昔から何か節目があると、この著者の本を読んでいた。
めぐり合いってやつでしょうか。
速読や読書術を扱った本は沢山あるが、この本はそれらと一線を画している。
類書の「読む」という視点ではなく、どう「活かすか」にフォーカスされている。
(速読のメソッドもあり、参考になる)
「読むことが好き=快読」が多読の原点であるという説には納得。
そして、ちょうどいい具合にエピソードが入るのも上手い。
地頭を鍛える、読書を読書で終わらせない、仕事に活かせる
読書術をお探しなら最適の一冊だろう。
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インテリジェンス読書術: 年3000冊読破する私の方法 (講談社+α新書 317-2C) 新書 – 2008/4/1
中島 孝志
(著)
年3000冊読む男の成功をつかむ超勉強法ノウハウ本を読むから成功が逃げていく。本の選び方に始まり、読み方、勉強術、知識の生かし方まで、なりたい自分になるための読書活用型「独学勉強法」を提案!
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/4/1
- ISBN-104062724936
- ISBN-13978-4062724937
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/4/1)
- 発売日 : 2008/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4062724936
- ISBN-13 : 978-4062724937
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,213,778位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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・仕事、ビジネス、経営、政治経済、投資・・・目からウロコの「原理原則研究会」を東京・大阪・名古屋・博多・出雲・札幌・新潟で講義。ほかに・・・精神世界の巨人や霊能者と語る「スピリチュアル研究会」と「黄金の卵を産む!ぴよこちゃん倶楽部(ゲストは投資の神様たち)」を主宰している。詳細はhttp://www.keymannet.co.jp/
・東京生まれ。早大政経学部、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師・・・等々で活躍中。
・講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で超人気。著訳書は紙書籍330冊超・電子書籍100冊超。政財界の要人プロデュース500冊超。読書は年間3000冊ペース。宝塚と落語と大衆演劇そしてシャンソンの熱烈なファン。
・1日1冊の毒舌音声書評「中島孝志の聴く!通勤快読」を連日アップ中!詳しくはhttp://www.keymannet.co.jp/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人気ブログ「通勤快読」の著者中島孝志による年3000冊を読破する読書法の紹介本。
知的欲求を満たす「知的消費のリーディング」より具体的な付加価値や行動につなげる読み方である「知的生産のリーディング」を勧めている。
・本=発送の道具
・『プルターク英雄伝』には、5000人近い人間が登場します。『史記』でも2000人を超えます。これだけの「人間ドラマ」を通して人間そのものについて勉強すれば、自分の人生で直面する問題など、いくらでも解決法を見つけることができます。
・読めば読むほど、良書とめぐり会う頻度(確率ではありません)が増します。これがものすごく重要なのです。
・いったいどこに要旨があるのでしょうか。・・・統計的には、次の通り。1)冒頭部分二〇パーセント、2)中間部分=一〇パーセント、3)終了部分=七〇パーセント
・座右の書に・・・袁了凡が著した『陰'シツ録』があります。
読書法の前著である「キラー・リーディング」との重複が多く、中味の充実度・衝撃度も前作には及ばないこと、「通勤快読」の読者としては、紹介されている本がどうしても重複しており新鮮味が味わえないことから星3つとした。
知的欲求を満たす「知的消費のリーディング」より具体的な付加価値や行動につなげる読み方である「知的生産のリーディング」を勧めている。
・本=発送の道具
・『プルターク英雄伝』には、5000人近い人間が登場します。『史記』でも2000人を超えます。これだけの「人間ドラマ」を通して人間そのものについて勉強すれば、自分の人生で直面する問題など、いくらでも解決法を見つけることができます。
・読めば読むほど、良書とめぐり会う頻度(確率ではありません)が増します。これがものすごく重要なのです。
・いったいどこに要旨があるのでしょうか。・・・統計的には、次の通り。1)冒頭部分二〇パーセント、2)中間部分=一〇パーセント、3)終了部分=七〇パーセント
・座右の書に・・・袁了凡が著した『陰'シツ録』があります。
読書法の前著である「キラー・リーディング」との重複が多く、中味の充実度・衝撃度も前作には及ばないこと、「通勤快読」の読者としては、紹介されている本がどうしても重複しており新鮮味が味わえないことから星3つとした。
2011年11月26日に日本でレビュー済み
本書のサブタイトルは「年3000冊読破する私の方法」だが、それは「読む必要に迫られれば、誰でも自然と読めるようになる」というものだ。必要に応じて、必要な部分だけ読む。何だか、ごまかされているように感じる。課題図書を読みきる時間はないがレポートを書かなければいけないとき、どこが重要な部分なのかとナナメ読みをする……そんな経験がある人も多いだろう。本書の主張は、それを普段からやればもっと多読ができる、というものだ。そんな読み方をしたくて読書術の本をわざわざ買う人はいないだろう。
ただ、多読だけではなく、速読や、本の選び方、いつ読むかなど、読書にまつわるあれこれは書かれている。自分の読書スタイルについて客観的に見つめ直す機会になるかもしれない。著者が多読してきた中から「これは」と思った本も紹介されているので、読書ガイドとして参考にすることもできる。文章の読みやすさという点でも、本書は優れている。二度読まなければ意味がつかめない文章はない。もっとも、そもそも難しい内容を語る本ではないので、当たり前なのかもしれない。内容の薄い本だ。
細かいことだが、本書16・17ページによれば、年に3000冊の本を買うのは本当だが、そのうち600冊は選択ミスであり、読まないか、パラパラめくる程度であるとのこと。著者は副題の通り「年3000冊読破」しているわけではない。もちろん、そもそも数が大きいので、2400冊でも読めれば大したものだと思うが。
池田信夫『使える経済書100冊』の冒頭にこんな文章がある。「ハウツー本に効果があるかどうかは、著者の実績を見ればわかる。3000冊読む著者が無名のフリーライターでは、読書が役に立ったとは思えない。読書は知識を身につける手段であって、たくさん読むことが目的ではない」。私はこの文章を読んで、本書のことだと思った。私は著者の中島氏の名前を、本書以外で見かけたことはない。
ただ、多読だけではなく、速読や、本の選び方、いつ読むかなど、読書にまつわるあれこれは書かれている。自分の読書スタイルについて客観的に見つめ直す機会になるかもしれない。著者が多読してきた中から「これは」と思った本も紹介されているので、読書ガイドとして参考にすることもできる。文章の読みやすさという点でも、本書は優れている。二度読まなければ意味がつかめない文章はない。もっとも、そもそも難しい内容を語る本ではないので、当たり前なのかもしれない。内容の薄い本だ。
細かいことだが、本書16・17ページによれば、年に3000冊の本を買うのは本当だが、そのうち600冊は選択ミスであり、読まないか、パラパラめくる程度であるとのこと。著者は副題の通り「年3000冊読破」しているわけではない。もちろん、そもそも数が大きいので、2400冊でも読めれば大したものだと思うが。
池田信夫『使える経済書100冊』の冒頭にこんな文章がある。「ハウツー本に効果があるかどうかは、著者の実績を見ればわかる。3000冊読む著者が無名のフリーライターでは、読書が役に立ったとは思えない。読書は知識を身につける手段であって、たくさん読むことが目的ではない」。私はこの文章を読んで、本書のことだと思った。私は著者の中島氏の名前を、本書以外で見かけたことはない。
2008年8月12日に日本でレビュー済み
これから読書を情報や知識を得るための道具として使おうと思っている方々に、これはお薦めです。
情報がどんどんあふれてきている世の中は、速読はもはや成功の前提のように思える。しかし、いろいろな速読術を紹介した本を読んできたが、なかなか成果が見えてこない。なぜなら、「夢アンテナ」を張っていないからである。この本で紹介されたいわゆる「インテリジェンス読書」の目的さえ理解できれば、速読術が自然に身についてくると思う。
本書では、読書を「知的消費」と「知的生産」に分類させている。著者が後者を薦めているわけだが、私の個人的な考えでは、時間の使い方は人それぞれの勝手である。もちろん駄作は避けるべきであるが、そのために本の目利きが必要になる。それもどうやって得られるか、本書に書いてある。
その他の内容は:
*読書の初心者のための本の選び方
*得られた情報の管理方法
特に後者の章では、付箋やハイテク道具(パソコン、ICレコーダー)などの使い方が教えてある。情報をより効率的に活用するためにも、この部分を参考にしたみたら良いと思う。
情報がどんどんあふれてきている世の中は、速読はもはや成功の前提のように思える。しかし、いろいろな速読術を紹介した本を読んできたが、なかなか成果が見えてこない。なぜなら、「夢アンテナ」を張っていないからである。この本で紹介されたいわゆる「インテリジェンス読書」の目的さえ理解できれば、速読術が自然に身についてくると思う。
本書では、読書を「知的消費」と「知的生産」に分類させている。著者が後者を薦めているわけだが、私の個人的な考えでは、時間の使い方は人それぞれの勝手である。もちろん駄作は避けるべきであるが、そのために本の目利きが必要になる。それもどうやって得られるか、本書に書いてある。
その他の内容は:
*読書の初心者のための本の選び方
*得られた情報の管理方法
特に後者の章では、付箋やハイテク道具(パソコン、ICレコーダー)などの使い方が教えてある。情報をより効率的に活用するためにも、この部分を参考にしたみたら良いと思う。
2008年11月3日に日本でレビュー済み
この本は
「三度の飯より本が好きな人」
「本の読み方を学びたい人」
「本の選び方を学びたい人」
におすすめします。
読書法としては、『本は10冊同時に読め!』成毛眞、『ビジネスマンための「読書力」養成講座』小宮一慶 などの読書法本と同じような手法が多いですが、この本の素晴らしい所は、とりわけ著者の読書愛が伝わる点です。
「この本ともっと早く出合っていたら、自分の人生、変わっていたかもしれないな・・・」と思う本があります。(P.14)
しかし、本との出会いにも「適齢期」があるのです。もっと早く読んでいても、その時にはメッセージの価値を理解することはできなかった、
生かすこともできなかったはず・・・。
いま手にとった、まさにこのときが「読むタイミング」。本との出合いも一期一会です。(P.15)
人生が変わる本との出合いのために、本屋に行きたくなる一冊です。
「三度の飯より本が好きな人」
「本の読み方を学びたい人」
「本の選び方を学びたい人」
におすすめします。
読書法としては、『本は10冊同時に読め!』成毛眞、『ビジネスマンための「読書力」養成講座』小宮一慶 などの読書法本と同じような手法が多いですが、この本の素晴らしい所は、とりわけ著者の読書愛が伝わる点です。
「この本ともっと早く出合っていたら、自分の人生、変わっていたかもしれないな・・・」と思う本があります。(P.14)
しかし、本との出会いにも「適齢期」があるのです。もっと早く読んでいても、その時にはメッセージの価値を理解することはできなかった、
生かすこともできなかったはず・・・。
いま手にとった、まさにこのときが「読むタイミング」。本との出合いも一期一会です。(P.15)
人生が変わる本との出合いのために、本屋に行きたくなる一冊です。
2009年3月8日に日本でレビュー済み
単なる速読術や情報収集の仕方を説いているわけではない、本書。
自分と本との係わり合いのエピソードも随所に書かれていて、エッセイとして楽しめた。
「あぁ面白かった」という知的消費すなわち暇つぶしではなく、
知的「生産」のための読書、というものを薦める筆者。
もちろん、純粋なエンターテイメントのための読書と言うものあるが
読書することによって、自らが考えたり発想したりすることにこそ、価値がある
と筆者は説いている。
最終章の「一冊との出会いが人生を変える」以外にも、
随所に面白そうな本の紹介が挿入されつつあら筋も紹介されており、
ちょっとしたブックガイドの用も足してくれた。
自分と本との係わり合いのエピソードも随所に書かれていて、エッセイとして楽しめた。
「あぁ面白かった」という知的消費すなわち暇つぶしではなく、
知的「生産」のための読書、というものを薦める筆者。
もちろん、純粋なエンターテイメントのための読書と言うものあるが
読書することによって、自らが考えたり発想したりすることにこそ、価値がある
と筆者は説いている。
最終章の「一冊との出会いが人生を変える」以外にも、
随所に面白そうな本の紹介が挿入されつつあら筋も紹介されており、
ちょっとしたブックガイドの用も足してくれた。
2009年3月4日に日本でレビュー済み
多読、速読のノウハウがたくさん開陳されていますが、類似の
ハウツー本と大きく違うのが、「楽しそうな多読だなあ。苦しくない
速読だなあ」と感じさせるところがポイント。
「こう読むべき」「多読であるべき」「速読はこうあるべき」という
肩肘張った「がんばる読書」「苦役の読書」とは、まったく正反対の
楽しい読書のすすめ。
「ビジネス書だけでなく」「難しい本は事前に漫画や入門書を読む」、
「小説も気に入った作家を立て続けに読む」「最初から最後まで読む
必要はない」「全部あたり本であるわけがない」「読書は発想の道具と
割り切る」などなど。
しかも、ハウツーだけでなく、適宜、実際の書名を挙げて、
「こんな本には、こんないいことが書いてあった」「感動した」
「よかった」という薀蓄も欠かさない。「窓際のトットちゃん」の話なんか
再三登場し、それほど、著者の心に残った書であることが大変よくわかります。
線をひかないで、フセンをつける。で、フセン箇所を読み返して、自分の
血肉にしていく。最後に中島氏の読書十か条があって、とっても参考になる。
知的生産力を向上させるための読書、という意味で、さまざまなおもしろい
読書にまつわるTips満載で、おもしろかった。
ハウツー本と大きく違うのが、「楽しそうな多読だなあ。苦しくない
速読だなあ」と感じさせるところがポイント。
「こう読むべき」「多読であるべき」「速読はこうあるべき」という
肩肘張った「がんばる読書」「苦役の読書」とは、まったく正反対の
楽しい読書のすすめ。
「ビジネス書だけでなく」「難しい本は事前に漫画や入門書を読む」、
「小説も気に入った作家を立て続けに読む」「最初から最後まで読む
必要はない」「全部あたり本であるわけがない」「読書は発想の道具と
割り切る」などなど。
しかも、ハウツーだけでなく、適宜、実際の書名を挙げて、
「こんな本には、こんないいことが書いてあった」「感動した」
「よかった」という薀蓄も欠かさない。「窓際のトットちゃん」の話なんか
再三登場し、それほど、著者の心に残った書であることが大変よくわかります。
線をひかないで、フセンをつける。で、フセン箇所を読み返して、自分の
血肉にしていく。最後に中島氏の読書十か条があって、とっても参考になる。
知的生産力を向上させるための読書、という意味で、さまざまなおもしろい
読書にまつわるTips満載で、おもしろかった。
2009年11月8日に日本でレビュー済み
たぶん著者のファンの人からこのレビューは参考にならなかったとされてしまうかもしれないが
この本の内容は読書術ではなくて読書記になってしまっている。
いろんな本の感銘を受けた点を紹介しているが、それでは書評をまとめた本にすぎない。
タイトルを読書術にしてるのだから、whatではなくhowを書くべきだろう。
一応、それらしい章は第4章がそれにあたるのだと思うが、たった1つの章だけとは心元ない。
著者はエンターテインメント性を重視するとのことだが、問題解決型のタイトルを冠した
書籍に関しては、エンターテインメント性より問題解決法の提示が最優先されるべきだと
思う。
この本の内容は読書術ではなくて読書記になってしまっている。
いろんな本の感銘を受けた点を紹介しているが、それでは書評をまとめた本にすぎない。
タイトルを読書術にしてるのだから、whatではなくhowを書くべきだろう。
一応、それらしい章は第4章がそれにあたるのだと思うが、たった1つの章だけとは心元ない。
著者はエンターテインメント性を重視するとのことだが、問題解決型のタイトルを冠した
書籍に関しては、エンターテインメント性より問題解決法の提示が最優先されるべきだと
思う。