無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
分かりやすい図解コミュニケーション術 新書 – 2006/1/21
- ISBN-10406272359X
- ISBN-13978-4062723596
- 出版社講談社
- 発売日2006/1/21
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
著者からのコメント
「分かりやすい図解」を描くための7つのコツを紹介します。私たちの一日は、
朝の最初の一言「おはよう」で始まります。また、会社でも、電話で話す、
メールの返信を書く、上司に報告する、同僚と雑談したりします。
考えてみると、私たちは、一日中、「他人に自分の意図を伝える」という作業に
明け暮れていることに気づきます。つまり、私たち人間の活動の大部分が
「人に説明する」という行為で成り立っていると言っても、言い過ぎではない
でしょう。
あなたは、昨晩見たテレビ番組の中の画期的なダイエット法を昼休みに
レストランで同僚に話すかも知れません。同僚の中の一人が強い関心を示した
ため、あなたもますます夢中になって得意気に説明を続けます。しかし、
そのダイエット法の原理が少し複雑なため、なかなかうまく説明できません。
そんなとき、あなたは、自分のボールペンを取り出し、テーブルに置いて
あった紙切れの裏に殴り書きで図解しながら、ウロ覚えのダイエット原理を
説明するでしょう。「話す」だけでは、ややこしかったダイエット原理なのに、
「図解」を始めると、なぜか、すんなりとうまく伝わりました。みなさんも
こんな経験はありませんか?「図解だとうまく伝わる」からでしょう。
だからこそ、図解上手は説明上手なのです。
しかし、図解にもコツがあります。図解の細かいテクニックはたくさん
あっても、その背景に潜む「分かりやすい図解」の原理原則は、たった7つ
しかありません。ゴチャゴチャと細かいテクニックを覚えなくても、
たった7つのシンプルな原則に「気づく」だけで、図解上手、説明上手に
なれるでしょう。本書では、この7つのシンプルな大原則を紹介します。
日々の生活に密着した図解だけではなく、仕事のプレゼンテーション用
スライド作りにも大いなるヒントになるはずです。
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/1/21)
- 発売日 : 2006/1/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 406272359X
- ISBN-13 : 978-4062723596
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,121,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,002位ビジネス交渉・心理学
- - 1,261位講談社+α新書
- - 27,646位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
著者について
慶應義塾大学で管理工学を専攻。卒業後、大手メーカーでソフトウェア・エンジニアとして勤務。人前で話すことが苦手な性格だったが、たまたま担当した仕事でプレゼン術に目覚め、やがて、一部の社員から「プレゼンの神様」と呼ばれるようになる。その後、在職中に執筆した講談社・ブルーバックスの『「分かりやすい説明」の技術』シリーズが合計55万部を超えるベストセラーになり、日本テレビ系の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』にも講師として出演。現在は、独立し、コミュニケーション研究家として、講演、企業向け研修などを中心に活動。社会人になってから独学で英語を習得し、英検1級、通訳ガイド(国家資格)、TOEIC900点、工業英検1級などの資格も持つ。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
また、松山真之助さんの『マインドマップ読書術』のように、頭の中や読んだ本の内容を図解する応用分野もにぎわっています。
じゃ、まず図解の基礎的なことを概観しておこう、と思っているところに、ちょうど良さそうな本を見つけました。
本書の著者には『「分かりやすい説明」の技術』などの著作があり、分かりやすいプレゼンテーションには定評がある、とのこと。
本書は「図解とは何か」という第1章からはじまり、理解のしくみ、図解の作成手順と解説が続き、基本から順を追って教えてくれます。
第4章では、具体的な図解方法を「7つの秘伝」という原則にまとめてくれました。実例を見ながら著者の秘伝を読むと、なんとなく「分かった」気持ちになること受けあいですよ。
7つの秘伝を貫いている精神(図を書く心がまえ)について私が感じたのは、「自分の都合をひっこめて相手が理解しやすいように工夫する」、ということです。
当然といえば当然。でも、この当たり前のことを守れない人が書いた図は、わかりにくいのです。
たとえば、自分の会社や自宅の案内図を描くとき。自分中心に発想する人は、駅が上にあって目的地(会社や自宅)が図の下部にある地図を書くことが多い、とのこと。ところが、相手の人が駅でこの地図を開くと、自分の向かう方向と地図の進行方向が逆になってしまいます。(自分は駅を背にして前に進むのに、地図では駅の手前に目的地がある)
相手の頭のなかで180度向きを変えさせるような地図は、わかりにくい地図です。
同じように、情報を詰め込みすぎてゴチャゴチャした図ができあがるのは、書く側の都合です。情報の発信量を多くしても、伝わらなければ意味がありません。
この基本を忘れなければ、「7つの秘伝」も大いに役立ちそうです。
プレゼン資料を作ることができます。
藤沢さんの著書ではおなじみの「違反例」と「改善例」を交えて、
具体的に、分かりやすく解説しています。
「簡素」という秘伝の中に、こんな格言がありました。
"情報の発信量を多くしても、受信量が必ずしも多くはならない"
情報の発信者は、できるだけ多くの情報を伝えようと、
スライドに、あれもこれもと情報を詰め込みがちだが、
かえってゴチャゴチャして、情報の受信者にうまく情報が伝わらない、
という皮肉な現実を伝えています。
このポイントを意識するだけでも、プレゼン資料は大幅に改善されるでしょう。
他にも、このようなメッセージがたくさん綴られています。
プレゼン資料作成のバイブルとなる一冊です!