ヤマト王権の出現過程が詳述されてい。
邪馬台国とそのあとに続くヤマト王権の発生過程が詳述されており、他の著作を圧倒している。
この過程を知りたい人の必読本である。
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日本の歴史 2 単行本 – 2000/12/1
寺沢 薫
(著)
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王権誕生
- 本の長さ378ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/12/1
- ISBN-104062689022
- ISBN-13978-4062689021
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商品の説明
著者について
1950年生まれ。同志社大学文学部卒。現在、奈良県立橿原考古学研究所調査第一課長。専門は日本考古学で、考古学からの国家形成史、東アジアの農業史、比較文化史をめざす。学術雑誌「古代学研究」の編集主幹。主な編著書に『最新邪馬台国事情』(共著、白馬社)、『弥生土器の様式と編年 近畿篇1・2』(共編著、木耳社)、『日本の古代遺跡5奈良中部』(共著、保育社)ほかがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 378ページ
- ISBN-10 : 4062689022
- ISBN-13 : 978-4062689021
- Amazon 売れ筋ランキング: - 229,357位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,912位日本史一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月11日に日本でレビュー済み
本巻の対象は、稲作の伝来から戦争と広域権力の発生を経て、前方後円墳が列島各地に普及する4世紀にいたる弥生時代だが、もっとも面白かったのは邪馬台国の時代だ。邪馬台国畿内説にたつ著者は「魏志倭人伝」の卑弥呼の時代、北九州・吉備・出雲・畿内などの西国連合政権の都が、奈良県の纒向遺跡におかれていたこと、この遺跡が日本最初の都市と呼べるほど大規模だったことを、近年のめざましい考古学上の成果を用いて、大胆かつ明快に説明してゆく。考古学的には、邪馬台国の位置をめぐる論争はほぼ決着したように思った。
2007年1月1日に日本でレビュー済み
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弥生時代の日本史。最新の考古学の発見をベースに、縄文末期から4世紀末までの歴史を構築している。よく整理され、銅鐸文化圏と銅剣文化圏や、邪馬台国九州説と大和説など、これまでの矛盾をうまく説明しており、大変おもしろい読み物になっている。また、各地で発見された銅剣や銅鐸を多数きちんと地中に埋めた遺跡が発見されているが、それが外部勢力にたいする域内協同の呪術である、とか、とにかく高校でならったころの歴史には論じられてなかった思想がちりばめられており、じつに新鮮である。ただ、非戦思想、反帝国主義思想を弥生時代の歴史の記述に入れるのはヤメテほしい。思想で歴史を記述したらソ連や中共と同じに思想弾圧の根拠にされてしまうから。
2013年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
縄文時代晩期から古墳時代前期までの8世紀間に亘る日本の歴史を、独自の編年案に基づいて、考古学者の目から見た解説をしており、古代王権の成り立ちについての理解が深まる書である。従来の学会定説とは異なり、日本においての最初の国家の成立は紀元前200年頃の北部九州まで遡り、その国家と中国との間の外交関係は、正史には現れないが、前漢王朝末期の哀帝か平帝の代であったと推理するあたりは見事としか言いようがない。著者は「二次的国家論」を引用して、前漢帝国や衞氏朝鮮などの近隣諸国に触発されて、北部九州の地域国家が列島内での領域拡大を図った結果、列島各地でクニが形成されていったというユニークな国家形成論を展開している。このあたりの記述には読んでいてなるほどと唸らせる迫力が感じられる。
しかし中盤以降で、著者が最も得意とする畿内纒向遺跡の話しになると、論理的矛盾を感じ、説得力が弱いように思う。3世紀に纒向に国家スケールで北部九州をしのぐ、倭国の中心といえるほどの王都が突如として出現し、それがヤマト王権の最初の王都だというところまでは理解できるが、その巨大な王都がどのようにしてできたのか、読者として理解に苦しむのである。北部九州のイト国から権力中心地がヤマト(邪馬台国)に移動したとするものの、それはイト国の東遷ではないし、東征などではありえないと一蹴している。なぜ東遷でも東征でもないのか、説明がない。まったく新しい倭国として権力中枢がヤマトの地に突如として再生されたということでは、読者は納得できない。さらに理解できないのは、箸墓古墳の被葬者に関する推論である。考古学者である著者は、箸墓周辺の出土物の編年をもとに箸墓は3世紀の後葉から末にかけて築造されたとするが、卑弥呼の没年と合致しないために、箸墓は、台与の後に立ち、晋王朝に入貢した男王の墓であるとしている。纒向が邪馬台国の王都であるという前提が先ずありきの下で、編年データを全面信頼して論理展開しているので、日本書紀の記述とくい違う被葬者となってしまっている。その食い違いに対しての明快な説明もない。
本書は、纒向に関する記述については、纒向に対する著者の「思い入れ」が強く影響してしまっている感があるが、北部九州を起点とする日本列島の国家形成の記述は極めて冴えている。読むに値する書である。
しかし中盤以降で、著者が最も得意とする畿内纒向遺跡の話しになると、論理的矛盾を感じ、説得力が弱いように思う。3世紀に纒向に国家スケールで北部九州をしのぐ、倭国の中心といえるほどの王都が突如として出現し、それがヤマト王権の最初の王都だというところまでは理解できるが、その巨大な王都がどのようにしてできたのか、読者として理解に苦しむのである。北部九州のイト国から権力中心地がヤマト(邪馬台国)に移動したとするものの、それはイト国の東遷ではないし、東征などではありえないと一蹴している。なぜ東遷でも東征でもないのか、説明がない。まったく新しい倭国として権力中枢がヤマトの地に突如として再生されたということでは、読者は納得できない。さらに理解できないのは、箸墓古墳の被葬者に関する推論である。考古学者である著者は、箸墓周辺の出土物の編年をもとに箸墓は3世紀の後葉から末にかけて築造されたとするが、卑弥呼の没年と合致しないために、箸墓は、台与の後に立ち、晋王朝に入貢した男王の墓であるとしている。纒向が邪馬台国の王都であるという前提が先ずありきの下で、編年データを全面信頼して論理展開しているので、日本書紀の記述とくい違う被葬者となってしまっている。その食い違いに対しての明快な説明もない。
本書は、纒向に関する記述については、纒向に対する著者の「思い入れ」が強く影響してしまっている感があるが、北部九州を起点とする日本列島の国家形成の記述は極めて冴えている。読むに値する書である。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
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問題全くなし。!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2013年1月24日に日本でレビュー済み
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分担執筆でない寺澤先生の通史。年代など独自の見解を保ちながら、他の方の見解も冷静にとらえ消化できるものは認めるという学ぶべき姿勢が伝わる。各論ではもちろん自分とは異なる解釈も多いが、こうした(少し古くなったが)通史的に述べるのは文献史学家の好むところであったが、チャレンジすることにより後輩やアマチュアにも道をつけてくれている。全体にご自身の意見は抑えた印象だが、広い知見で先学の意思を告ぐという意思も見える。統計、数学というより数字にこだわった得意の新しい分類は、また違ったインスピレーションを与えてくれる。また「空白の解釈」という論調も見事に活用されとても参考になる。年代論は配慮からか若干新しくなっていて、もう少し遡る説であったと思っていましたが、年輪年代論という「相対的」(絶対的ではない)年代論への盲信への配慮がこの時期は働いていたのかもしれません。