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生田 哲
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「うつ」を克服する最善の方法 (講談社+α新書) 新書 – 2005/11/18

生田 哲 (著)
4.0 5つ星のうち4.0 32個の評価
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知らないと危ない!日本の「うつ」治療 「抗うつ薬」SSRIには強い副作用があるが、通常の「うつ」に投薬は不要。サプリメント、ハーブを含む食事や、生活習慣の改善で十分に効果がある。
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  1. 本の長さ
    224ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    講談社
  4. 発売日
    2005/11/18
  5. ISBN-10
    4062723425
  6. ISBN-13
    978-4062723428
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2005/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062723425
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062723428
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 32個の評価

著者について

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生田 哲

生田 哲

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生田哲［いくた・さとし］

１９５５年北海道・函館生まれ。東京薬科大学卒業。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（ＵＣＬＡ）などの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授（化学科）。薬学博士。

　遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。帰国後は、生化学、医学、薬学などラ

イフサイエンスを中心とする執筆活動と講演活動、脳と教育、脳と栄養に関する研究とコンサルティング

を行う。

　

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さすらいのknocker
5つ星のうち5.0 参考にします
2023年12月20日に日本でレビュー済み
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藁にも縋りたい程　悩み苦しんでいました　参考にします
役に立った
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柴田晃男
5つ星のうち5.0 まさにその通りですね。
2014年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生田先生も脳科学の素晴らしいところはこれまでの病とは何が原因なのか？ そして、我々は何を信じて病と闘わなければならないのか？ これ迄の薬いっぺんとうの治療法〜治療薬の有り方が問われる必要があります。この点に焦点をを当て脳という人間の中で最も大切にしてデリケート==脳と栄養の関わりについて解明されておられます。
これからの重要なテーマをさらに、現代社会に発信して下さることを多いに期待しております。
未病の会 柴田
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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Amazom Customer
5つ星のうち1.0 無知蒙昧の中身のない本
2020年12月7日に日本でレビュー済み
誤謬と思い込みに満ちた間違った医学知識を流布する悪書です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
安部懶人
5つ星のうち4.0 SSRI服用者の大多数が嫌悪する本
2007年1月30日に日本でレビュー済み
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覚醒剤の害悪が書かれた本を読んで、覚醒剤の使用を止めようとする中毒者は

極めて少数です。大多数の覚醒剤中毒者は「くだらん本はいらんから覚醒剤を

よこせ」ということでしょう。

それゆえ、あなたの近くのSSRI服用者にこの本を薦めても、あなたが憎まれる

だけで終わってしまう可能性が非常に高い。もし、あなたの大切な人がSSRIを

服用していて、あなたがその人の助けとなりたいのであれば、あなた自身が

この本を読み、そして力を貸してあげなければなりません。

無論、SSRIをまだ服用していない人には、おおいに勧められる本です。

惜しむらくは、詰めの甘い本であるという印象が拭えません。つっこみどころが

少なからず散見され、SSRI依存者には散々に叩かれざるを得ない本です。

ただし、グーグルを活用して方々のウェブサイトを探索すれば、基本的に正しい

ことが書かれている本であることが分かります。

尚、私自身は、SNRIの服用経験しかありません。SSRI服用者が「SSRIを飲んだ

こともないくせに」と言っている声が聞こえるような気がしますけれども。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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satomi
5つ星のうち5.0 評価が低くてびっくり
2009年6月13日に日本でレビュー済み
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この本の評価が低い方の意見を見ると、SSRIなどの薬についての問題点を指摘しているが、ではどうすればいいのかがよくわからず、ただ患者の不安を煽っているだけと捉えている方が少なからずいるようです。
そんな方は同じ著者の「心の病は食事で治す」を読まれたらいいと思います。
具体的にどうすればいいのかが詳しく書かれています。
実際私は23年間苦しんだ精神症状が、この本によって改善されました。
私は今の精神科治療より、分子整合医学を支持します。
精神科の薬物治療で廃人のように暮らすか、栄養療法で人間らしさを取り戻すか、自分で勉強しないと精神科医のいいカモになりますよ。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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compaqs
5つ星のうち5.0 うつ病傾向の方は、ぜひ一読を
2009年3月21日に日本でレビュー済み
この生田氏の著書が、内容的に完璧かどうかは私は問いません。それは20年後、30年後の人々にゆだねましょう。2009年の「今」に生きる皆さん、特にうつ病傾向の皆さん、とにかく一読することをお勧めします。

「抗うつ薬(SSRI)」の危険性を警告している貴重な本です。副作用による「うつ」の悪化、最悪の自殺（そして超最最悪の他殺）の可能性に言及しています。製薬関連業界が「抗うつ薬」の副作用を隠蔽しようとする実態も書かれています。また薬に頼らず「うつ」を克服する方法も紹介されています。主に有酸素運動(水泳など)が有効だそうです。

生田哲さんが巨大な製薬業界や医療業界の恐ろしい圧力に屈せず書き上げた渾身の一冊だと思います。私はこれで人生を救われました。生田哲先生、本当にありがとうございます。この場を借りて心より御礼申し上げます。(ちょっとレビューの趣旨と外れましたが、お許しください。)

とにかく「ちょっとでも」読んでほしいと思います。Amazon等で購入されるお金を惜しまれる方は、お近くの図書館に行ってみてください。所蔵があると思います。ちなみに調布市立図書館(中央図書館)にも1冊所蔵されています。とにかくまずは読んでみてください。うつ病傾向の方には何らかの貴重な知見がもたらされると信じています。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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trane37
5つ星のうち2.0 着眼点には共感できる。しかし、論証なき決めつけに終始。神経科学の基礎知識も怪しい。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
今日、うつ病や不安障害に大量の抗うつ薬であるSSRI（セロトニン再取り込み阻害剤）が処方され、精神科医や調剤薬局、製薬会社のドル箱となっている。が、しかし、SSRIの薬効については、プラセボー（偽薬）とあまり違いはないなど、多くの疑問が呈されてきている。

本書は、うつは病気ではなく、正常な人生にたいする感情応答であると捉え、抗うつ薬などの長期・大量処方に対して批判する。この視点は共感できる。脳内のセロトニンレベルと抑うつの程度に相関は存在しないだろう、というのが、今日の多くの脳科学者の考えでもある。

しかし、残念ながら、具体的なデータや論文に基づいてSSRIを批判するという論証の手続きが不十分である（というか全くしていない）。著者の神経科学の基礎知識も怪しい。例えば、トランスポータ（輸送体）のことを「再取り込み受容体」とよんだり、「セロトニンは、、、他の神経細胞にたどりついて発火させる」(P.90)と言ったりしている。脳内のセロトニン受容体はGタンパク質共役型であり、イオンチャネル共役型ではないので、必ずしもシナプス後細胞を発火させるとは限らないのだが。

3-1図では節前線維と節後線維という、末梢神経系の呼称を使ったりしている(P.91)。

また、「SSRIは「脳を興奮させる薬」であるから、その副作用は、仲間である覚醒剤やコカインの場合とよく似ている」（P.35)と、意図的かもしれないが、セロトニン系とドーパミン系を混同した乱暴な記述も見受けられる。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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くぢら
5つ星のうち3.0 SSRIの危険性
2007年5月30日に日本でレビュー済み
薬学博士の著者が、抗うつ薬（特にSSRI）にはうつを治すことも、改善する力もないばかりか、暴力行為や自殺を誘引するなどの深刻な副作用を起こし、依存性もあることを強く主張し、抗うつ薬の代わりに食事と生活習慣でうつを克服することを提案した本。

うつを経験し、いくつかの病院へ行き、SSRIを服用した私の経験からは、「うつ病は抗うつ薬で治ります。だから、しっかり抗うつ薬を飲みましょう」というのは製薬会社の販売促進用プロパガンダであるという主張はその通りだと思うし、ほとんどの精神科医がSSRIの深刻な副作用や依存性をよく知らずに、「うつ」の症状を訴える患者に気軽に処方し、「薬漬け医療」にしてしまっているという主張も現状をよく表していると思う。うつを訴える人が多くなった現代のストレス社会においてはこれは重大な社会問題であり、この問題を社会に提起しているという意味では貴重な本だと思う。

特に、「SSRIに依存性はない」とする製薬会社の言いぶんは、著者の主張するとおり全くの戯れ言であると実感を持って言える。事実、SSRIのパキシルを止めるときに生じる禁断症状を表す「シャンビリ」という俗語がインターネット上でつくられ、多くの人がこれを体験している。この本を読んで改めて製薬会社のうつやSSRIに関する説明を見ると、非常に恐ろしく感じる。

ただ、著者は完全にSSRIを否定する立場をとっており、やや科学的でなく感情的な表現もところどころに見られる。例えば、SSRIを服用した人が起こしたテロや殺人事件の例を挙げ、明確な根拠がないままSSRIが原因であるかのように述べている。また、終始SSRIにはうつを改善する効果は全くないとしながら、「（サプリメントの）5-HTPのうつ改善効果は、プロザック、ゾロフト、パキシルなどのSSRIと同じ程度である」などと述べていて、論理の混乱がみられる。（この論理で行くと5-HTPにもうつを改善する効果は全くないことになる。）

また、著者の主張するように、食事や運動、生活習慣などの改善は確かにうつを克服する最善の方法であることは間違いないと思うが、現在うつ状態の人がこれを実行するのは、環境を整えたり意志の強さが必要だったりして容易ではないと思う。

現在SSRIを服用中の人がこの本を読んでも、あまり助けにはならないと思う。この本はうつの人が身近にいる人や、薬の副作用や依存性をよく理解せずに患者にSSRIを処方している精神科医が読むとよいと思う。
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