0歳の娘を持つ者です。
母性と父性、仕事と家庭の両立、地域と家庭の繋がり、宗教と家庭などについてとても勉強になりました。
以下、印象的だった筆者の主張をまとめています。引用ではなく私の覚え書きなので多少異なる点があるかもしれませんがあしからず。
・悩みや不満がある時、たいていのことはお金や科学技術ですぐに解決できる現代においては、家族の問題に関してもすぐに解決できると勘違いしがちだが、そうはいかないのが「家庭」「家族」の面白いところ。
・家族の問題に真正面からぶつかり、時には喧嘩したり、怒ったりすることで、家族は良い方向に変化していく。
・日本の家族文化は、自由さを求めて宗教や地域との繋がりを絶っていったが、その後どのように生きていくかを考えてこなかったが故に様々な難しい問題に直面している(孤育て、虐待、万引き、少年犯罪等)。
・家庭を築くことは「苦楽しい」こと。人生というのは苦楽しいことによって豊かになる。結婚しない、一生独りで暮らしていくというのは身体が元気でお金が稼げるうちはいいが、老後は悲惨と思われる。
・今後は、「やはり家族を作って苦しくも楽しい人生を送るのがいい」という人と「わずらわしさから解放されて一人で自由気ままに生きるのがいい」という人との二極化になるのではないか。
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父親の力 母親の力―「イエ」を出て「家」に帰る (講談社+α新書) 新書 – 2004/11/21
河合 隼雄
(著)
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日本人の家族問題に深層から答える!
大きくゆらぐ家族関係。家族を救う力とは!!
いま、父親にできること、母親に望まれること、子どもが求めていることがわかる本!
現在の日本において、家族、家庭ということはきわめて大切なことである。またそれだけに、家族の中に「問題」がない、などという家庭はほんとうに少ないのではないかと思う。そして、それは「家族の恥」のように感じられるので、他人に相談もできず、どうして自分の家族はこんなことで悩まねばならないのだろう、と思い悩んでいる人も多いのではないか、と思う。この書物が、家族のことで悩み、真剣に考えておられる方々に、少しでもヒントになることを提供できれば、真にうれしいことである。
●親子・夫婦の不協和音
●会話下手なお父さんへ
●親から一番言われたくないセリフ
●なんでも外注していませんか
●中年期の危機×思春期の危機
●子どもが「悪いこと」をするとき
●新しい異性があらわれたら
●見えない壁ができたとき
●どうすれば心が通じるか
●問題を解消するとっておきの場所
大きくゆらぐ家族関係。家族を救う力とは!!
いま、父親にできること、母親に望まれること、子どもが求めていることがわかる本!
現在の日本において、家族、家庭ということはきわめて大切なことである。またそれだけに、家族の中に「問題」がない、などという家庭はほんとうに少ないのではないかと思う。そして、それは「家族の恥」のように感じられるので、他人に相談もできず、どうして自分の家族はこんなことで悩まねばならないのだろう、と思い悩んでいる人も多いのではないか、と思う。この書物が、家族のことで悩み、真剣に考えておられる方々に、少しでもヒントになることを提供できれば、真にうれしいことである。
●親子・夫婦の不協和音
●会話下手なお父さんへ
●親から一番言われたくないセリフ
●なんでも外注していませんか
●中年期の危機×思春期の危機
●子どもが「悪いこと」をするとき
●新しい異性があらわれたら
●見えない壁ができたとき
●どうすれば心が通じるか
●問題を解消するとっておきの場所
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/11/21
- 寸法11.7 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104062722844
- ISBN-13978-4062722841
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/11/21)
- 発売日 : 2004/11/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4062722844
- ISBN-13 : 978-4062722841
- 寸法 : 11.7 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42位講談社+α新書
- - 100位家族問題
- - 294位コミュニティ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
-
トップレビュー
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2022年4月22日に日本でレビュー済み
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2016年10月31日に日本でレビュー済み
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For me the most important element of this book is to question the role of a father in family. The author suggests that a father needs to create its role and authority by communicating with his family much more often and effectively than before.
2022年2月19日に日本でレビュー済み
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父親の力、母親の力だけでなく、歴史、宗教も絡めて家族について考えさせられる内容でした。
飽和したモノ、便利な外注の為、子こどにとって、親の愛情を感じづらくなっているからこそ、対話が重要である。
家族こそ思い通りにはならないという認識を持ち、対話をしていきたいと感じました。
飽和したモノ、便利な外注の為、子こどにとって、親の愛情を感じづらくなっているからこそ、対話が重要である。
家族こそ思い通りにはならないという認識を持ち、対話をしていきたいと感じました。
2012年10月20日に日本でレビュー済み
現場の臨床心理士の質問に答えるということで、期待して手に取ったのですが、
それは対話形式ではなく、当たり障りのない優等生的な臨床心理士からの質問に
河合先生が、自分の考えを答えるだけだった。
もう少し多角的な批判、質問、疑問に切り込んでいるかと思っていた
私には、物足りなかった。
河合先生の、語り口はさすが、なのだが、臨床心理という領域から脱し、文化論、社会論に
及ぶ。
懐古主義的な理想論としかいえない部分もあり、「うーん、言いたいことは分かるが、もう
そういう時代にはならないでしょう。政治家なら別だけど・・・。」と、私は思ってしまった。
最終的に、先生は研究者ではなく、政治の世界で生きられたわけだから、つじつまは合うかもしれないが。
臨床心理学、カウンセリングはなんぞやということがほとんどの人が定義出来ないにも
かかわらず、そこに多大な期待が押し寄せているのが現代の日本である。
いじめがあれば、カウンセリング、震災にあえば、カウンセリング・・・。
夫婦の問題も、カウンセリング。うつ病もカウンセリング。
臨床心理学を専攻していた自身としては、「これでいいのか」という想いが強い。
すべての専門職には、得意分野もあるが、限界もある。
カウンセリングで、人生の問題すべてが解決するわけではない。
そこを、明らかにしていくのも、専門職としての責任だと思っている。
河合先生の人柄、語り口は、多くの人を引きつけるし、私自身も心温まる言葉で気づきをいただく
ことも多いが、だからこそ、あらぬ期待を生み出してしまう。
「臨床心理学」というものへの誤解も生んでいるように思う。
もう少し、鬼気迫った質疑応答を期待していたため、星を三つにしました。
それは対話形式ではなく、当たり障りのない優等生的な臨床心理士からの質問に
河合先生が、自分の考えを答えるだけだった。
もう少し多角的な批判、質問、疑問に切り込んでいるかと思っていた
私には、物足りなかった。
河合先生の、語り口はさすが、なのだが、臨床心理という領域から脱し、文化論、社会論に
及ぶ。
懐古主義的な理想論としかいえない部分もあり、「うーん、言いたいことは分かるが、もう
そういう時代にはならないでしょう。政治家なら別だけど・・・。」と、私は思ってしまった。
最終的に、先生は研究者ではなく、政治の世界で生きられたわけだから、つじつまは合うかもしれないが。
臨床心理学、カウンセリングはなんぞやということがほとんどの人が定義出来ないにも
かかわらず、そこに多大な期待が押し寄せているのが現代の日本である。
いじめがあれば、カウンセリング、震災にあえば、カウンセリング・・・。
夫婦の問題も、カウンセリング。うつ病もカウンセリング。
臨床心理学を専攻していた自身としては、「これでいいのか」という想いが強い。
すべての専門職には、得意分野もあるが、限界もある。
カウンセリングで、人生の問題すべてが解決するわけではない。
そこを、明らかにしていくのも、専門職としての責任だと思っている。
河合先生の人柄、語り口は、多くの人を引きつけるし、私自身も心温まる言葉で気づきをいただく
ことも多いが、だからこそ、あらぬ期待を生み出してしまう。
「臨床心理学」というものへの誤解も生んでいるように思う。
もう少し、鬼気迫った質疑応答を期待していたため、星を三つにしました。
2008年7月15日に日本でレビュー済み
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前半は割と読み流したのですが、
後半は引き込まれるように、多くの箇所に横線を引きながら、
多くのページの角を折りながら、
興味深く、また共感しながら読みました。
一読するだけではもったいなく、現在、再読中です。
日本の未来にとって、たいへん大切な方を
昨年、私たちは失ってしまったんだなぁ、というのが
第一の読後感でした。
これから私たちが、河合さんの御意思を継いで、
人間社会を立て直して行かなければならない、
「ちゃんと」子供たちを育てて行かなければならない、
自分たちも努力して行かなければならない、
と改めて思いました。
「ちゃんと」と言っても、
それは、ただ単に「正しく」とかいう意味ではなく、
子供たちの「こころ」や「情緒」というものを大切に育てて行くという事。
モノのように、マニュアルに基づいて育てるのではなく、
「子供は思ったようには育たない」ということを前提として、
ままならない事を、親も子も学びのチャンスとしてとらえ、
お互い成長していこう、というスタンスでやって行く事。
そういう事が大事なのだと
河合氏はおっしゃっていると思います。
また、日本では昨今スピリチュアルブームですが、
河合氏の本を読むと、なるほど、と思わせられます。
モノは溢れている今の日本の中で、
論理的でないこと、目に見えないことは蔑視されがちですが、
多くの人は「何か違う」という空しさを感じ、
モノで心は満たされない事をわかりつつあります。
そんな中、当たり前とも言える道理を説きながら、
夢もあるスピリチュアリズムというものに人は心を引かれるのでしょう。
問題が山積みの日本で、
まだまだ河合氏にはご活躍して頂きたかったと思いますが、
きっとこれからは、空の上から見守ってくださり、
ときには何かを通して助言等いただけるのではないでしょうか。
まずは、自分の子供たちと
よろずの神様に手を合わせる習慣をつけようかと思ったりします。
後半は引き込まれるように、多くの箇所に横線を引きながら、
多くのページの角を折りながら、
興味深く、また共感しながら読みました。
一読するだけではもったいなく、現在、再読中です。
日本の未来にとって、たいへん大切な方を
昨年、私たちは失ってしまったんだなぁ、というのが
第一の読後感でした。
これから私たちが、河合さんの御意思を継いで、
人間社会を立て直して行かなければならない、
「ちゃんと」子供たちを育てて行かなければならない、
自分たちも努力して行かなければならない、
と改めて思いました。
「ちゃんと」と言っても、
それは、ただ単に「正しく」とかいう意味ではなく、
子供たちの「こころ」や「情緒」というものを大切に育てて行くという事。
モノのように、マニュアルに基づいて育てるのではなく、
「子供は思ったようには育たない」ということを前提として、
ままならない事を、親も子も学びのチャンスとしてとらえ、
お互い成長していこう、というスタンスでやって行く事。
そういう事が大事なのだと
河合氏はおっしゃっていると思います。
また、日本では昨今スピリチュアルブームですが、
河合氏の本を読むと、なるほど、と思わせられます。
モノは溢れている今の日本の中で、
論理的でないこと、目に見えないことは蔑視されがちですが、
多くの人は「何か違う」という空しさを感じ、
モノで心は満たされない事をわかりつつあります。
そんな中、当たり前とも言える道理を説きながら、
夢もあるスピリチュアリズムというものに人は心を引かれるのでしょう。
問題が山積みの日本で、
まだまだ河合氏にはご活躍して頂きたかったと思いますが、
きっとこれからは、空の上から見守ってくださり、
ときには何かを通して助言等いただけるのではないでしょうか。
まずは、自分の子供たちと
よろずの神様に手を合わせる習慣をつけようかと思ったりします。
2017年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
河合隼雄さんの本を探して読んでいます。
中古で安く見つけることが出来て良かったです。
ありがとうございました。
中古で安く見つけることが出来て良かったです。
ありがとうございました。
2013年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
娘のレポートの課題に購入しました。
父親のありかた、母親のあり方をわかりやすく書いてありました。
中学、高校生の家庭科の副読本にすればよいのにと思いました。
父親のありかた、母親のあり方をわかりやすく書いてありました。
中学、高校生の家庭科の副読本にすればよいのにと思いました。
2015年10月26日に日本でレビュー済み
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河合先生が、家庭での子育てを語る中で、「そういえば、○○さんからこんな質問が来てました」というような形で、現場の臨床心理士さんなどの質問が引き合いに出されるような、対談とも、Q&Aとも違う肌触りの本に仕上がっています。
はっきりと答えを出して下さらないような気もしますが、読者の好きなように解釈できる部分を残してくださっているようにも思われ、読者自らの気づきを促して下さるような気がします。
この本は、書かれている内容を云々することよりも、この本を読む体験を通じて、読者が何を得られたのかを評価したいと思います。
とりあえず、癒されます。
はっきりと答えを出して下さらないような気もしますが、読者の好きなように解釈できる部分を残してくださっているようにも思われ、読者自らの気づきを促して下さるような気がします。
この本は、書かれている内容を云々することよりも、この本を読む体験を通じて、読者が何を得られたのかを評価したいと思います。
とりあえず、癒されます。