再掲
知る人ぞ知る旅の達人。1956年生まれの蔵前さんはいわゆるバックパッカー系の放浪あるいは漂泊の民なのです。
日本語では世界の歩き方、英語ではロンリープラネット等の解説書は多数あるが、蔵前本は現地に住む人を実に暖かく綴り出す。
飯が安いとか、何処の宿が良いだとか、単に観光地を見るのではなく、人との触れ合いを全面的に文章に折り込み、さらに写真やご自身のイラストで生き生きと描いていく。
「沈没」とは旅の途中で気に入ったところで長居してしまうことであるが、こんな旅行が出来ない人達が実に多いのが日本人なのかもしれない。
長期休暇も無いワーカーホリックな日本人が多く沈没すれば、世界の中の日本がさらに詳細に認識出来るはずである。
蔵前さんの視点が実は世界平和に最も重要だというのは決して言い過ぎではないと確信している。
そして自分が旅人となった時、同じ視線で世界の人と会話が出来たらといつも思っている。
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旅ときどき沈没 (講談社文庫 く 33-2) 文庫 – 1998/6/1
蔵前 仁一
(著)
旅に疲れたら、“沈没”してしまおう!
アジア・アフリカ・ヨーロッパ……旅先の愉快な人々、トンデモ事件
旅先で気に入った土地があれば、長逗留する、すなわち「沈没」してしまおう。移動ばかりの旅では、見えないものが見えてきたりする。アジア・アフリカ・ヨーロッパ……世界を駆け巡る旅人・蔵前仁一が沈没先で出会った愉快な人々、トホホな事件を大公開!しんどいこともあるけれど、やっぱり旅はやめられない。
アジア・アフリカ・ヨーロッパ……旅先の愉快な人々、トンデモ事件
旅先で気に入った土地があれば、長逗留する、すなわち「沈没」してしまおう。移動ばかりの旅では、見えないものが見えてきたりする。アジア・アフリカ・ヨーロッパ……世界を駆け巡る旅人・蔵前仁一が沈没先で出会った愉快な人々、トホホな事件を大公開!しんどいこともあるけれど、やっぱり旅はやめられない。
- 本の長さ322ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/6/1
- ISBN-104062638037
- ISBN-13978-4062638036
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商品の説明
著者について
1956年鹿児島県生まれ。慶応大学卒業後、グラフィックデザイナーに。アジア・アフリカを中心に世界各地を放浪する。現在、個人旅行者のための雑誌「旅行人」の発行人兼編集長。『ゴーゴー・インド』、『旅で眠りたい』、『沈没日記』など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/6/1)
- 発売日 : 1998/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4062638037
- ISBN-13 : 978-4062638036
- Amazon 売れ筋ランキング: - 664,894位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,200位地理・地域研究 (本)
- - 4,560位紀行文・旅行記
- - 9,081位講談社文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月26日に日本でレビュー済み
面白かったです。
色々な国の色々な場所のエピソードが満載です。
ただし、元々は、1994年の著作ですよね?
内容が古い、と思う部分がありました。
そのような部分は、ちょっと前は、こうだった、という話として楽しみました。
色々な国の色々な場所のエピソードが満載です。
ただし、元々は、1994年の著作ですよね?
内容が古い、と思う部分がありました。
そのような部分は、ちょっと前は、こうだった、という話として楽しみました。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に出会わなければ、
私はインドに行くこともなかったかもしれないし、
アフリカに住むこともなかったかもしれない。
私の人生を変えた一冊。
旅ときどき沈没 (講談社文庫)
私はインドに行くこともなかったかもしれないし、
アフリカに住むこともなかったかもしれない。
私の人生を変えた一冊。
旅ときどき沈没 (講談社文庫)
2005年4月29日に日本でレビュー済み
1994年に本の雑誌社から出た単行本の文庫化。3編のエッセイが新たに加えられている。
蔵前氏の行ってきた様々な旅から、印象深い場面や変わった出来事を簡単に紹介したもの。いずれも3ページにまとめられており、しかも、そのうち1ページはイラスト。さくさくと読んでいけるお手軽な本となっている。
とはいえ、面白おかしいだけではないのは蔵前氏のうまいところで、心に残る挿話が多い。メリハリが利いているけれども大げさでないのが良い。
100点ほど収められているイラストもなかなか。
蔵前氏の行ってきた様々な旅から、印象深い場面や変わった出来事を簡単に紹介したもの。いずれも3ページにまとめられており、しかも、そのうち1ページはイラスト。さくさくと読んでいけるお手軽な本となっている。
とはいえ、面白おかしいだけではないのは蔵前氏のうまいところで、心に残る挿話が多い。メリハリが利いているけれども大げさでないのが良い。
100点ほど収められているイラストもなかなか。
2006年5月5日に日本でレビュー済み
旅とは、楽しさと同時にいかがわしさも持っている。
それがないと、旅の魅力なんて半減だ。
しかしそこに居直ると、たんなる恥は掻き捨て式の見苦しいものとなる。
著者はそのへん、絶妙なバランスで、旅の魅力を伝えてくれる。
こうした旅を語るスタイルを若い世代に広めたことを買う。
まさかこんなに売れっ子になるとはね。
それがないと、旅の魅力なんて半減だ。
しかしそこに居直ると、たんなる恥は掻き捨て式の見苦しいものとなる。
著者はそのへん、絶妙なバランスで、旅の魅力を伝えてくれる。
こうした旅を語るスタイルを若い世代に広めたことを買う。
まさかこんなに売れっ子になるとはね。
2004年10月6日に日本でレビュー済み
作者の様々な旅で出会った可笑しい人々、旅行者のエピソードが満載。少し物悲しかったり、とっても可笑しかったり。場所もアジア、アフリカなど色々。イラストは自分で書いてあるだけあり、文章とのマッチングが最高。
世の中こういう人に会えるから旅をするんだよね、と思い出させてくれる本です。
世の中こういう人に会えるから旅をするんだよね、と思い出させてくれる本です。