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怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド) 単行本 – 2006/3/17

3.8 5つ星のうち3.8 33個の評価

ニューヨークの怪盗グリフィンに、メトロポリタン美術館(通称メット)が所蔵するゴッホの自画像を盗んでほしいという依頼が舞いこんだ。いわれのない盗みはしないというグリフィンに、依頼者はメットにあるのは贋作だと告げる。「あるべきものを、あるべき場所に」が信条のグリフィンがとった大胆不敵な行動とは!!(第1部)
政府の対外スパイ組織CIA(アメリカ中央情報局)作戦部長の依頼を受けたグリフィンは、極秘オペレーション<フェニックス作戦>を行うべく、カリブ海のボコノン島へ向かう。その指令とは、ボコノン共和国のパストラミ将軍が保管している人形を奪取せよというものだったが……。(第2部)

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/3/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 376ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062705788
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062705783
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 33個の評価

著者について

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法月 綸太郎
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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33グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月16日に日本でレビュー済み
子供向け(といいながら半分以上大人向け?)の叢書の1冊として刊行された本とのことです。
ヴォネガットの某作品から取った地名などのブッキッシュ趣味が無ければ、素直に楽しめたと思いますが、全然ヴォネガット感が無いのにわざわざ地名をこれにしたのはなぜ?といった違和感が気になって、私自身は物語にのめりこむことが出来ませんでした。
とはいえ、トリックのひねりは面白いものの、ストーリーに難があることの多い法月氏の小説の中では、テンポの良さ、捻りのうまさなど上位に入る出来ではないでしょうか。
(ブッキッシュ趣味が気にならないなら)軽快なテンポで楽しく読める小説を探している、中高生から大人まで広く進められると思います。
2015年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グリフィンは、CIAのオストアンデルから、メトロポリタン美術館にかかっているゴッホの自画像(贋作)を、手持ちの本物とすり替えてもらいたいという依頼を受けますが、それは罠で、窮地に陥ります。
そんな前段階を設定してまで、オストアンデルがグリフィンに本当にやってもらいたかったのは、カリブ海のボコノン島での仕事でしたが、その仕事の半ば、本の半分くらいまでは、スピード感があるし話もいけてるよね、と楽しく読めました。しかし、そのあと徐々に、軽々とした展開に逆につまらなさを感じ、おしまいの方は流し読みしてしまいました。やはりちょっと軽すぎかもしれません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おお、これは。

法月作品の中でも何気に代表作のひとつになり得るのではないか、とか思える面白さ。

良書の多い「ミステリーランド」シリーズの中でも出色の部類に入るのではないかと。

リーダビリティ抜群。お薦めです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
架空の国、ボコノン共和国に密命をおびて入国したアメリカの怪盗グリフィンのお話。と書いただけで、法月さんの作品?と思いますよね。楽しく読めました。密閉教室や頼子のためになどの、緻密で論理的で伏線バリバリの作品とはちょっと違うかなとも感じましたが、土偶の入れ替わりを暴くあたりは、やはり法月作品かと思い直しました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
待望の法月綸太郎新刊。2100円は痛かったのですが、買って損はなかった、という感じです。ミステリーランド向けなので、実はちょっと馬鹿にしていたところもあったのですが、・・・さすがに、法月綸太郎!!・・大人が読んでも十分に楽しめる作品に仕上がっていました。もちろん少年少女向けなので、わかりやすい文体で書かれているし、ユーモアもたっぷり(特に人物の名前で遊んでました!)で、彼のいつもの作風とは大分違っていますが、ロジックの見事さは、やはり健在。最後まで楽しませてくれます。作者が、これを読む子供たち(もちろん大人にも)に十分に楽しんでほしい、と願っている心意気を強く感じました。主人公のグリフィンもなかなか魅力的なキャラクターだったので、私的には、続編を強く期待したいところです。 
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月1日に日本でレビュー済み
法月綸太郎の怪盗グリフィンシリーズ1作目。
NYを拠点とする怪盗、ジャック・グリフィンが活躍する冒険ミステリである。帯紙には「超本格ジュヴナイルだ!」などと宣伝文句が踊る。数年くらい積読になっていたのを掘り出して読了。

古典ミステリ「怪盗ニック」シリーズをほうふつとさせる義賊的な怪盗が主人公。あやしげな依頼~名画のすり替え~を引き受けるのだが、実はそれは巧妙な罠であり、某国家機関のこれまたあやしげな作戦に巻き込まれた怪盗はカリブ海の某国へと赴くのだが、そこで面倒な事件が・・・という話。

基本的に冒険活劇調なので、読者は定められたストーリーに従ってドキドキワクワクしながら読み進めればよいようになっている。ものがたりも終盤になると、いろいろと都合の良い偶然も重なり、怪盗自身の少々超人的な活躍もあり、事件はいちおう解決の方向に向かうのだが、しかし法月はそのままでは終わらせないのだ。

前述のように本作はあくまで冒険ミステリという作りで、決して本格ミステリなどではない。
そのあたりを踏まえてストーリを楽しめばよいのだと思う。
それにしても近年の法月はだいぶ作品の幅を広げていますね。そろそろ本格ミステリも読みたいのですが。
2014年9月19日に日本でレビュー済み
 10代の読者を想定したシリーズの1冊として、8年前に刊行された「冒険活劇小説」。そうとは知らずに文庫で読んだ感想を書けば、法月氏らしい精緻な論理・明快な文体に、若い読者のための軽めで平易で、どことなくコミカル(登場人物の名前とか)な風味が加わったユニークな出来上がりになっている、と思った。

 アメリカとカリブ海の架空の小国が舞台の一種のコンゲーム・ノベルで、テンポよく、二転三転するストーリーも面白く、タッチもこじゃれている。初期のころからの作品を含め、作者のものは3分の2は読んでいるが、今回のは新機軸の成功作という次第で、続編を期待したくなった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年8月4日に日本でレビュー済み
持ってけドロボー

あらすじ

あるべきものをあるべき場所へ。それが怪盗グリフィンのモットー。
そんな彼の元に、メトロポリタン美術館が所蔵するゴッホの自画像を
盗んでほしいという依頼が舞いこんできた。
その依頼人によるとその自画像は贋作だと言うのだが・・・

感想

「かつて子供だったあなたと少年少女のための――」
そんなキャッチコピーを持つ講談社のジュヴナイルシリーズ、
ミステリーランド。今作はその中の一冊です。

正しいことをする怪盗と言う設定がいいですよね。
怪盗というちょっとワルな存在に憧れるけど、
あんまり極悪非道な泥棒だとちょっと・・・
そんな子供心を上手くくすぐる設定だと思います。
って言うか、絶対子供の頃に読んでたら、夢中になりました。

さあ、今書いたことが分かるかなと
少し子供に背伸びを要求するような、
そして背伸びがしたくなるような塩梅で話が進み
子供も楽しめるように設計されています。

それと同時に頭の回転を要求する逆転劇の連続は
大人が読んでもハードな噛みごたえが味わえますよ。

読んでからの一言
親子で一緒に楽しみたくなる作品!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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