大人にはちょっと物足りません。
が、これが十代前半の頃の読書体験であったならば、刺激的かつ衝撃的な展開に痺れたことでしょう。
挿絵がたくさんあるのは嬉しいですね。
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びっくり館の殺人 (MYSTERY LAND) 単行本 – 2006/3/1
綾辻 行人
(著)
とある古書店で、たまたま手に取った1冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出……。三知也が小学校6年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、<リリカの部屋>で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが……!?
- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104062705796
- ISBN-13978-4062705790
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228
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219
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価格 | ¥814¥814 | ¥814¥814 |
製品名(表示名) | 奇面館の殺人(上) | 奇面館の殺人(下) |
発売日 | 2015/4/15 | 2015/4/15 |
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 356ページ
- ISBN-10 : 4062705796
- ISBN-13 : 978-4062705790
- Amazon 売れ筋ランキング: - 404,132位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92 年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 迷路館の殺人 新装改訂版 (講談社文庫) (ISBN-13: 978-4062763974 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月27日に日本でレビュー済み
2014年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後のうす気味悪さも含めて、なかなか面白い。
シリーズの中では「読んでおいた方がいいんじゃないか?」な一冊に挙げたいです。
さくっとすぐ読み終わるだろうし。
”大急ぎで先にしなければならないことをしたあと”ってのは、最初に読んだ時から微妙に気になってた表現だったのだけど
(のちにそれは語られるのだが)
後書きにある、”ある古典的名作になぞらえたトリックに関わるある部分”てのがココと解釈していいのかな?
で、その古典とやらは「アクロイド殺し」なのかなぁと。
かの医者が主の部屋から出て行くときの、”もうやることがないのを確認して(うろ覚え)”に感触が似てる気がするので。
シリーズの中では「読んでおいた方がいいんじゃないか?」な一冊に挙げたいです。
さくっとすぐ読み終わるだろうし。
”大急ぎで先にしなければならないことをしたあと”ってのは、最初に読んだ時から微妙に気になってた表現だったのだけど
(のちにそれは語られるのだが)
後書きにある、”ある古典的名作になぞらえたトリックに関わるある部分”てのがココと解釈していいのかな?
で、その古典とやらは「アクロイド殺し」なのかなぁと。
かの医者が主の部屋から出て行くときの、”もうやることがないのを確認して(うろ覚え)”に感触が似てる気がするので。
2024年4月28日に日本でレビュー済み
最初に登場した本屋の名もなき店主の正体が気になる
2015年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発送が早く本の状態もとてもよかったです。また利用したいです。
2009年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は「館シリーズ」としてとらえてしまうと?ということになります。しかし、だからといって内容がおそまつだとか子供向けに書かれたものでは決してありません。氏は短編作品も出していますが、そちらに近いものがあるかもしれません。子供向け?という点ではかつて赤川次郎氏が集英社の「コバルト文庫」に「吸血鬼」シリーズを出してそれなりに成功したように綾辻氏もそれを意識したものでもないでしょうが、新しいジャンルを試したと受け取れなくもありません。この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます。ストーリーは淡々と進み、途中での「意外感」はありません。ところが、それまで1本の線できたものが最後になってまるで打ち上げ花火が開くごとく複線的な結果を生み出します。ストーリーの種明かしという「読みどころ」は氏も紹介されているように「びっくり館縁起」の項目ですが、事件が収束した10年後の「びっくり館再訪」が本当の意味での真実であり、ストーリー的にも「結末」というにはあまりにも「余韻」を含んだ印象的なエンディングです。これはよくホラー映画なんかで見せる手法ですね。映画なら続編を予感させるラストです。さしづめ「びっくり館の殺人ー青春編」ってところでしょうか。ストーリー構成、展開とも申し分なく、謎解きに主眼を置いた本格的「館」ファンには変化球と写るかもしれませんが、これはこれで立派な「綾辻ワールド」だと思います。あたかも惑星を守る「衛星」のように・・。マイナス1点の理由も特にないのですが、肩透かしを食らったという本格的「館」ファンの心情に同情して評価4とします。
2021年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本気のミステリー???どこが?「びっくり箱」全て悪趣味です。いくら小学校6年生とはいえ「リリカ人形」が大きすぎます。
2012年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
童話のようなストーリー運びは、綾辻氏の館シリーズとは趣が違うし、確かにミステリとしての醍醐味は、他の作品に比べると弱いとの事で、評価が分かれていますね。ただ、自分が肉親から虐待を受けて育った人がこれを読んだ場合、余りにも悲しいのでは、と…。救われない感は囁きシリーズの味です。でも、読んでいて感じる小さな違和感が、なるほどな、と解けて行く過程は結構楽しめました。綺麗なお話でした。
2018年7月6日に日本でレビュー済み
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館シリーズを順番に読んでいるのですが、この作品は他と比べるとあっさりしていて下巻に続くのかと思ったらこれで完結していました。
調べてみて納得。児童向け作品だったようです。雰囲気もミステリーと言うよりかはホラー・サスペンス色が濃くいつもの本格ミステリとは違うのかなといった印象。なぜ館シリーズのひとつとして発行されているのかはよく分かりませんが(スピンオフの位置づけの方が良かったのでは?)いつもの館シリーズと思って読むと肩透かしをくらうこと必至です。
調べてみて納得。児童向け作品だったようです。雰囲気もミステリーと言うよりかはホラー・サスペンス色が濃くいつもの本格ミステリとは違うのかなといった印象。なぜ館シリーズのひとつとして発行されているのかはよく分かりませんが(スピンオフの位置づけの方が良かったのでは?)いつもの館シリーズと思って読むと肩透かしをくらうこと必至です。