まず、著書の矢部さんの膨大な知識量・調査量に頭が下がります。
さらに、読み物として大変面白いです。
森林の状況がわかるだけでなく、ボランティアなど都市に住んでる人でも積極的に関わることができることができることがわかりました。
日本産の割り箸を使う事が林業に良い事だとは知りませんでした。
この本を読んで色々と実践ていきたいと思います。
是非多くの方に読んで欲しい本です。
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森の力 (講談社+α新書) 新書 – 2002/9/20
矢部 三雄
(著)
里山の風景、日本列島は森林博物館なのだ!鎮守の森、トトロの森、杜の都、縄文杉…日本人の心の中にはいつも森は生きてきた。21世紀のこれからを生きていく子どもたちに、森の力をぜひ知ってもらいたい
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/9/20
- ISBN-104062721538
- ISBN-13978-4062721530
商品の説明
著者からのコメント
お父さん、お母さん方に読んでいただければ! 森のいとなみのなんと神秘的なこと、そしてなんと偉大なこと。こんな姿を21世紀を生きる子どもたちに伝えたくて、全国の森を歩きながら観察し続けました。森のメカニズム、森と人との歴史、みんな明日を生きる人々の貴重なヒントとなるでしょう。
森に入り、森と触れ合った子どもたちの輝く瞳は、明日の地球を支えてくれる力と感じます。どなたにも気軽にお読みいただけるよう努力しましたので、是非一度お手に取ってみては。
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/9/20)
- 発売日 : 2002/9/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 235ページ
- ISBN-10 : 4062721538
- ISBN-13 : 978-4062721530
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,131,624位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 627位自然観察
- - 1,271位講談社+α新書
- - 101,160位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2022年3月17日に日本でレビュー済み
2010再掲
人は自分や組織に都合が悪い事は書かないものである。
その事が良く分かる書である。
参考文献を沢山挙げているのは良いが、本当に読み込まれているのかという疑問がおこる。四手井綱英先生や内山節さんの森関連の書籍をあげているのだけれど、そこから導き出されている内容と異なっていると感じるのは私だけだろうか。もちろんニコルさんや根深誠さんの本は登場しません。富山和子さん「日本の米」は出てきますが、「水と緑と土―伝統を捨てた社会の行方」は出てきません。
知床の原生林伐採の話もありません。他の営林署の不祥事も出てきませんね。
白神の青秋林道の建設中止の話は出できますが、ひとごとの様に書かれています。林道を作ろうとしたのは誰だったのでしょうか?
拡大造林の話もありません。
森が荒れたのはやっぱり外材が安くなっただけが理由のようです。
治山のために土砂が海に到達しないで、海岸侵食がおこったり、海産物の収穫が少なくなった事は、治山ダム賛歌だけのようです。
洞爺丸台風での大雪山山系の被害は植林しないでそのままにしておいた方が良い森だという評価もあるにもかかわらず植林した方が良いとの記述です。
破綻している緑のオーナー制度も出てきません。
無知ですが、屋敷林があると結核が増えたそうです。データがあったら是非ともみてみたいです。
人は自分や組織に都合が悪い事は書かないものである。
その事が良く分かる書である。
参考文献を沢山挙げているのは良いが、本当に読み込まれているのかという疑問がおこる。四手井綱英先生や内山節さんの森関連の書籍をあげているのだけれど、そこから導き出されている内容と異なっていると感じるのは私だけだろうか。もちろんニコルさんや根深誠さんの本は登場しません。富山和子さん「日本の米」は出てきますが、「水と緑と土―伝統を捨てた社会の行方」は出てきません。
知床の原生林伐採の話もありません。他の営林署の不祥事も出てきませんね。
白神の青秋林道の建設中止の話は出できますが、ひとごとの様に書かれています。林道を作ろうとしたのは誰だったのでしょうか?
拡大造林の話もありません。
森が荒れたのはやっぱり外材が安くなっただけが理由のようです。
治山のために土砂が海に到達しないで、海岸侵食がおこったり、海産物の収穫が少なくなった事は、治山ダム賛歌だけのようです。
洞爺丸台風での大雪山山系の被害は植林しないでそのままにしておいた方が良い森だという評価もあるにもかかわらず植林した方が良いとの記述です。
破綻している緑のオーナー制度も出てきません。
無知ですが、屋敷林があると結核が増えたそうです。データがあったら是非ともみてみたいです。
2002年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「西洋は石の文化、日本は木の文化」とか、「日本は森林国」などと言うけれど、日本人の木や森林についての知識となると乏しいのが一般的ではないだろうか。でも、森林について勉強しようとすると、生態学とか植物学とかちょっと難しそうだし・・・。そんな時、身近な話題を引用しながら雑学的に森林に関して教えてくれるのが本書だ。ひとつ一つの話題が短いので、通勤の電車のなどちょっとした時間で十分読み進めることができるのもありがたい。本書を読めば、森林について多少の蘊蓄が語れるようになるだろう。
2015年10月4日に日本でレビュー済み
著者は林野庁でずっと仕事をしてきた人物。
本書は、日本の森林の現状について分かりやすく平易に語ったもの。
日本の森林面積が戦後はまったく減っていないこと、わりばしにはどんな木材が使われているか、倒木更新とは何か、リスがドングリを埋めることの効用、「草刈り十字軍」の活動、松枯れの理由など無数のテーマが詰め込まれている。
森について手軽にざっと知るにはいい本だと思う。
本書は、日本の森林の現状について分かりやすく平易に語ったもの。
日本の森林面積が戦後はまったく減っていないこと、わりばしにはどんな木材が使われているか、倒木更新とは何か、リスがドングリを埋めることの効用、「草刈り十字軍」の活動、松枯れの理由など無数のテーマが詰め込まれている。
森について手軽にざっと知るにはいい本だと思う。
2006年8月22日に日本でレビュー済み
こういう内容の本、高校くらいのころよく読んだ。
「森林の100の不思議」とか、
「続・森林の100の不思議」とか。
この本は、よくまとまっていて、森林や、木のことが楽しく学べると思う。
日本の林業の衰退の原因とか、今後のあるべき姿とか、そういうものもわかる。
最近では、木材からバイオエタノールを作る技術に、少し期待している。
材木としては利用されなくなった木々が、石油に代わるエネルギーに生まれ変わるとしたら、
見捨てられた日本の森林の利用が進むのではないだろうか?
「森林の100の不思議」とか、
「続・森林の100の不思議」とか。
この本は、よくまとまっていて、森林や、木のことが楽しく学べると思う。
日本の林業の衰退の原因とか、今後のあるべき姿とか、そういうものもわかる。
最近では、木材からバイオエタノールを作る技術に、少し期待している。
材木としては利用されなくなった木々が、石油に代わるエネルギーに生まれ変わるとしたら、
見捨てられた日本の森林の利用が進むのではないだろうか?