの翻訳、小説『コッコロから』、児童劇の脚本を手掛けるなど多彩に活躍中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1998/3/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/3/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 212ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406263757X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062637572
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.2 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 34個の評価

著者について

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佐野 洋子
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絵本作家、エッセイスト。昭和13年、北京生まれ。昭和22年山梨県に引き揚げ、その後静岡県に移る。武蔵野美術大学に学び、37年東京・日本橋の白木屋 宣伝部にイラストレーターとして入社。のちに退社し、フリーになってポスター、挿絵などを描く。42年から約半年間、ベルリン造形大学でリトグラフを学 ぶ。46年『やぎさんのひっこし』で絵本作家デビュー。50年『おじさんのかさ』がサンケイ児童出版文化賞推薦賞を受賞。52年に出版した『100万回生 きたねこ』はロングセラーになっている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 クク氏の結婚、キキ夫人の幸福 (ISBN-13:978-4022506481)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『100万回生きたねこ』作者佐野洋子さんの新釈で書いた大人のためのおとぎ話パロディ26篇。
佐野さんが亡くなって10年。
記念の再刊らしい。
シンデレラや白雪姫、ラプンツェル、羽衣やカチカチ山、花咲か爺さん、舌切り雀など26篇が、佐野さんのかなりきつい想像により語られる。
ちょっぴり、皮肉混じりのものや、官能的展開に、驚かされ、また、楽しませてもらった。
特に、こぶとりじいさんが気に入った。
挿絵も佐野さんが描いていて、この挿絵が、ラフなペン画調で、いい感じ。
再刊されてよかった、おかげで、出会えた。
中公文庫に感謝!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐野さんの本を読むと、鬱が晴れて気分がスッキリします。
新釈のほうが、リアリティーがありますね。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔よく読んだ昔話!佐野さんの魔法でこんな見方もあるんだと、とても感動しました。話のテンポもよく一気に読むことができました。みんなで原作のパロディを考えるのも楽しいと思いました。自分でも何か書いてみたい!そう思わせてくれる作品です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月19日に日本でレビュー済み
作品なら、もう何でもOKですが、これは格別。
文庫本なので、手軽にお手にとってご一読の程お願い申し上げまする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月31日に日本でレビュー済み
佐野洋子さんが後書きで、二度本になったけれどさっぱり売れなかったと、この本が三度目だとおっしゃっています(三度目の正直で売れたのでしょうか)。こんなにおもしろい本なのにウソだーと思いましたが、時代に合っていなかったのでしょう。きれいごとの苦手な体質の人へお勧めします。

私が大好きな話がいっぱい! 人から「ひねくれてる」と言われたことが多い人なら楽しめること間違いなしですよ。売れなかったなんて、もったいない!

ブレーメンの音楽隊…イチオシ。どういう発想なの、天才だ。
          やっかい払いされた者たちの合言葉、「ブレーメンへ行こう」は最高。

養老の滝…「太郎には太郎の孝行、次郎には次郎の孝行」は真理だ。

星のターラー…最高のギャグです。この話に違和感を感じたことのある人、スッキリしますよ。

かえるの王さま…これもそう。かわいい女の子って、こういうもんでしょう。

最近「ネタバレ」を嫌う人が多いみたい(この言葉が私はキライ)なので詳しく言えませんが、読まないともったいないと言い切れる自信があります。こぶとりじいさんも、ばあさんの視点で描かれておもしろいし、ハズレ無し。浦島太郎のサイテーぶりも爽快です。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2000年12月5日に日本でレビュー済み
おとぎ話の再解釈と言ったら、皮肉っぽいものやウイットの効いたものを思うかもしれない。けれどもこの作品集は、佐野洋子独特のからっとした文章で、ふしぎな叙情性に満ちた世界を創り出している。
たとえば、「ありときりぎりす」。しゃにむに働くありの父親を「おやじは大したもんだ」といいながらも、息子は、ほそい、胸をかき乱すような音を出したきりぎりすとその音楽のことを、きりぎりすが死んだ後も忘れることが出来ない。
あるいは「養老の滝」。脳卒中で倒れた父親に酒を運ぶ息子のことを「そうしたらはやくやっかい払いが出来る。うまくやるもんだ」と、隣の息子はののしる。同じく寝たきりの親を持つ二人の息子の、ふたつの選択とは。
善悪はっきり割り切れているはずのおとぎ話の世界で、!決して割り切れるものではない人間性を、しかも大上段に振りかぶることなく描き出している。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブレーメンが、一番おもしろかった。