ビジネスにおいて、最も必要なものは読解力である。そのことに気付いたのがなんと先月。
今まで何をやってきたのだろうというと、普通に生きていたのだが。
これまでテクニカルライターとして生きてきたので、読解力つまり読むチカラより書く力のほうが重要と思っていたからなのだ。
さて、そこで読解力について調べてみようと思って読んだのがこの本。
表番がよいから手にしてみたのだが、なるほど実に説得力がある。
どこに説得力があるのかというと、それはテクニックを公開し、それを実演しているところ。
これにより、この本が推奨しているアリストテレスの説得術の3つとも利用しての説得力だから、ないはずがない!
ただし、この本にも1つだけ弱点があって、それはこの本のテクニックが有効なのは、
「まっとうな文書のテーマを読み取る場合」に限られるところだ。
しかし、世の中にはまっとうでない文書は多いと思う。
また、文書のテーマ以外を情報収集するために読む機会はけっこう多いと思う。
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「超」読解力 (講談社+α新書) 単行本 – 2005/11/21
三上 直之
(著)
文字情報社会を楽々生き抜く厳選テクニック
読むことに追われて生活している現代人。新聞・雑誌、書類や資料、話題の本、送受信メールにインターネット……厳選テクニックによって文字情報社会を生き抜く!
読むことに追われて生活している現代人。新聞・雑誌、書類や資料、話題の本、送受信メールにインターネット……厳選テクニックによって文字情報社会を生き抜く!
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/11/21
- ISBN-104062723476
- ISBN-13978-4062723473
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/11/21)
- 発売日 : 2005/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 4062723476
- ISBN-13 : 978-4062723473
- Amazon 売れ筋ランキング: - 925,673位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,092位講談社+α新書
- - 5,861位倫理学入門
- - 51,399位語学・辞事典・年鑑 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年9月2日に日本でレビュー済み
本書は、読解力をあげるためにはどうすればいいかということを問題を通して学ぶことができます。ただし、本当に基礎の部分なので、上級者向けではないことを付け加えておく。
私は現代文が苦手でも得意でもなかった。そのため、問題の難易度に影響されていたということもある。それでも、現代文の勉強は、他の科目と違って勉強がやりづらい。問題を解くということしか知らないこともある。私が、高校時代に本書を読んでいればもう少し現代文の力がアップしていただろうな。
<読解力とは>
(1)日本語についての一般的な知識:文法、言葉を知る
(2)文章を構造的に理解するための論理的思考力:接続語、指示語、論理展開の基本パターン(対立、並列、同内容)
(3)文章を理解するための背景知識:現代文では「近代」という時代の理解
(1)の日本語の知識については、中・高時代で中心に学ぶことができることだろう。本書で中心に書かれているのは(2)についてである。読解力をあげるためには、要約がいいということだ。
私が知っている範囲で、次のステップに上がるための書籍を紹介しておく。上記(1)を身につけるためには、大野晋『日本語練習帳』がいいのではないか。(2)を身につけるためには、野矢茂樹『論理トレーニング101題』、(3)は、中村雄二郎『術語集』がいいのではないかと思う。また、本書と同じ類書として、出口 汪『論理的なコトバの使い方&文章術 頭をスッキリ整理するスキルが身につく!』も紹介しておく。
私は現代文が苦手でも得意でもなかった。そのため、問題の難易度に影響されていたということもある。それでも、現代文の勉強は、他の科目と違って勉強がやりづらい。問題を解くということしか知らないこともある。私が、高校時代に本書を読んでいればもう少し現代文の力がアップしていただろうな。
<読解力とは>
(1)日本語についての一般的な知識:文法、言葉を知る
(2)文章を構造的に理解するための論理的思考力:接続語、指示語、論理展開の基本パターン(対立、並列、同内容)
(3)文章を理解するための背景知識:現代文では「近代」という時代の理解
(1)の日本語の知識については、中・高時代で中心に学ぶことができることだろう。本書で中心に書かれているのは(2)についてである。読解力をあげるためには、要約がいいということだ。
私が知っている範囲で、次のステップに上がるための書籍を紹介しておく。上記(1)を身につけるためには、大野晋『日本語練習帳』がいいのではないか。(2)を身につけるためには、野矢茂樹『論理トレーニング101題』、(3)は、中村雄二郎『術語集』がいいのではないかと思う。また、本書と同じ類書として、出口 汪『論理的なコトバの使い方&文章術 頭をスッキリ整理するスキルが身につく!』も紹介しておく。
2009年2月1日に日本でレビュー済み
本の内容は、決して難解なビジネス書や技術書がスラスラ読めるよ
になる魔法の本である。
その土台となる基礎を例文を交えながら分かりやすく丁寧に
解説している。
論理的な文章の読解が苦手な中学生や高校生でも十分に役に立つと思う。
になる魔法の本である。
その土台となる基礎を例文を交えながら分かりやすく丁寧に
解説している。
論理的な文章の読解が苦手な中学生や高校生でも十分に役に立つと思う。
2005年12月24日に日本でレビュー済み
本の内容は、他の人が書いているように、文章を読むために必要な
論理展開などの基礎的なものに絞って書かれています。決して難解な
ビジネス書や技術書がスラスラ読めるようになる魔法の本では
なく、その土台となる基礎を例文を交えながら分かりやすく丁寧に
解説しています。
ここに書かれている内容は書く時にも利用できるものばかりなので、
小論文などを書く基礎にもなります。
著者の文章は非常に平易で読みやすいものなので、論理的な文章の
読解が苦手な中学生や高校生でも十分に役に立ちます。
論理展開などの基礎的なものに絞って書かれています。決して難解な
ビジネス書や技術書がスラスラ読めるようになる魔法の本では
なく、その土台となる基礎を例文を交えながら分かりやすく丁寧に
解説しています。
ここに書かれている内容は書く時にも利用できるものばかりなので、
小論文などを書く基礎にもなります。
著者の文章は非常に平易で読みやすいものなので、論理的な文章の
読解が苦手な中学生や高校生でも十分に役に立ちます。
2009年1月29日に日本でレビュー済み
素晴らしいですね!!
あの神奈川県のホームページで話題の図書館のすぐれちゃんも推薦しておりました!
また、古文超吉、すぐれちゃんの超読解も参考にしては?
あの神奈川県のホームページで話題の図書館のすぐれちゃんも推薦しておりました!
また、古文超吉、すぐれちゃんの超読解も参考にしては?
2005年11月20日に日本でレビュー済み
題名が「超」読解力ということだが、内容自体はきわめてオーソドックスなもの。しかし、それだけ基本的な読解力の無い人が多いということだと思った。対比、並立、同内容という3つの点に気をつけて読むだけでも格段に理解度合いが違ってくると著者は説くが、果たしてその通り。同時にテクニック以外の基礎的な教養を磨くことの重要性も指摘されており、一読の価値はある本。