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LD(学習障害)とディスレクシア(読み書き障害)-子供たちの「学び」と「個性」- (講談社+α新書) 新書 – 2006/12/21
上野 一彦
(著)
読み書きができなくても伸ばせる個性がある! 日本でも60万人以上という、LD等の子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説します。●なぜ読み書きができないのか●教室の中のディスレクシア●ディスレクシアの背景にあるもの●ディスレクシアの成功の鍵とは●障害が個性となるために●教育用語から日常用語へ●今後のLD・ディスレクシア教育●わが国の特別支援教育の動向●学力を後回しにしてはいけない……ほか
読み書きができなくても伸ばせる個性がある!
LD支援は子どもへの理解と愛情から始まる
日本でも60万人以上という、LD等の子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説!
かつて、LDという概念を皆さんにわかってもらおうと努力していた頃、「LDという新しい障害を、あなたはなぜ持ち込もうとするのか」と聞かれたことがある。この問いを何度も自分に向けた結果、たどり着いた答えが「障害は理解と支援を必要とする個性」である。この言葉は「障害もまた個性なり」を下敷きにしている。なんとふところの深い、人間味あふれる考え方だろうか。そうした個性的な状態とのつきあい方をしっかり心得ているなら、この考え方、言い方は正しい。しかし、私たちはまだそれほど賢くはない。LDやディスレクシアという言葉があって、ようやくその状態を理解しはじめるのである。LDとディスレクシア、それらの言葉を通して、彼らの本質を知り、そして、言葉の背景にある人間の素晴らしさを皆さんと共有したい。
●なぜ読み書きができないのか
●教室の中のディスレクシア
●ディスレクシアの背景にあるもの
●ディスレクシアの成功の鍵とは
●理解する人、支える人がいる
●障害が個性となるために
●教育用語から日常用語へ
●今後のLD・ディスレクシア教育
●わが国の特別支援教育の動向
●学力を後回しにしてはいけない
読み書きができなくても伸ばせる個性がある!
LD支援は子どもへの理解と愛情から始まる
日本でも60万人以上という、LD等の子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説!
かつて、LDという概念を皆さんにわかってもらおうと努力していた頃、「LDという新しい障害を、あなたはなぜ持ち込もうとするのか」と聞かれたことがある。この問いを何度も自分に向けた結果、たどり着いた答えが「障害は理解と支援を必要とする個性」である。この言葉は「障害もまた個性なり」を下敷きにしている。なんとふところの深い、人間味あふれる考え方だろうか。そうした個性的な状態とのつきあい方をしっかり心得ているなら、この考え方、言い方は正しい。しかし、私たちはまだそれほど賢くはない。LDやディスレクシアという言葉があって、ようやくその状態を理解しはじめるのである。LDとディスレクシア、それらの言葉を通して、彼らの本質を知り、そして、言葉の背景にある人間の素晴らしさを皆さんと共有したい。
●なぜ読み書きができないのか
●教室の中のディスレクシア
●ディスレクシアの背景にあるもの
●ディスレクシアの成功の鍵とは
●理解する人、支える人がいる
●障害が個性となるために
●教育用語から日常用語へ
●今後のLD・ディスレクシア教育
●わが国の特別支援教育の動向
●学力を後回しにしてはいけない
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/12/21
- 寸法11.5 x 1.1 x 17.2 cm
- ISBN-10406272412X
- ISBN-13978-4062724128
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/12/21)
- 発売日 : 2006/12/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 406272412X
- ISBN-13 : 978-4062724128
- 寸法 : 11.5 x 1.1 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,654位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
LDとは?と理解するのに役にたちましたが、当事者の受け皿がない現実もあり…日本ではまだ学習障害という言葉だけで理解される前に差別されているのかな?と感じました。ヨーロッパやアメリカのように少数派でもサポートされる環境はあと30年はかかるんだと現実を目の当たりにしました。
2017年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディスレクシアの入門書としてとてもわかりやすかったと思います。ここで止まらずにもう一歩勉強しないと行けないとは思いましたが。
2015年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずばり、日本人に分かりやすい説明です。
遠まわしな表現でなく、現場に即した内容でした。
遠まわしな表現でなく、現場に即した内容でした。
2016年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「良い」ということで購入しましたが、複数箇所にマーカーが引かれていました。返品、返金を要求しましたが、約1割返金されただけです。二度とこの業者から購入しません。
2009年1月1日に日本でレビュー済み
教育者であれば、簡単な読み書きに困難を伴う子どもと出会うことは多々あります。そこでくじけずに教育実践を続けていくための勇気が得られます。レオナルドダビンチのような万能の天才もLDに含まれるという事実には驚きました。
2012年11月5日に日本でレビュー済み
学説史や社会制度史は勉強になった。けれども、いかんせん具体的な症例があまりに少なすぎて(わずか1例ていど)、ディスレクシアが実際どういうものか、この本からは伝わってこなかった。病跡学的な有名人の例をいくらあげたところで、正確な症例になるわけもない。著者は頭でっかちに仮説的理論で説明をこころみているけれども、本当の実態をつかめていないのでは、という疑問が残った。いっそのこと既存の理論をいっさい捨てて、現象学的なアプローチから出直すべきかと思う。
一読した印象は、精神や心理の専門家というよりは、文部科学省の審議委員が書いた本。
一読した印象は、精神や心理の専門家というよりは、文部科学省の審議委員が書いた本。
2007年5月13日に日本でレビュー済み
LD学会会長の上野一彦先生の本。怠け者の様に見られていた、
努力不足の人と考えられてきた、いわゆるLDその周辺児のことを
社会の中での理解の変遷を踏まえ、本当に分かりやすく書かれている。
ディスレクシアというLDよりも聴きなれない言葉と概念と
何よりも、そういったものをお持ちの方々への、
先生の優しいまなざしが伝わってきて、あたたかくなる本。
努力不足の人と考えられてきた、いわゆるLDその周辺児のことを
社会の中での理解の変遷を踏まえ、本当に分かりやすく書かれている。
ディスレクシアというLDよりも聴きなれない言葉と概念と
何よりも、そういったものをお持ちの方々への、
先生の優しいまなざしが伝わってきて、あたたかくなる本。
2007年5月13日に日本でレビュー済み
LDやディスレクシアについて、さまざまな機会に紹介されるようになってきましたが、その理解はまだまだ不十分だと感じています。そういう中で、本書でも多数紹介されていますが、発達障害を抱えながらも歴史に名を刻んだ人々の存在は大きな励ましになると思います。しかも、その分野は多岐にわたり、ようするに「普通」の人と同じように、いろいろな場所で活躍しているということが興味深い研究結果だと思います。かれらが成功した「秘訣」というものは、これからもっと研究されるべき課題ではありますが、「もしかしたら、私のこと???」と感じるように、存在する割合は多いので、自分にとっても身近な問題として読んでほしいです。