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コズミック流 (講談社文庫 せ 12-1) 文庫 – 2000/4/1

3.8 5つ星のうち3.8 11個の評価

商品の説明

著者について

1974年8月9日兵庫県生まれ。京都大学経済学部在学中の1996年に、本作品『コズミック世紀末探偵神話』で第2回メフィスト賞を受賞しデビュー。同書は型破りな設定やストーリーが発表当初から大きな反響を呼んだ。第2作となる『ジョーカー旧約探偵神話』(2分冊の上巻が講談社文庫に本書と同時収録)は本作品と対をなしており、両作品を通読してはじめて浮かび上がる仕掛けが施されている。その後も問題作を多数発表、ミステリー界で特異な地位を占めている。著書に『19ボックス新みすてり創世記』、3分冊で原稿枚数4200枚におよぶ『カーニバル』シリーズ(すべて講談社ノベルス)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2000/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 379ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062646498
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062646499
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 11個の評価

著者について

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清涼院 流水
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1974年8月9日、兵庫県西宮市生まれ。

小説の既存ジャンルにこだわらない「大説家(たいせつか)」を自称する娯楽小説(エンターテインメント)作家。「The BBB」編集長。英訳者。マンガ原作者。

京都大学在学中の1996年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。

日本人の小説家やビジネス書著者の作品を英訳して全世界に発信するサイト「The BBB」を2012年12月にオープンし、著者、英訳者、編集者として、これまでに220作品以上の電子書籍を刊行。

TOEICスコア: 990(満点)を5回獲得。

2020年7月20日に受洗し、クリスチャン(カトリック信徒)となる。

最新刊は『どろどろのキリスト教』(朝日新書)。

NHK「ラジオ英会話」2021年4月号より、連載「英語で読む戦国武将列伝」(英文執筆: 早稲田大学名誉教授ジェームス・M・バーダマン先生)の和訳を担当中。

近著に『どろどろの聖書』(朝日新書)、『三日坊主でも英語は伸びる』『50歳から始める英語』(幻冬舎新書)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)、『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)。

おもな著作に、

2018年1月に同時刊行した『純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男』(WAVE出版)と『ルイス・フロイス戦国記 ジャパゥン』(幻冬舎)、

世界初のTOEIC小説『不思議の国のグプタ』(アルク)、

実在の英語学習者たちを描いたノンフィクション『社会人英語部の衝撃』(KADOKAWA)、

マイケル・ジャクソンの人生を描いた小説で、ビジネス書と音楽本の要素もある『キング・イン・ザ・ミラー』(PHP)、

デビュー15周年記念作品として2011年に刊行した『清涼院流水の小説作法』(PHP)、

小説仕立てのビジネス書『成功学キャラ教授 4000万円トクする話』(講談社)、

2007年に12か月連続刊行を達成した、英語と京都と運命の物語『パーフェクト・ワールド』(講談社)、

デビュー作と同じテーマに13年ぶりに挑んだ『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』(文藝春秋)、

『羊たちの沈黙』へのオマージュとして執筆した『B/W(ブラック・オア・ホワイト)完全犯罪研究会』(太田出版)、

ケータイ小説として1年間連載した初の純愛ミステリー『忘レ愛』(SDP)、

前半が小説で後半がゲームブックという特殊な構成の『LOVE LOGIC 〜蜜と罰〜』(KADOKAWA)、

見開きごとに新しい事件が起きる日めくりカレンダー的な仕掛けの『とくまでやる』(徳間書店)、

ゲーム・クリエイター飯野賢治氏との共著「RE(アールイー)」名義で、エンピツで本をこすると登場人物の心理が浮かび上がる『レッドブック ワルツの雨』(幻冬舎)などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年4月8日に日本でレビュー済み
 思う存分笑わせていただいた。思う存分困惑させていただいた。

 まあ、これだけ言っておけば充分でしょう。本格ミステリーとしてあまりにも大きすぎる大風呂敷を広げ、一気に読者の足をすくい上げる。大胆なことをするものである。いやはや。

 でも、この人、まともな本格ミステリー書けるんかいな? 『ジョーカー』もどっちかといえばこういうナンセンスなタイプの作品だったけども、これから先のキャリアがどうなることやら……

 余計なお世話ですけど。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月4日に日本でレビュー済み
 第2回メフィスト賞受賞作品
 「宝島社 このミステリーがおもしろい」 1997年度 第22位

 発売当初、物議を醸し出した(らしい)本作品。
 聞くところによると、時の推理作家達がこぞって本作品・作者について話題にしていた時期があったとのことです。
 なお、読んでいただければ、なぜ物議を醸し出したのかということが鮮明に分かります。

 読破後に私は「話題になっている時に読んでればな…」なんて思いました(苦笑)。
 議論に参加してみたかった…

 私は作者の薦め通り『コズミック 流』→『ジョーカー 清』→『ジョーカー 清』→『コズミック 水』の順番で読破しました。
 『コズミック』と『ジョーカー』をそれぞれ単体で読んでも良いのでしょうが、作者の薦める順番で読んだ方が『ジョーカー』の結末がしっくりくるのではないかと個人的に思いました。
 また、時系列・登場人物等の絡みを考慮したとしても、やはり作者の薦める順番で読まれた方が良いかも…

 ただ、この作者の文章や作品構成は好き嫌いが分かれるだろうなと感じました。
 人によっては読破後に「時間の浪費だった…」と思うかもしれません(実際にそういう方も多いようです)。

 私個人的には、この作品にちりばめられている「反則なのでは?」と思うような手法も「違った視点」「違った価値観」と考えれば、かなり楽しめると思います。

 なお、本書についてですが、とにかく密室殺人が連発します。
 密室殺人が箇条書きで綴られているようで、正直嫌気が差すくらい…(苦笑)
 ただ、文章自体はかなり読み易い(パパッと読める感じ)ものですし、本書をクリアーすれば後は先が気になってしまいあっという間に読破してしまうと思います。

 なぜあんなに物議を醸し出したのか興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

 因みに、『ジョーカー 清』・『ジョーカー 涼』・『コズミック 水』にもレビューを記載させていただこうと思っています。
 参考にしていただけると幸いです。

 ソレデハ…
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最低でした。
何が面白いのかさっぱりわかりませんでした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月24日に日本でレビュー済み
「なんじゃこりゃ!?」と思う人も多いでしょうが、私はとても楽しめました。まさに『驚愕』の一言です。良くも悪くも読み手に衝撃を与える本であることは間違いありません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月5日に日本でレビュー済み
ミステリだとか関係なく、著者のことも全く知らないままに読んだときの感想に基づき、
コズミック水やジョーカーも無視して、コズミック流だけについて書く。

これは(コズミック水で言及されているとおり)「密室という名の連作短編集」だと思った。
そもそもこの宇宙が密室で、様々な密室が入れ子になって世界を構成している。
人生という空間も密室ならば、人生という時間も密室だ。
そして様々な人生があるともいえるし、
逆に人生なんて生まれて死ぬという意味において画一的だともいえる。

読後はそんなことを考えさせられた。

僕は密室十七の、ときどき生きていることの意味に悩みながら、
死、あるいは生と死の境界への憧憬を捨てられない利密に共感を覚えた。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月19日に日本でレビュー済み
ミステリ界最大級の犯罪、最大規模の探偵集団、あらゆる意味でビッグな作品。
 作中探偵に「メタ探偵」というものがこのシリーズには登場するが、彼自身「流水大説」と呼ぶ
これらの作品は「メタミステリ」である。
先入観を持たずに読み始めて欲しい。驚き、楽しめることを保証します。
初期の作品は文章も若々しくその分星減点。
「カーニバル」3部作(後に文庫5分冊)の書き直しを見ると、表現力の進化が楽しめます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月26日に日本でレビュー済み
なんてバカな本だろうか(笑)。その一言に尽きる。

切り詰めれば5ページの短編にだってまとめられるようなメイントリックのアイディアを、徹底的に引き伸ばして引き伸ばして引き伸ばして、文庫本2冊分の分量にしてしまった作者のバカさ加減には、個人的には大爆笑とともに拍手を贈らせていただきたい。

しかもこの上巻にいたっては、反則ど真ん中の手法をつかっている上に、下巻のストーリーに有機的に絡む部分がほとんど皆無ときているのだ。

そして下巻においては、「それは作者が論理的な謎解きミステリを書けないだけじゃ!?」と、読む者を激怒か爆笑の両極端どちらかに叩き落さずにはおかない、言語道断な解決をむかえる。

とにかく、その構成要素の9割9分9厘がはなはだしい無駄に彩られた小説なのである。低くはない文章力を偏執的なまでに無駄遣いした作者は、ある意味では威張る権利がある(笑)。もはや怒るのは野暮だという気さえしてくるのだから不思議だ。

作者の流水本人は自分の小説のことを<流水大説>と銘打っているが、私個人は<ラスベガス小説>と呼んでいる。無論、爆笑とともに。

冗談のわかる・ヒマがある人ならば、ぜひ手に取っていただきたい一冊だ。そして呆れ果てながら・爆笑してくれ。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年2月21日に日本でレビュー済み
一読して「なんじゃこりゃ!」と思われる方も多いに違いない。
実のところ、私もそうだった。馬鹿にされてると思い、憤然と本を放り出したのだが…妙に気になった。そして時間がたつうちに憤懣も薄れ、今では
とても面白い本だと認識している。なぜだろう。
ともかく異色のミステリーであることは間違いないと思う。個性豊かな探偵たちの存在など、読者がハマる要素も多い。
ミステリー好きを自認するなら一読をお薦めする。ただし、読んであなたが怒るかハマるかは、ちょっと分からないけれど。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート