待ちに待っていた4番目です。
読んでみてこの巻は他の巻よりも紫苑の視点が少ないのでは?
という印象を受けました。
また、相変わらずのネズミと紫苑の強い結びつき、もしかしたら依存といってしまうかもしれないそれに、つい引き込まれてしまいます。
どんどんどん、という変化はありませんがじわじわとしみこんでくるような不安に本当に引き込まれっぱなしです。
そして、一番の不安は紫苑の変化です。
次巻の刊行時期が本当に気になってしょうがない、そんな1冊です
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No.6〔ナンバーシックス〕 #4 (YA!ENTERTAINMENT) 単行本 – 2005/8/22
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何も知らなかったのは、おれのほうなのか。あの眼、あの動き――殺られる……。
紫苑、あんた、何者なんだ?
「NO.6」の治安局員に拉致された沙布を救うため、紫苑とネズミはエリート高官から内部情報を聞き出す。聖都市で極秘裏に進められる恐るべき計画とは何か?そしてついに「人狩り」が決行され、囚われの身となった2人は矯正施設の内部へと入っていく――。
紫苑、あんた、何者なんだ?
「NO.6」の治安局員に拉致された沙布を救うため、紫苑とネズミはエリート高官から内部情報を聞き出す。聖都市で極秘裏に進められる恐るべき計画とは何か?そしてついに「人狩り」が決行され、囚われの身となった2人は矯正施設の内部へと入っていく――。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/8/22
- 寸法13 x 1.7 x 18.9 cm
- ISBN-104062693585
- ISBN-13978-4062693585
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/8/22)
- 発売日 : 2005/8/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062693585
- ISBN-13 : 978-4062693585
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,229,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始める。
『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で
野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞。
「ヴィヴァーチェ」シリーズ(角川書店)、「No.6」シリーズ(講談社)、
『ガールズ・ストーリー』(PHP研究所)、『木練柿』(光文社)他著作多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月21日に日本でレビュー済み
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何がすごいかと言いますと、読書が嫌いで、本を読んでやっても聞いていなかったりした、うちの12歳の娘が、このシリーズをいっきに4冊読んでしまった事です。
状況説明が足りないという批判があり、それは当っているかもしれませんが、登場人物の魅力が、そんな事を気にさせません。壊滅した地球で必死に生きる少年達が、なんと魅力的!
それに、説明の少なさが読みやすさに繋がったのなら、それはそれで長所なのかもしれません。読書嫌いの子供のために、学校図書館に置きましょう。
状況説明が足りないという批判があり、それは当っているかもしれませんが、登場人物の魅力が、そんな事を気にさせません。壊滅した地球で必死に生きる少年達が、なんと魅力的!
それに、説明の少なさが読みやすさに繋がったのなら、それはそれで長所なのかもしれません。読書嫌いの子供のために、学校図書館に置きましょう。
2005年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の少年にとってとても大切な人がある施設に監禁されてしまった。それを知った少年たちは彼女の救出に乗り出すことになる・・・。本編では今後の展開で波乱を巻き起こしそうな伏線が散見される。それと同時に少年を含め、主要登場人物たちの成長の手応えをずしんと感じることができる。それぞれの関係性がそれぞれに影響を与え合い、何かが目覚めようとしている。それはまだかすかな気配に過ぎないのかも知れないけれど、確かな鼓動が聞こえてくるのだ。「#5」はこれまで以上にシビアな物語となりそうな気がする。ついに明確な形を伴なって「試練」が少年たちの目の前に立ち塞がるのだ。ちなみに私たち読者も「待つ」という試練に耐えなければならない。
2014年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり続きが気にならない内容だったので途中で読むの断念しました。すみません。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少々展開が遅すぎるような気もしましたが、個人的にはそれでもいいと思っています。あさの あつこ先生の丁寧な心理描写に感謝したいです。
私は紫苑とネズミが好きなので、彼らが確かに前進しているところを丁寧に書いていたと想います。疾走感はまったくありません。けれど、最後のシーンでこれをぶっ飛ばして展開を進めることはできなかったと思いました。
ネズミの一面が、紫苑の闘いが、人狩りが、彼らをどう変えていくのか。不安であり、見物であるとおもいます。
私は紫苑とネズミが好きなので、彼らが確かに前進しているところを丁寧に書いていたと想います。疾走感はまったくありません。けれど、最後のシーンでこれをぶっ飛ばして展開を進めることはできなかったと思いました。
ネズミの一面が、紫苑の闘いが、人狩りが、彼らをどう変えていくのか。不安であり、見物であるとおもいます。
2012年5月6日に日本でレビュー済み
NO.6はアニメではまって、そのあと原作を読みました。
全巻読みましたが、この巻が一番好きです♪
ネズミと紫苑のやりとりがたまりません・・・(笑)
矯正施設に入ってしまうとあとはごたごたしているので、
出会いから聖なる祝日までのパートが一番好きです^^
全巻読みましたが、この巻が一番好きです♪
ネズミと紫苑のやりとりがたまりません・・・(笑)
矯正施設に入ってしまうとあとはごたごたしているので、
出会いから聖なる祝日までのパートが一番好きです^^
2006年9月7日に日本でレビュー済み
近未来サスペンス..
題材としてはよくある気がするのですが、あさの先生が描く少年達は、やっぱり良いです。
紫苑とネズミという、立場も性格もまったく反対の二人が、出会ってしまう。
#3までは、「天然紫苑に、文句を言いつつも振り回されるネズミ」がすごくいい感じで、この巻でも二人のやり取りが見れるかなぁ〜と思ってたら。
謎が多いと思っていたネズミさえ恐れる紫苑って一体..
凄く気になるとこで終わってます。次巻が待ち遠しい(T_T)
題材としてはよくある気がするのですが、あさの先生が描く少年達は、やっぱり良いです。
紫苑とネズミという、立場も性格もまったく反対の二人が、出会ってしまう。
#3までは、「天然紫苑に、文句を言いつつも振り回されるネズミ」がすごくいい感じで、この巻でも二人のやり取りが見れるかなぁ〜と思ってたら。
謎が多いと思っていたネズミさえ恐れる紫苑って一体..
凄く気になるとこで終わってます。次巻が待ち遠しい(T_T)
2020年5月23日に日本でレビュー済み
4巻目は矯正施設に入る準備〜入って直後までが描かれている。これで200Pほど。はっきり言ってテンポが悪い。1巻目ほどのスピード感が、巻を重ねるごとに落ちている。
テンポの悪さは、人物の心情描写が過剰に引き延ばされていることに由来すると思う。描写も文学的というよりは(良く言って)戯曲的。悪く言えばクサイ。
登場人物を大事にするのは結構だが、メインストーリーが遅々として進まないのはいただけない。あと5巻もあると思うと正直げんなりする。
1巻目と比べて3巻目以降のAmazonレビューの減少がすべてを物語っている。
あと、あとがきもクサイ。思っていることは立派だが、それをあとがきで正面切って言われると鼻白む。
更に言わせてもらうと、章ごとに挿入される高尚な前書きもげんなりする。
テンポの悪さは、人物の心情描写が過剰に引き延ばされていることに由来すると思う。描写も文学的というよりは(良く言って)戯曲的。悪く言えばクサイ。
登場人物を大事にするのは結構だが、メインストーリーが遅々として進まないのはいただけない。あと5巻もあると思うと正直げんなりする。
1巻目と比べて3巻目以降のAmazonレビューの減少がすべてを物語っている。
あと、あとがきもクサイ。思っていることは立派だが、それをあとがきで正面切って言われると鼻白む。
更に言わせてもらうと、章ごとに挿入される高尚な前書きもげんなりする。