作者の定年本とはちがった内容であるが勢古節がところどころに
あり読み応えのある内容であった、引用文のなかで清水久典氏の
「死にゆく妻との旅路」が終盤にあり非常に心に残った。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
女はどんな男を認めるのか: 10歳からの男と女の基本 (講談社+α新書 216-1C) 単行本 – 2004/8/1
勢古 浩爾
(著)
入門者にも遭難者にも効く「愛」の羅針盤!!
愛の大海に漕ぎ出す初心者にも荒波にもがくベテランにも役立つ!「愛には仕事がない」「男は女で育つ」——納得の名言満載の本邦初男女関係指南書。もう愛に迷わない?!
愛にはすることがないのだ。勉強や仕事には当然することがある。いやになるほどある。スポーツや趣味にも個々具体的にすることはある。だが、愛にはすることがない。だから、セックスが愛の唯一の証(あかし)と見なされたりもするのだ。愛にできることは、基本的に逢って、話をすることだけである。
人生の幸福とはなにか。ひと口で、決定的に言いたい。ひとりの愛する者と一緒に生きていくこと、だ。それに尽きている。男なら、好きな女と、好きなままでずっと生きていくことだ。女なら、好きな男と、好きなままでずっと一緒に生きていくことだ。もし幸福というものがあるのなら、これ以上の幸福はない。もしそのようになることができるのなら、もう人生に言うことはなにもない。
●ひとを愛する事をどこで学ぶか
●愛には仕事がない
●自分の思いどおりにしたい欲望
●「女は愛でバカになる」のか
●性体験は蓄積しない
●人が人を「捨て」られるのか
●結婚も人生も金次第か
●男で失敗する女
●男は女で育つ
●本物の男とはどういう男か
愛の大海に漕ぎ出す初心者にも荒波にもがくベテランにも役立つ!「愛には仕事がない」「男は女で育つ」——納得の名言満載の本邦初男女関係指南書。もう愛に迷わない?!
愛にはすることがないのだ。勉強や仕事には当然することがある。いやになるほどある。スポーツや趣味にも個々具体的にすることはある。だが、愛にはすることがない。だから、セックスが愛の唯一の証(あかし)と見なされたりもするのだ。愛にできることは、基本的に逢って、話をすることだけである。
人生の幸福とはなにか。ひと口で、決定的に言いたい。ひとりの愛する者と一緒に生きていくこと、だ。それに尽きている。男なら、好きな女と、好きなままでずっと生きていくことだ。女なら、好きな男と、好きなままでずっと一緒に生きていくことだ。もし幸福というものがあるのなら、これ以上の幸福はない。もしそのようになることができるのなら、もう人生に言うことはなにもない。
●ひとを愛する事をどこで学ぶか
●愛には仕事がない
●自分の思いどおりにしたい欲望
●「女は愛でバカになる」のか
●性体験は蓄積しない
●人が人を「捨て」られるのか
●結婚も人生も金次第か
●男で失敗する女
●男は女で育つ
●本物の男とはどういう男か
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104062722739
- ISBN-13978-4062722735
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4062722739
- ISBN-13 : 978-4062722735
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,386,894位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年9月27日に日本でレビュー済み
いろいろな意味でつっこみどころの多い本である。
まず、書名。「女はどんな男を認めるのか」
これに対する勢古さんの答えは「そんなことわたしは知らない。生まれたときから、そんなことには興味もなかった。どうでもいいではないか。」
至言である。というかまったくもって同意である。
じゃあ、何でこんな本書いたんだ?
いや、何でこんな書名にしたんだ?
中身の主張と書名の乖離がはなはだしい。これは出版社の責任か?
それから帯の文句。
「入門者にも遭難者にも効く「愛」の羅針盤!」
うそつけ。
女性雑誌の記事でおざなりな現状調査をしたり、純文学小説から事例を引用しているだけではないか。
それから文体。
ナンシー関を意識した言い回しがはやっているが、正直気色悪い。
ナンシー関は天才なんだから素人が真似してもみっともないだけ。
(えっと、自省の念も含めて。。。)
でもまあ、最後まで読み通したのだからそれなりに面白い本ではあるのだろう。
まず、書名。「女はどんな男を認めるのか」
これに対する勢古さんの答えは「そんなことわたしは知らない。生まれたときから、そんなことには興味もなかった。どうでもいいではないか。」
至言である。というかまったくもって同意である。
じゃあ、何でこんな本書いたんだ?
いや、何でこんな書名にしたんだ?
中身の主張と書名の乖離がはなはだしい。これは出版社の責任か?
それから帯の文句。
「入門者にも遭難者にも効く「愛」の羅針盤!」
うそつけ。
女性雑誌の記事でおざなりな現状調査をしたり、純文学小説から事例を引用しているだけではないか。
それから文体。
ナンシー関を意識した言い回しがはやっているが、正直気色悪い。
ナンシー関は天才なんだから素人が真似してもみっともないだけ。
(えっと、自省の念も含めて。。。)
でもまあ、最後まで読み通したのだからそれなりに面白い本ではあるのだろう。
2014年1月22日に日本でレビュー済み
著者は、明治大学卒『まれにみるバカ』がベストセラーの勢古浩爾。
(2004/8/20 第1刷発行)
内容は、男女の恋愛について社会学的に切り込んだエッセイ。
文才のある文章体で語彙力がありつつ、その反面キッチュな言葉で自分ツッコミもするし、その高尚と低俗(?)の塩梅が絶妙だった。
題名がキャッチーなので、特に期待はしていなかったが、これが良書。
よくあるような箇条書きして、その内容をダラダラ上から目線で書くものと予想していたら、岩月謙司や小谷野敦のような恋愛社会学本だった。
副題「10歳からの〜」という言葉は特に意味はないらしい。
本題「女はどんな男を認めるのか」とあるが、ぶっちゃけ本書の内容で認めるor認めない論は、取り沙汰してそんなに重要でもない。
著者は、「性体験は蓄積しない」というけれど、恋愛至上主義の現在、正論ぶっ放しても世の中の加速する構造に歯止めをかけるのは難しそうだ。
文章量もそこそこあったけれど、読み終わって満足感のある一冊です。
───女は「愛」でバカになるのではない。「男」によってバカになる女がいて、「女」によってバカになる男がいるだけである。(p.104)
(2004/8/20 第1刷発行)
内容は、男女の恋愛について社会学的に切り込んだエッセイ。
文才のある文章体で語彙力がありつつ、その反面キッチュな言葉で自分ツッコミもするし、その高尚と低俗(?)の塩梅が絶妙だった。
題名がキャッチーなので、特に期待はしていなかったが、これが良書。
よくあるような箇条書きして、その内容をダラダラ上から目線で書くものと予想していたら、岩月謙司や小谷野敦のような恋愛社会学本だった。
副題「10歳からの〜」という言葉は特に意味はないらしい。
本題「女はどんな男を認めるのか」とあるが、ぶっちゃけ本書の内容で認めるor認めない論は、取り沙汰してそんなに重要でもない。
著者は、「性体験は蓄積しない」というけれど、恋愛至上主義の現在、正論ぶっ放しても世の中の加速する構造に歯止めをかけるのは難しそうだ。
文章量もそこそこあったけれど、読み終わって満足感のある一冊です。
───女は「愛」でバカになるのではない。「男」によってバカになる女がいて、「女」によってバカになる男がいるだけである。(p.104)
2005年1月1日に日本でレビュー済み
私は勢古さんの「私を認めよ」を読んで以来のファンで、ほとんどの著作を読んでいるのですが、この著作も期待どおり、共感できる内容でした。タイトルはいわゆるハウツー本みたいなのですが、内容的にはその正反対なので、物事を根本的に考えたい人にお勧めです。
2005年6月19日に日本でレビュー済み
著者もまえがきで言っている通り、本書は恋愛ハウトゥ本ではないし、本書を読んで恋のかけひきが身に付くものではない。バラエティエッセイということで、いい意味で幅広く、悪い意味で適当に書き散らした感じ。
世に溢れる雑誌の恋愛特集や恋愛指南本やフェミニスト学者をコケにしつつ、かなりの毒舌でいいたい放題の文体なので、「勝手なこと言ってるなぁ」と思いながらも、読んでいてすっきりするものがあります。
かといって、著者が愛というものに対して斜に構えたりちゃかしたりというのとは正反対で、「好きなひとのことを大切にする」など、熱く愛することの本質について語っています。
表面的なモテるテクニックや、お得な恋愛、ワンランク上の恋といった概念の正反対を行く本書は、巷に溢れるお手軽な恋愛本とは一線を画す本です。愛について真剣に考えるきっかけになるかも知れませんね。
世に溢れる雑誌の恋愛特集や恋愛指南本やフェミニスト学者をコケにしつつ、かなりの毒舌でいいたい放題の文体なので、「勝手なこと言ってるなぁ」と思いながらも、読んでいてすっきりするものがあります。
かといって、著者が愛というものに対して斜に構えたりちゃかしたりというのとは正反対で、「好きなひとのことを大切にする」など、熱く愛することの本質について語っています。
表面的なモテるテクニックや、お得な恋愛、ワンランク上の恋といった概念の正反対を行く本書は、巷に溢れるお手軽な恋愛本とは一線を画す本です。愛について真剣に考えるきっかけになるかも知れませんね。